来年(=2019年)の新基準(外国人選手枠の変更)~サッカーJリーグ | 【ブログ】神の一手

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ただいま暴走中~~ m(_ _ )m

今日は、1月2日です。

お正月真っ最中~ということで、当然のように新しいニュースもなく、 宿題となっている【サッカー】外国人枠の変更を書いてしまう事にしました。
 

来年(=2019年)の新基準(外国人選手枠の変更)

このサイトのサッカー談議は、 とあるサッカーサイトの裏サイトになります。 表のサイトでは、さすがに書けないなぁという内容を書ける範囲で書いちゃおうというサイトです。

前回のサッカーの話題では、2019年から導入される「 スタジアム基準 」について書きました。

そして、今回は、もうひとつの目玉「外国人枠の変更」についてです。
 

【2019年の外国人選手枠(J1・J2・J3)】

1、登録については、無制限。

2、「ベンチ入りメンバー」と「試合同時出場可能人数」は同じで 「J1」-5人。「J2&J3」-4人が上限と決定したそうです。

3、昨年まであった「アジア枠」は、廃止。

ちなみに、昨年までは、J1リーグで、外国人枠3名。
登録することができる外国籍選手(Jリーグ提携国除く)は、1チーム5名以内となっていました。

なお、この外国人枠には、外国人であってもJリーグ提携国(昨年11月現在で、アジアの8ヶ国)の 国籍を持つ選手は含まれないそうです。


昨今、日本代表の試合などでは、海外組と国内組の(選手の)レベルの差が大きすぎることが、 今後の日本サッカーを考える上での懸念材料として挙げられることが多くなってきています。

今回の外国人枠の拡大は、その問題に対する早急な対策の一つなのでしょう。


ところで、

サッカーというものは、一人うまい選手が入っても、なかなか活躍できないスポーツです。

良いパスがもらえなければ、活躍は難しいというケースは多くて、 上手い選手が1人であれば、相手チームが3人がかりでマーク、 (良い)パスを通させないということは、ある程度可能です。

今回決定されたJ1の5人という人数は、ゴールキーパーを除いたピッチ内の選手の内、 半分を外国の選手の起用が出来るということで、 これだけ多ければ、各チームがうまく活用することで、 サッカーのレベルをかなり引き上げることが期待できそうです。

レベルの高い外国人選手を多く出場させることで、Jリーグ(特にJ1リーグ)のレベルを上げ、 質の高いプレーのできる日本人選手の育成の場につなげようという意図の見られる変更と言えるでしょう。

レベルの高い選手の育成には、その育成に見合ったレベルの舞台(=試合)が必要です。


ところで、 次の表は、日本人選手の推定市場価格(2018年12月)のランキング表です。
 
(単位)万ユーロ
中島翔哉 ポルティモネンセ 1500
武藤嘉紀 ニューカッスル 1000
香川真司 ドルトムント 800
酒井宏樹 マルセイユ 800
乾 貴士 ベティス 750
吉田麻也 サウサンプトン 700
岡崎慎司 レスター 600
大迫勇也 ブレーメン 600
本田圭佑 メルボルンV 400
原口元気 ハノーファー 400
久保裕也 ニュルンベルク 400
南野拓実 ザルツブルク 400
13 長友佑都 ガラタサライ 350
13 森岡亮太 アンデルレヒト 350
13 昌子源 鹿島 350
16 清武弘嗣 C大阪 325
17 柴崎 岳 ヘタフェ 300
18 堂安 律 フローニンヘン 250
19 小林 悠 川崎 230
20 金崎夢生 鳥栖 200
20 宇佐美貴史 Fデュッセルドルフ 200
20 杉本健勇 C大阪 200
20 小林祐希 ヘーレンフェーン 200
20 浅野拓磨 ハノーファー 200
20 伊藤達哉 ハンブルク 200

最近では、かなり若い内から海外に出て経験を積む選手が増えてきました。 そして、サッカーのレベルを上げるには、実際、その方が有利と言われています。

この表によると、上位は欧州在籍の選手が占めますが、 20位ぐらいになってくると海外在籍選手も国内在籍選手も両方含まれてきます。


ということは、

日本サッカーのレベルが上がってくれば、 この辺りよりもう少し上のところの選手育成までは、 日本でカバーできるのでは?という話になってこないでしょうか?。

そのレベルまでなら「日本での育成も可能。」と。

おそらくは、早すぎる年齢の海外進出には、 一定の「まった」がかかってくるのではないでしょうか。


無理をして若い内から海外へ挑戦していかなくとも ステップアップで欧州上位リーグへとダイレクトで挑戦できる日がいずれ実現するかもしれません。

すぐには無理としても、 未来への展望としては、良いねらいと言えるのではないでしょうか。(神の一手)

 
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