この記事は3936文字です。(読破予想時間:約9分22秒)
ブログやYouTubeチャンネルや自分のホームページなどの運営をしてる人で、何らかのSEO対策をやっているって人は多いと思います。
僕もその一人なんですが、いろいろやってみて少し分かった事をシェアしたいと思います。
自分の趣味など、やってみたい事を素直にウェブ上でやりつつ、何とか少しでもアクセスの向上を計ろうとする人と、最初からとにかく売れっ子アフィリエイターやトッププロガーや売れっ子YouTuberを目指して、やりたい事より、人気が出そうなジャンルに手を出そうと言う人。
完全なビジネスでのウェブ展開を除くと、個人でのウェブ展開は大雑把にこの二つのタイプがある様に思います。
まぁ、アフィリエイターやYouTuberもビジネスと言えない事もないですが。
僕の場合は、完全に前者で、人気が出るコンテンツであれば何でもいいと思ってる訳ではなく、明確に何をやりたいか決まってるタイプです。
僕と同じ様に、やりたい事を実行してるタイプの人の中には、アクセスが伸びないと悩んでおられる人も多いと思います。
僕も初期の頃よりは、ブログの有効アクセス数も少しは伸びていますし、YouTubeのアクセスも僅かですが、改善しました。
ただ、そこで闇雲に伸びないと嘆くのではなく、一回、自分のやりたいジャンルそのものの位置を見て欲しいのです。
特にYouTubeの場合、検索やYouTubeアナリティクスを利用して、自分の手を出しているジャンルの人気や、自分のコンテンツそのものが、そのジャンルの中でどれくらいの位置にいるのか調べる事も可能です。
最近、もの凄いアクセスとともに、莫大な収入を稼ぐYouTuberも何人か出て来て、一つの動画がアップして短期間で10万回再生だとか100万回再生だとかって話も頻繁に聞きます。
そこで、闇雲にそんな人達と比べても意味がないのです。
僕の場合で言うと、僕は古い楽曲のカバーを自分でアレンジして自分で歌って演奏して、YouTubeにアップするのをライフワークにしています。
◇昭和カバー曲集/皆見つかさ<再生リスト>
(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。 』)
※ご視聴頂いて良かったと思われた方は、お手数ですが、YouTubeへ移動して頂いて、是非、グッドボタンのクリックをお願い致します。(動画内のタイトル部分をクリックするとYouTubeへ飛ぶ事が出来ます)
YouTubeにアップされてる動画で、完全なオリジナルコンテンツのみで制作された、昭和の名曲のカバーを検索で調べてみると、短期間でのアクセスが何万もいってる様な動画はありません。
もちろん、有名人が別の有名人の名曲のカバーをしている動画を無断で権利無視でアップしているものなら、結構なアクセスがあるものも珍しくはないですが、僕が、ここで取り上げる話は、法にもルールにも触れない、あくまでオリジナルコンテンツとしてのカバー動画のみの話です。
カバー曲に関しては、他人の音源や映像・画像を使わず、自分で演奏して自分で歌う分には、YouTubeとJASRACの話し合いで決着がついて、ルール上でも法的な意味でも何の問題もありませんので、著作権の問題は一切ありません。
YouTube以外の動画サイトがどうなってるのかは知りませんが。
話を戻すと、そう言うオリジナルコンテンツとして、カバー曲をアップしている人で1万以上のアクセスがある動画は、ほぼ、何年も前にアップされて、経年による地道なアクセス増加で、短期間で一気に再生回数がアップしているものは、ほとんどないのが実情なのです。
古い曲のカバー曲より、今流行ってる曲の『歌ってみた』の方が、遥かに再生数が多い人気コンテンツです。
平たく言うと、古い名曲のカバーと言うジャンル自体が、人気コンテンツではないと言う事です。
普通に考えれば、旬を過ぎた楽曲達な訳ですから、いくら根強い人気があると言っても、一瞬の爆発力は既にないのが、当たり前と言えば当たり前なんですが。
しかも、本人ではなくカバーですし。
僕のカバー曲で言うと、ピンキーとキラーズの『恋の季節』で検索をかける人はいても、『恋の季節 カバー』で検索をかける人、すなわち、カバーが聴きたいって人はかなり少ないと言う事です。
◇恋の季節(カバー)/皆見つかさ
(『せっかくだから、少しでもいい音で音楽を楽しんで欲しい。 』)
※ご視聴頂いて良かったと思われた方は、お手数ですが、YouTubeへ移動して頂いて、是非、グッドボタンのクリックをお願い致します。(動画内のタイトル部分をクリックするとYouTubeへ飛ぶ事が出来ます)
『恋の季節 カバー』でGoogle動画検索をかけると、現時点では確かに僕の動画はトップページでヒットするのですが、『恋の季節 カバー』というワードで検索をかける人があまりいないのでは、SEO対策だけがいくら上手くいっててもそれだけでは、再生回数なんてそんなに伸びる筈がありません。
ただ、こういうコンテンツはやりたいからやってる人がほとんどで、人気があるからやってるって人はほぼいないと思います。
でも、人気があまりないと言う事を知らずに、10万再生とか100万再生を夢見てる人も多いのではないでしょうか?
絶対に無理かと言えば、そんな事は誰にも分かりません。
でも、そのジャンルの現状を把握する事で、そのジャンル内で、自分はうまくいってる方なのか、ダメな部類なのかを、しっかり分かっておく事は重要だと思います。
そうやって現状を把握した上で作戦を立てないと、まともな作戦を立てられるとは思えません。
例えるなら、プロ野球の人気チーム同士の観客動員を見て、草野球の大会で同じだけ稼げると考えて大会なんか開いたりしたら、無駄に広い観客席のある立派過ぎる球場を高い料金で借りたけど、ほとんど客席はガラガラで大赤字と言う事に間違いなくなってしまいます。
草野球の大会イベントで黒字を出したいのなら、それなりの分析と戦略が必要になってきます。
そこで、プロ野球並みの売り上げを見越した戦略なんて、現実離れしすぎていて上手くいく筈がありません。
今の僕の場合ですと、今までアップした曲が、2,3ヶ月でやっと100回再生を超えると言うペースで、別ジャンルの人気コンテンツに比べると、ミクロの世界です。
でも、この数字はこのジャンルにしては、実はそんなに悪くないのです。
ごく、数人の方が、僕の10倍くらいのペースで再生回数を稼いでおられますが、たかだか10倍の人がホントにごく数人いるという程度なのです。
僕の約10倍のペースと言うと、2,3ヶ月で1000再生超えくらいのペースです。
その数人を除くと、むしろ、いい方なのです。
その数人のトップグループの後続集団の中では、上位に入ってる訳です。
と言っても、たったこれだけではどうしようもないので、もっとアクセスを稼ぐ為の工夫をどんどんしていきたいとは思いますけど。
自己分析の結果だと、点時点では、ブログもレーベルのHPもYouTubeチャンネルもGoogleからの評価は決して悪くない様です。
競合するもの同士でかち合う場合、大抵、僕のコンテンツが上位に表示されてますし、SEO対策としては、そこそこ上手くいっている様です。
ただ、僕も初めの頃は、ジャンル自体の人気に差があると言う事に気付けず、ずっと無駄な努力を空回りさせてました。
タグを変えてみたり、いろいろ試した結果、急にアクセスが数日間なくなって、慌てて元に戻したりと、かなり迷走してました。
結局、弄りすぎて、うまくいってた他人の動画との関連づけも知らず知らずのうちに自分で外す行為をしていたのだと、なかなか、気付かなかったんです。
これも100万回再生の動画と、ジャンルも視聴者層も全然違うのに、勝手に比較して悲観して空回りしてただけなのだと今は理解してます。
冷静にジャンルやコンテンツそのものの分析が出来てこそ、自分に合った戦略が立てられるというものです。
それを知らないと、うまくいってる事すら気付かず、それすら僕みたいに崩しかねません。
取り敢えず、僕の今の10倍のペースで再生回数を獲得してる人はいる訳です。
まずは、そこへ並ぶ事が出来る様に戦略を立てる事からですね。
その人達のペースと並んでから、更に、それより上をいく方法を練るのが、より確実な方法なのではないかと思ってます。
今の所、歌や演奏の上手さは、あまり再生数に影響してないと分析してます。
チャンネル登録やリピート数には影響があると勝手に思ってはいるんですが。
実際に、「上手いなこの人」って思ったカバー曲が、20数回しか再生されてなくて、しかもアップロードされた日付けを見ると、5年以上も前の動画だったって事もありますし、その逆で、「・・・・」って動画が、僅かな期間で2000とか3000とか再生されてるものもあります。
勿論、再生されてすぐにストップボタンを押される様では、数字だけが伸びて、たくさんの人に聴いて貰うと言う本来のコンセプトからは離れた、意味のないものになってしまうので、動画の内容がどうでもいい訳ではないと思います。
いい物を作った上で、いかにたくさんの人に見て貰えるかと言う対策を考えていくのが本筋なんでしょう。
僕自体、何の実績もないので、その対策をレクチャーする事は出来ませんが、ほんのちょっと気付いた事を経験の中から、話させて貰いました。
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