不登校 昼夜逆転はダメなのか? | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

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不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

まさです.
 
 

昼夜逆転をさせたくない

 

 

そう思っているお母さん,たくさんいらっしゃると思います.

 

 

もちろん,本人が「しようと思わない」という意思を持っているなら別だけど

 

 

僕は,昼夜逆転はしちゃった方がいいと思ってます.

 

 

なぜなら,昼夜逆転は,心が元気になっていくための必要なプロセスだと思っているから.

 

 

 

 

 

 

僕が今までかかわってきたお母さん方のお子さんを思い起こしても

 

 

「昼夜逆転する自分はダメ」という理由で昼夜逆転しないように頑張っている子や

 

 

昼夜逆転はしないように親から言われて,そうならないようにしている子で

 

 

元気になった子を僕は知りません.

 

 

逆に,親が昼夜逆転を問題と思わず,昼夜逆転した子の多くは

 

 

心が元気になる方向に進んでいます.

 

 

 

 

 

 

もちろん,我が家もそうだし,今だって息子は昼夜逆転することありますよ.

 

 

それでも,予定があるときは,ちゃんと朝起きて行動します.

 

 

 

 

 

 

だから,まず声を大にして言いたいのは

 

 

昼夜逆転は,何の問題もない! ということ.

 

 


 

 

 

 

日中は,学校に行けない罪悪感や劣等感を感じやすいものです.

 

 

日中は,家族の視線を感じやすいものです.

 

 

日中は,家族の中に入っていけない疎外感を感じやすいものです.

 

 

 

 

 

 

夜中に,誰からの干渉も受けず,たった一人の時間を過ごすことで,気が休まったりします.

 

 

騒がしい昼間よりも,静かな夜の方が緊張せずに済むから

 

 

自分の気持ちも感じやすい.

 

 

そういう環境だと,自己対話しやすいんです.

 

 

子供は,自分のことをちゃんと考えてますから.

 

 

親が思う何倍も,自分自身のことを考えてますから.

 


 

 

 

 

 

で,まずは,気持ちが落ちていきます.

 

 

「落ち込んでる子供に,さらに気持ちが落ちてほしくない」と思うかもしれませんね.

 

 

でも,落ちた方がいい.

 

 

どん底まで行っちゃった方がいい.

 

 

なぜなら,気持ちが落ちるところまで落ちた方が,浮上するのが早いから.

 

 

『陰極まりて陽となす』です.

 

 

 

 

 

 

 

でも,親が「昼夜逆転は問題」と思っている間は

 

 

なかなかどん底まで落ちられません.

 

 

なぜなら,問題と感じている親の意識が子供に伝わるから.

 

 

親から見て

 

 

「自分は悪いことをしている」「自分は問題行動をしている」

 

 

と罪悪感を感じてる間は,その子の心は休まらないのは容易に想像できます.

 

 

だから,そこで大事になってくるのは,心の安心.

 

 

心の安心安全があって,その中で,いろんな感情を感じて

 

 

今の自分を少しずつ受け入れられるようになって

 

 

子供自身の心の器が育ち,気持ちが上向きになっていきます.

 

 

 

 

 

 

そもそも,心が元気にならない限り,学校には行きません.

 

 

心が元気にならない限り,規則正しい生活なんて,夢のまた夢.

 

 

昼夜逆転しないように親子で頑張っても

 

 

心が元気にならなければ,本末転倒なんです.

 

 

 

 

 

 

 

そうは言っても… と思ってますか?

 

 

はい,僕も,昼夜逆転はさせたくない派でしたから,気持ちはわかります.

 

 

昼夜逆転しないように,息子を見張ってました.

 

 

でも,その間は心は休まらなかったようです.

 

 

 

 

 

 

子供を変えようとしているうちは,事態は望む方向に進みません.

 

 

一時的に良い方向に進むことがあっても,長い目で見ると望む方向には進みません.

 

 

子供を変えようとしているということは

 

 

子供の人生を変えようとしていることであり

 

 

子供の人生を否定しているということだから.

 

 

その「否定」する意識が,子供に伝わっていきます.

 

 

その意識を(無自覚に)感じ取って,子供はそれに抵抗する行動をするようになるでしょう.

 

 

言い換えると,あなたの考えを「否定」するような行動を.

 

 

そうやって,マイナス意識のやり取りをしていることになります.

 

 

 

 

 

昼夜逆転をしてほしくない気持ちはわかります.

 

 

してほしくないと思ってもいいんです.

 

 

ただ,それは親の思いであって,子供の思いではないということ.

 

 

自分の思いを否定しなくてもいいのだけど

 

 

自分の思いを相手に押し付けると,そこからマイナスのやり取りが始まってしまうということです.

 

 

 

 

 

大切なのは,してほしくないという気持ちを持っていたとしても

 

 

「どっちでもOK」と思えるマインド.

 

 

この「どっちでもOK」という思いが強くなるほど

 

 

子供に意識は向かなくなって,子供は充電に集中できるようになるのです.

 

 

なぜなら,「どっちでもOK」と心から思えてるって,子供を受け入れている状態だから.

 

 

 

 

 

 

だから,子供の昼夜逆転で悩んでいるお母さんは

 

 

子供の昼夜逆転を,自分がどう感じているのかを自分の心に聞いてあげて下さい.

 

 

 

 

 

 

どうして,昼夜逆転しない子は○で,する子は×と思ってしまうのか?

 

 

昼夜逆転すると,この子はどうなってしまうと感じているのか?

 

 

誰かに何か言われそうなのか?

 

 

それが起きると,自分はどうなりそうなのか? どう感じるのか?

 

 

本当に,それは起きるのか?

 

 

自分の心にベクトルを向けて,ノートに書き出してみましょう.

 

 

 

 

 

 

 

自分の感じていること・思いを否定せず,全部ノートにさらけ出せたら

 

 

きっと,昼夜逆転が問題なのではなく

 

 

そこから感じる「起きるかわからないことへの心配」「自分の価値観」「物事の捉え方」などが

 

 

「昼夜逆転は問題」と感じさせているだけだと思えるから.

 

 

 

 

 

 

それでも昼夜逆転を問題と感じるのであれば

 

 

あなた自身が,「親から条件付きの愛で育てられた」と強く感じている可能性があります.

(自覚は無いかもしれないけれど)

 

 

そういう場合は,親との関係性を見ていくと早いです.

 

 

 

 

 

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