2019年ペナントレース優勝の条件 | 【ブログ】神の一手

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ただいま暴走中~~ m(_ _ )m

プロ野球シリーズです。

昨日の巨人の試合ですが、試合結果は、

巨人 3 - 5  DeNA

この試合、5回までは、少ないヒットでも、効率よく得点。

試合巧者ぶりを見せた巨人でしたが、
その後の投手の継投に失敗です。

連勝は、止まってしまいましたが・・。

その裏には、隠された真の狙いがあるのかも?

ということで、本日は、ちょっと大きく

「2019年ペナントレース優勝の条件」

をテーマにしてみたいと思います。


昨日の当連載では、今年のセントラルリーグ、本塁打が非常に多く出ているという 現象について書きました。 セントラルリーグの今年の傾向2019

シーズン終了後に、どのくらいの本塁打が出そうか?と言えば、900~1000本ぐらいが推定され、 2003年・2004年の本塁打最高レベルに近い数字が出そうな勢いです

さて、それでは、問題です。

今年が、実際にそのようなシーズンとなったなら、どのようなチームが優勝に近いのでしょうか?。

2003年・2004年のペナントレースを振り返って見たいと思います。


それぞれの年の1位~3位のチームは?というと
 
【2003年】
順位 チーム 試合数 勝利 敗戦 引分 勝率 ゲーム差
阪神 140 87 51 630  
中日 140 73 66 525 14.5
巨人 140 71 66 518 15.5
 
【2004年】
順位 チーム 試合数 勝利 敗戦 引分 勝率 ゲーム差
中日 138 79 56 585  
ヤクルト 138 72 64 529 7.5
巨人 138 71 71 526 8.0

どちらの年も1位のチームが独走しています。

そして、2003年の阪神は、
名前 登板数 防御率
吉野誠 56 3.27
安藤優也 51 1.62
ウィリアムス 52 1.54

50試合以上登板した、安定した中継ぎ・リリーフ陣がおり、

そして、2004年の中日では、
名前 登板数 防御率
平井正史 40 3.06
岩瀬仁紀 58 1.41
落合英二 61 1.77
大塚晶文 51 2.09

こちらも強力な中継ぎ・リリーフ陣を擁していました。


「本塁打が多い」ということは、少ない年に比べ、 投手にかかる負担が大きい年と言えるわけで、

そうなると、先発陣が長いイニング持ちにくいということになるのでしょう。

早めの継投の出来るチームが上位に来たという事でしょうか。


この2年間は、特にホームランの多い年でしたが、 もう少し真近で、比較的(本塁打の)多い年を上げてみると

2010年が挙げられます。

この年は、1位~3位までが僅差で優勝が混沌とした年です。
 
【2010年】
順位 チーム 試合数 勝利 敗戦 引分 勝率 ゲーム差
中日 144 79 62 560  
阪神 144 78 63 553 1.0
巨人 144 79 64 552 1.0

毎年のように投手の継投で乗り切る中日・阪神に混じって巨人が優勝争いに加わっているのが、この年。

2010年の優勝チームの中日では、
名前 登板数 防御率
浅尾 拓也 72 1.68
岩瀬 仁紀 54 2.25
小林 正人 36 2.14
鈴木 義広 41 3.19
高橋 聡文 63 1.61
平井 正史 46 2.20

2003年・2004年の優勝チームに見られるように、 連戦に耐えられる強力な中継ぎ・リリーフ陣を擁しており

また、2010年2位の阪神は?というと、
名前 登板数 防御率
久保田 智之 71 3.20
西村 憲 65 3.89
藤川 球児 58 2.01
渡辺 亮 61 2.65

中日ほどではなくとも、かなり強力な中継ぎ・リリーフ陣。

そして、3位の巨人と言えば、先発完投型の伝統を持つチームですが、2010年は、それでも・・。
名前 登板数 防御率
越智 大祐 59 3.20
久保 裕也 79 2.77
高木 康成 21 1.09
MICHEAL 37 1.93
山口 鉄也 73 3.05

強力な中継ぎ陣を擁していました。

2019年も「中継ぎ・リリーフ陣の強い所が優勝する?」かどうかは、わかりませんが、

投手に負担がかかる以上、継投のできるチームが長丁場のペナントレースでは、有利なのかもしれません。


ちなみに、昨年2018年も2010年ほどではありませんが、 本塁打の(比較的)多く出た年です。

2018年の優勝は広島。広島の中継ぎ・リリーフ陣は?というと。
名前 登板数 防御率
アドゥワ 誠 53 3.74
一岡 竜司 59 2.88
ジャクソン 48 2.76
中﨑 翔太 68 2.71
フランスア 47 1.66

連投に耐える強力な中継ぎ・リリーフ投手が優勝を支えていたのです。


ところで、そう考えると、

当文章の始めの方で挙げた「その裏に隠された真の狙いがあるのかも?」という問いの答えが見えてきます。

先を見越して、 春先で余裕のある内に「中継ぎ・リリーフ陣の育成と準備」をしておきたいという采配の一環に見えてきます。

一手先を読む采配は、さすが巨人の監督さんです。


中継ぎ・リリーフ陣の皆さんには、監督さんの期待に応えられるよう頑張って欲しいと思います。

今年は、中継ぎ・リリーフ陣が脚光が浴びる年となるかもしれません。
 
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