【エッセイ】サッカー日本代表が置かれている現状~「UEFAネーションズリーグ」が始まった・・。 | 【ブログ】神の一手

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今回は、サッカーについてのお話です。

日本のサッカー事情にのみ目を向けていると、 時々、世界の流れから取り残されていることに気付くことがあります。

今回は、新たに始まった国際大会が、日本を含む世界の各国に 大きな影響を与えているというニュースを採りあげてみたいと思います。
 

最近、欧州では「UEFAネーションズリーグ」という大きな国際大会が
始まったそうです。

この「UEFAネーションズリーグ」とは何か? と言うと、
 
UEFA 欧州サッカー連盟
ネーションズ 「nation」の複数形で、「国民」とか「国家」

というわけで、
「欧州サッカー連盟の加盟国同士の国対抗の新しい大会」となります。


今年の9月より試合が始まった新しい大会です。


この新設された新しい大会の始まりが、 世界中に大きな影響を与えることになったわけですが、

その原因は、開催日程にあります。


国際Aマッチデーと呼ばれる日に開催されるのです。


国際Aマッチデー(あるいは、ウィーク)というのは、

国際サッカー連盟(FIFA)が定めた 「国同士が試合をおこなうために用意されている空き日程」です。

通常、国同士の親善試合は、この空き日程を利用しておこなわれます。


その日程に「UEFAネーションズリーグ」の日程が重なってしまっているため、 欧州の国との対戦が、これまでより格段に難しくなってしまったのです。

※実は、この国際Aマッチデーにおこなう試合は 「UEFAネーションズリーグ」だけではありません。
「ワールドカップ予選」もこの日程内でおこなわれますし、 「ユーロ2020」という大会もそうです。
簡単に言えば、さらに1つの大きな国際大会が開催されることになったため、 欧州各国の空き日程が激減してしまったという理解でかまわないと思います。



欧州各国は、サッカーの技術でも戦術面でも世界最高レベルの地域ですので、 この地域との試合が制限されるのは、 日本を含めた欧州以外の世界各国にとって痛手です。


厳密に言えば、それでも、まだ空き日程は存在するので、 試合を組むことが完全に不可能という訳ではないはずですが、

欧州各国との対戦は、どの国でも人気カードですので、 少なくなった空き日程に各国の対戦希望が集中することとなります。

と同時に、

国際Aマッチウィークには「同一大陸内、開催ルール」があるため、 これらの大会が組まれている期間は、欧州への遠征が必須。

もし、日本国内へ欧州各国を招待したい場合は、 これらの日程が、すべて重ならない時期にしかできないということになります。


数年前に出来た「国際Aマッチウィーク」期間中の「同一大陸内、開催ルール」だけでも、 アジアに属する日本には、(親善)試合を組む上で、かなり不利な状況になっていますが、

それが、さらに厳しくなっているというのが、 今日、日本が置かれている状況です。


 
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