今のご時世、前例がないとか言い出すとけっこう危ない | 皆見つかさ 公式ブログ 〜ソロアーティストの脳内と日常

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この記事は2932文字です。(読破予想時間:約6分58秒)

 

「こんな奴、売れる筈がない」

売れたいと思っているミュージシャンは皆、多かれ少なかれ、誰かにこんな風に思われてるんだろうなって感じた事があるのではないでしょうか?

僕もそれは何度もあります。

実際にミュージシャンの中で売れる人は、ごく一部の人だけなので「まさか自分の身近な人間が」と考える人もいれば、そのミュージシャン自身を見くびってる場合もあるでしょう。

心の中でそんな風に思ったり、それを口に出したりする側からすれば、売れる人の割合から言ってもそれは高確率で当たる事なので、まるで、そいつらに先見の明があったかの様に思われてしまうのは何とも悔しい話です。

こんなもの気にしなければいいだけの話だと言ってしまえばそれまでなんですが、以前『アドバイスにならないアドバイス』と言う記事でも話した通り、「気になる」と言ってる人に「気にするな」ではアドバイスにもなりません

アドバイスと呼べる物を相手にしてあげたいのなら、気にならなくなるにはどうすればいいかを口にしてあげて、初めてアドバイスと呼べる物になるんです。

この件に関しては、僕もそんなにたくさんのアドバイスがある訳ではありませんが、一つだけ確かな事があります。

要は、売れてしまえばいいんです。

これで、この悩みは解決です。

そんな事当たり前じゃないかって程度の事しか言えませんが、僕も結局、その為と言う訳ではないですが、前へ進み続けるしかない一人なんです。

これを読みながら、やはり「こんな奴売れる筈がない」と思ってる人は、今も必ずいる筈です。

根拠のないものもあれば、自分の好みと物差しだけのものもあるでしょう。

そして、僕の様な年齢になってくると年齢を基準に「売れる訳がない」と思う人も年々増えてくるんです。

自分自身、確かに厳しいとは思っています。

だから、「無理だ」と判断する人の気持ちも分かります。

しかし、「厳しい」と「無理だ」は違います

確率から行くと、年齢が高くなればなる程、売れない確率も上がっていくのは事実ですから、年々厳しくなるのも事実です。

しかし、僕は諦めるつもりはありません

だって、まだ、僕の作品を理解出来る可能性のある人全てに、僕の曲を聴かせた訳じゃないですから

僕は、そんな風に思っています。


以前、スーザン・ボイルと言う天才シンガーが世に出た時、随分話題になりました。

その時の彼女の年齢は実に47歳でした。

僕は、この方を例に出して激励された事があるのですが、それはちょっと違うと思うんですね。

激励してくれた気持ちだけは有り難く頂戴しておきますけど。

「スーザン・ボイルもあの歳で世に出たんだから、頑張ればいける!」

要約すると、そんな内容の激励の言葉だったと記憶してます

そこでその言葉の何がちょっと違うのかと言うと、正直、僕も含めて僕の様に長年音楽を続けてる人間にとっては、スーザン・ボイルはリスペクトの対象ではあるけど、全然シンパシーを感じる相手じゃないんです。

おそらくある程度のキャリアがあるミュージシャンの人達の中には既に、僕が何を言わんとしてるか気付いてる人がたくさんいてるのではないかと思います。

何が違うって、実は、何度も既に答えを言ってますが、僕達は長年音楽活動をしてきてる訳です。

でも、スーザンは違います。

あの歳まで音楽活動とは無縁で、突然、歌手になろうとオーディションを受けて、観客と審査員の度肝を抜いて、一躍有名になった人なんです。

つまり、彼女は47歳の新人だった訳です。

そこが僕達とは違う所であり、彼女の凄い所なんです。

僕も昔から音楽は好きでしたけど、もし、僕がただの音楽好きのままスーザンの歳まで音楽活動をせずにくすぶってたとしても、おそらく、そこから歌手やミュージシャンになろうなんて夢にも思わなかったと思います。

しかし、僕達は違います。

もう長年、音楽をやってきてるんです。

今や、大抵の有名ミュージシャンより、ミュージシャンとしては先輩になるんです。

有名か無名かの違いだけで、これは事実なんです。

僕の知る限り、47歳でデビューと言うのは、最年長です。

言い方を変えて、これ以上の歳の人が世に出た前例はないと言う言い方も出来るでしょう。

確かに、僕も今は、当時のスーザンの歳より上になりましたけど、さっき言った通りその前例と僕達は比べようなんてないんですが、世間は年齢の方にどうも注目しがちで、何もかもが全然違うと言う事には案外気付きません

まぁ、そこは実際どうでもいいんですけど。

僕が今、頭の中で思ってる事はそれじゃないんです。

一昨日、『新世界が構築される今だからこそアーティストは・・・』って記事で書きましたが、音楽業界と言う古いビジネスモデルにヒビが入りかけて、どんどん新たなビジネスモデルを構築していこうと新勢力が台頭して来ている今、「前例がない」などと言ってる人がちょっとヤバいんじゃないの?って事なんです。

新たに何かを構築しようとする勢力にとっては、「前例がない」なんて言葉は辞書に載ってませんって感じでしょう。

しかし、従来勢力の人達は、どうでしょう。

前例がない事を成功させれば快挙だし、失敗すれば「ダメだったか」で次へ進めばいいだけの事なんじゃないのかなって思う訳です。

こんな時代だからこそ尚更。

新勢力も従来勢力も今が攻め時だと思うんですが、長く続いた牙城の中にいると人はついつい守りに入ってしまうものです。

従来のビジネスモデルが順調だった時代ならば、それもアリでしょう。

前例なんておかまいなしに、夢を持って仕事を進めようとする若い社員と、前例に従ってリスクを回避する役割を担うベテランがいてバランスが取れると言うのもあると思います。

しかし、今は、違います。

その前例のあるものに徐々にヒビが入り始めてる訳です。

もう前例と言うものの意味が薄れてきていると言う話です。

以前なら、「前例がない」などと言い始めるとそれは、単純に枯れ始めた証拠くらいのものだったでしょう。

でも、今のご時世、「前例がない」なんて言い出すと淘汰される側の仲間入り決定とまで思ってしまう程です。


何かこんな話をしていると、まるで、僕達の様な前例のないアーティストにどんどん目を向けてくれと言ってる様に聞こえるかも知れません。(笑)

でも、結果そう伝わっても問題ありません。

そうい意図はありませんが、そういう望みがあるのは事実ですから。

そういう意図で書いてるのではなく、何となく、夢のある若い世代と守りに入ったベテラン世代の会社でのやり取りなんかが頭の中に出てきて、とりとめもない話を書いているだけと言うのも事実なんです。

そして、それが、自分達と被る話であると言うもの事実だってだけです。

何か年齢の話とか、文章にすると悲壮感漂う感じがしないでもないですが、実際は、あまり歳なんて気にせず日々音楽を楽しんでるだけなんですけどね。≧(´▽`)≦

いやいや。

今回は、ホントにとりとめもなければ、オチもない。(-""-;)

久々の、リアルタイム脳内の公開になってしまった様で。

こんな時にはいつも言ってますが、今回も言わせて貰います。

これもこのブログのコンセプトの一つです。( ̄^ ̄)イバリン!

それではまた次回!≧(´▽`)≦


☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*

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