ワールド杯アジア枠増の意味する所~FIFAランキングの重要度UPか?(サッカー) | 【ブログ】神の一手

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次のワールド杯であるカタールワールド杯から ワールドカップに出場できる国が増えると言われています。

正式には、6月の総会によって決定されますが、

決まれば、これまであまり重要視されていなかったFIFAランキングが 脚光をあびることになるのではないか?。

これが、当シリーズ連載のテーマです。


さて、今回ですが、

「ワールド杯出場国が増える。」このことが何を意味するのか?について考えてみたいと思います。

ワールド杯アジア枠増の意味する所

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【FIFAランキングの重要度UPか?】シリーズバックナンバー
 
実際に32->48ヶ国へとワールド杯出場国が増えた場合、 どの地域の国の出場枠が増えるのでしょうか?

現在予想されている出場国枠の(増加)表は、次のようになっています。
地域 48ヶ国 32ヶ国
ヨーロッパ 16 (14)
南米 (4.5)
北中米カリブ 6.5 (3.5)
アフリカ (5)
アジア 8.5 (4.5)
オセアニア (0.5)

アジア地域は、特に4.5 -> 8.5と出場枠が倍近くまで増えます。

これならば、少々チームの状態が悪くとも、ワールド杯出場は、確実と思われる人も多いでしょう。


ワールド杯に出場するだけであれば、実際にそうなんですが・・。


出場国が32->48ヶ国に増えれば、やはり、必ずしも今までと同じということではなくなってきます。

例えば、
グループリーグに勝って、決勝トーナメントに進出してもベスト32です。

これまでは、決勝トーナメントへと進出するとベスト16となっていたことを考えれば、 同じ位置まで勝ちあがるためには、決勝トーナメントで勝ち星を上げることが必要になります。

これまで、日本代表は、決勝トーナメントへと進出できれば、 一定の評価がなされていましたが、

出場国増が決まれば、決勝トーナメントへと進出するのは最低限とか 当然といったことになってくるでしょう。

しかし、この決勝トーナメントへの進出は、第3回で書いた通りボット2までに 入ることが出来なければ、非常に難しいものになってしまいます。

そして、詳しくは、【時スタ】第2ボット入り競争は始まるか?で書きましたが、 そのためのボーダーラインとなりそうなのが、FIFAランキング40位ぐらいです。

そんな訳で、日本代表がワールド杯で有利な組み合わせを実現するためには、アジア予選に勝つだけでなく、FIFAランキングを維持する必要が出てきているのです。


ところで、FIFAランキングを上げるためには、どうすればよいでしょうか?。


日本代表が、ワールド杯へ出場するためには、アジア予選を勝ち抜く必要がありますが、 この予選の成績は、FIFAランキングに大きく影響を与えると言われています。

FIFAランキングの算出の仕方も新しくなっているそうで、 公式大会(地域のアジア杯など)の成績が重視されるものとなっているそうなのです。

そのため、予選突破は、より上位で勝ち抜いた方が、 FIFAランキングが上がることが予想されます。

そのため、確かにアジアには、8.5枠がありますが、実際に8.5番目で、 ワールド杯に滑り込んだとしても、事前抽選で分類されるのは、ほぼボット3。

(これまでにも、何回も述べていますが、) ボット3に分類されて、グループリーグを勝ち抜くというのは、 非常に難しくなることが予想されるのです。


決勝トーナメント進出(ベスト32)を前提として考えるならば、 ボット2入りを目指すべきで、

できるだけ上位でアジア杯予選を突破しなければならないのです。


出場枠が増えて、一見、楽になったように思えるワールド杯出場国増ですが、 勝ち上がるためのハードルまでが低くなっているわけではありません。

アジア枠の下位でワールド杯に出場しても日本代表が求めるものは、 おそらく、そこにはないと思うのです。

 
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