プロ野球シリーズです。
昨日の巨人の試合ですが、試合結果は、
巨人 3 - 5 DeNA
この試合、5回までは、少ないヒットでも、効率よく得点。
試合巧者ぶりを見せた巨人でしたが、
その後の投手の継投に失敗です。
連勝は、止まってしまいましたが・・。
その裏には、隠された真の狙いがあるのかも?
ということで、本日は、ちょっと大きく
昨日の当連載では、今年のセントラルリーグ、本塁打が非常に多く出ているという 現象について書きました。 セントラルリーグの今年の傾向2019
シーズン終了後に、どのくらいの本塁打が出そうか?と言えば、900~1000本ぐらいが推定され、 2003年・2004年の本塁打最高レベルに近い数字が出そうな勢いです
さて、それでは、問題です。
今年が、実際にそのようなシーズンとなったなら、どのようなチームが優勝に近いのでしょうか?。
2003年・2004年のペナントレースを振り返って見たいと思います。
それぞれの年の1位~3位のチームは?というと
どちらの年も1位のチームが独走しています。
そして、2003年の阪神は、
50試合以上登板した、安定した中継ぎ・リリーフ陣がおり、
そして、2004年の中日では、
こちらも強力な中継ぎ・リリーフ陣を擁していました。
「本塁打が多い」ということは、少ない年に比べ、 投手にかかる負担が大きい年と言えるわけで、
そうなると、先発陣が長いイニング持ちにくいということになるのでしょう。
早めの継投の出来るチームが上位に来たという事でしょうか。
この2年間は、特にホームランの多い年でしたが、 もう少し真近で、比較的(本塁打の)多い年を上げてみると
2010年が挙げられます。
この年は、1位~3位までが僅差で優勝が混沌とした年です。
毎年のように投手の継投で乗り切る中日・阪神に混じって巨人が優勝争いに加わっているのが、この年。
2010年の優勝チームの中日では、
2003年・2004年の優勝チームに見られるように、 連戦に耐えられる強力な中継ぎ・リリーフ陣を擁しており
また、2010年2位の阪神は?というと、
中日ほどではなくとも、かなり強力な中継ぎ・リリーフ陣。
そして、3位の巨人と言えば、先発完投型の伝統を持つチームですが、2010年は、それでも・・。
強力な中継ぎ陣を擁していました。
2019年も「中継ぎ・リリーフ陣の強い所が優勝する?」かどうかは、わかりませんが、
投手に負担がかかる以上、継投のできるチームが長丁場のペナントレースでは、有利なのかもしれません。
ちなみに、昨年2018年も2010年ほどではありませんが、 本塁打の(比較的)多く出た年です。
2018年の優勝は広島。広島の中継ぎ・リリーフ陣は?というと。
連投に耐える強力な中継ぎ・リリーフ投手が優勝を支えていたのです。
ところで、そう考えると、
当文章の始めの方で挙げた「その裏に隠された真の狙いがあるのかも?」という問いの答えが見えてきます。
先を見越して、 春先で余裕のある内に「中継ぎ・リリーフ陣の育成と準備」をしておきたいという采配の一環に見えてきます。
一手先を読む采配は、さすが巨人の監督さんです。
中継ぎ・リリーフ陣の皆さんには、監督さんの期待に応えられるよう頑張って欲しいと思います。
今年は、中継ぎ・リリーフ陣が脚光が浴びる年となるかもしれません。
昨日の巨人の試合ですが、試合結果は、
巨人 3 - 5 DeNA
この試合、5回までは、少ないヒットでも、効率よく得点。
試合巧者ぶりを見せた巨人でしたが、
その後の投手の継投に失敗です。
連勝は、止まってしまいましたが・・。
その裏には、隠された真の狙いがあるのかも?
ということで、本日は、ちょっと大きく
「2019年ペナントレース優勝の条件」
をテーマにしてみたいと思います。昨日の当連載では、今年のセントラルリーグ、本塁打が非常に多く出ているという 現象について書きました。 セントラルリーグの今年の傾向2019
シーズン終了後に、どのくらいの本塁打が出そうか?と言えば、900~1000本ぐらいが推定され、 2003年・2004年の本塁打最高レベルに近い数字が出そうな勢いです
さて、それでは、問題です。
今年が、実際にそのようなシーズンとなったなら、どのようなチームが優勝に近いのでしょうか?。
2003年・2004年のペナントレースを振り返って見たいと思います。
それぞれの年の1位~3位のチームは?というと
【2003年】
順位 | チーム | 試合数 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | ゲーム差 |
1 | 阪神 | 140 | 87 | 51 | 2 | 630 | |
2 | 中日 | 140 | 73 | 66 | 1 | 525 | 14.5 |
3 | 巨人 | 140 | 71 | 66 | 3 | 518 | 15.5 |
【2004年】
順位 | チーム | 試合数 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | ゲーム差 |
1 | 中日 | 138 | 79 | 56 | 3 | 585 | |
2 | ヤクルト | 138 | 72 | 64 | 2 | 529 | 7.5 |
3 | 巨人 | 138 | 71 | 71 | 3 | 526 | 8.0 |
どちらの年も1位のチームが独走しています。
そして、2003年の阪神は、
名前 | 登板数 | 防御率 |
吉野誠 | 56 | 3.27 |
安藤優也 | 51 | 1.62 |
ウィリアムス | 52 | 1.54 |
50試合以上登板した、安定した中継ぎ・リリーフ陣がおり、
そして、2004年の中日では、
名前 | 登板数 | 防御率 |
平井正史 | 40 | 3.06 |
岩瀬仁紀 | 58 | 1.41 |
落合英二 | 61 | 1.77 |
大塚晶文 | 51 | 2.09 |
こちらも強力な中継ぎ・リリーフ陣を擁していました。
「本塁打が多い」ということは、少ない年に比べ、 投手にかかる負担が大きい年と言えるわけで、
そうなると、先発陣が長いイニング持ちにくいということになるのでしょう。
早めの継投の出来るチームが上位に来たという事でしょうか。
この2年間は、特にホームランの多い年でしたが、 もう少し真近で、比較的(本塁打の)多い年を上げてみると
2010年が挙げられます。
この年は、1位~3位までが僅差で優勝が混沌とした年です。
【2010年】
順位 | チーム | 試合数 | 勝利 | 敗戦 | 引分 | 勝率 | ゲーム差 |
1 | 中日 | 144 | 79 | 62 | 3 | 560 | |
2 | 阪神 | 144 | 78 | 63 | 3 | 553 | 1.0 |
3 | 巨人 | 144 | 79 | 64 | 1 | 552 | 1.0 |
毎年のように投手の継投で乗り切る中日・阪神に混じって巨人が優勝争いに加わっているのが、この年。
2010年の優勝チームの中日では、
名前 | 登板数 | 防御率 |
浅尾 拓也 | 72 | 1.68 |
岩瀬 仁紀 | 54 | 2.25 |
小林 正人 | 36 | 2.14 |
鈴木 義広 | 41 | 3.19 |
高橋 聡文 | 63 | 1.61 |
平井 正史 | 46 | 2.20 |
2003年・2004年の優勝チームに見られるように、 連戦に耐えられる強力な中継ぎ・リリーフ陣を擁しており
また、2010年2位の阪神は?というと、
名前 | 登板数 | 防御率 |
久保田 智之 | 71 | 3.20 |
西村 憲 | 65 | 3.89 |
藤川 球児 | 58 | 2.01 |
渡辺 亮 | 61 | 2.65 |
中日ほどではなくとも、かなり強力な中継ぎ・リリーフ陣。
そして、3位の巨人と言えば、先発完投型の伝統を持つチームですが、2010年は、それでも・・。
名前 | 登板数 | 防御率 |
越智 大祐 | 59 | 3.20 |
久保 裕也 | 79 | 2.77 |
高木 康成 | 21 | 1.09 |
MICHEAL | 37 | 1.93 |
山口 鉄也 | 73 | 3.05 |
強力な中継ぎ陣を擁していました。
2019年も「中継ぎ・リリーフ陣の強い所が優勝する?」かどうかは、わかりませんが、
投手に負担がかかる以上、継投のできるチームが長丁場のペナントレースでは、有利なのかもしれません。
ちなみに、昨年2018年も2010年ほどではありませんが、 本塁打の(比較的)多く出た年です。
2018年の優勝は広島。広島の中継ぎ・リリーフ陣は?というと。
名前 | 登板数 | 防御率 |
アドゥワ 誠 | 53 | 3.74 |
一岡 竜司 | 59 | 2.88 |
ジャクソン | 48 | 2.76 |
中﨑 翔太 | 68 | 2.71 |
フランスア | 47 | 1.66 |
連投に耐える強力な中継ぎ・リリーフ投手が優勝を支えていたのです。
ところで、そう考えると、
当文章の始めの方で挙げた「その裏に隠された真の狙いがあるのかも?」という問いの答えが見えてきます。
先を見越して、 春先で余裕のある内に「中継ぎ・リリーフ陣の育成と準備」をしておきたいという采配の一環に見えてきます。
一手先を読む采配は、さすが巨人の監督さんです。
中継ぎ・リリーフ陣の皆さんには、監督さんの期待に応えられるよう頑張って欲しいと思います。
今年は、中継ぎ・リリーフ陣が脚光が浴びる年となるかもしれません。
【神の一手】作者プロフィール
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性別 | 男性 | |
出身地 | 東京都 | ||
血液型 | AB | ||
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