私が思う「息子の背中を押す」とは? | 家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

家族に笑顔が戻る最短距離~『不登校のち笑顔』

不登校のお子さんが動き出すために必要なことは,「子供に選択させて,結果を経験させてあげる」こと.
親御さんが意識と行動を変えるだけで,お子さんはどんどん変わり,現実がガラッと変わります.

親子揃って【小さな一歩を重ねたら】,必ず家族に笑顔が戻ります.

 
 
 
 ご提供メニュー UMIカウンセリング~【2月枠】募集終了しました
お悩みの根っこを解消し,笑顔を取り戻しませんか?

LINEアシスト
カウンセリング後のフォローにどうぞ

LINEセッション~ご相談を誰にも聞かれずに
心を整えるための初めの一歩

遠隔ヒーリング~【2月枠】募集終了しました
頑張っている自分にご褒美を
 
 
 
 
アメンバー申請して下さる方へのお願い

 

 

 

キラキラ

 
再登校に対する,息子の「怖い」という思いを書いた
一昨日の記事「んー…」は,多くの方が読んで下さり,いいねもたくさんいただきました.
 
 
ありがとうございます.
 
 
 
 

 
 
 
実は,私も,似たような経験があります.
 
 
 
 
20歳の頃,ボーイスカウトの隊長をやっていたんですね.
 
 
他にも3名リーダーがいました.
 
 
 
 
 
そのうち1人は地方の大学の寮に住んでいて,毎週参加することが困難なため
 
あまり多くの仕事を頼むことができませんでした.
 
 
 
 
もう1人は,あまり活動に積極的というイメージではなく
 
何となく仕事を頼みづらい感じでした.
 
 
 
 
さらに,もう1人は後輩だったのですが,彼はとても積極的に仕事をしてくれました.
 
 
でも,他の2人にやってもらえない分が多く,彼に頼りすぎることに罪悪感を感じて
 
結局,私が自分で多くを抱え込んでしまいました.
 
 
 
 
 
 
今思えば,2人には頼んでないのだから「やってもらえない」というのは勘違いだし
 
 
後輩は積極的にやってくれているのだから,素直に甘えても良かったのはわかります.
 
 
 
 
でも,当時はそれができなくて…
 
 
 
 
 
 
結局,私の気持ちがプツンと切れて,リーダーの活動に参加しなくなりました.
 
 
 
 
 
 
小学3年生の時から,ずっとやっていたボーイスカウト活動
 
 
初めは嫌々だったんですが,小5の頃からとても楽しくて
 
 
毎週楽しみに行っていました.
 
 
高校時代は部活が忙しくて,ほとんど参加できなかったのですが
 
 
それでも,行けるときは極力参加して,楽しい思いをしてきました.
 
 
その延長上のリーダー活動だったので,とても楽しかったんです.
 
 
それなのに,途中から苦しくなって,パタリと行かなくなりました.
 
 
 
 
 
 
 
私が行かなくなった後,どうなったのか?
 
 
 
 
 
残った3人で上手くまわしていたんです.
 
 
途中から新しい後輩も加わり,滞りなく活動していました.
 
 
 
 
 
 
私がひとりで頑張らなくても良かったんです.
 
 
きっと,他の仲間に任せても,ちゃんとやってくれたのでしょう.
 
 
それを,私は「ひとりでやらなきゃ」という思いで,頑張りすぎたんです.
 
 
 
 
 
 
 
 
私が行かなくなってから半年ほどして,仲間から連絡があり
 
 
戻って来いよ
 
 
 
 
 
 
 
「戻りたい」「やりたい」という気持ちもありましたが
 
 
私は途中で逃げ出した罪悪感から,ずっと拒んでいました.
 
 
 

 
いや,罪悪感以上に
 
 
自分が戻ったときの,仲間の反応が怖かったんです.
 
 
 
 
何て言われるだろう?
 
 
きっと,もう信用してもらえない
 
 
「戻って来いよ」って本心なのか?
 
 
後輩にも,みっともないところ見せちゃったし
 
 
 
 
 
 
 
半年くらい迷いました.
 
 
その間,何度も連絡をもらいました.
 
 
でも,やっぱり戻るのは怖い…
 
 
 
 
 
 
 
でも,本当は戻りたい…
 
 
 
 
 
 
 
不思議なもので,ずっと怖いって思っていると
 
 
今度は「戻れる」口実を考え出すんですね.
 
 
 
 
 
 
私が協力を頼めなかった2人は,小3のときからずっと一緒にやっていた幼馴染
 
 
積極的に頑張ってくれた後輩は,私が中1のときから,ずっとかわいがってきた後輩
 
 
 
彼らはまだ怒っているのだろうか?
 
 
本当に彼らは,私のことを責めるだろうか?
 
 
 
 
そもそも,オレはそんなに悪いのか?
 
 
 
 





 
よし,行ってみよう.
 
 
 
もし,やっぱり居づらかったら,潔く辞めよう.
 
 
 
 
 
 
そう思い,逃げ出してから1年後(?)
 
 
久しぶりに活動の拠点へ行きました.
 
 
 
 
 
 
 
「まさ,お前さぁ,一人で抱え過ぎなんだよ.もっと頼んでくれればよかったのに」
 
 
私が頼みづらいと思っていた幼馴染がそう言いました.
 
 
皆,何事も無かったかのように受け入れてくれました.
 
 
 
 
 
 
 
息子が小6のとき,教室に戻るのが怖いと言ったとき
 
 
この話をして,「皆何とも思ってなくて大丈夫だから戻りなよ」と言ったことがあります.
 
 
 
 
 
 
でも,今思うと
 
 
「怖い」という思いは人によって違いますし
 
 
私の場合は、たまたま大丈夫だった.




息子が言う通り、きっと大丈夫なのでしょうが


「戻っても大丈夫」を経験したことが無い息子には、本当に大丈夫なのか分からないから


恐いと感じている.
 
 
 
 
 
 
教室に入ってどう感じるかは息子なので
 
 
そこに「大丈夫」という言葉を,今の私は気軽に使うことはできないんですね.
 
 
でも,教室に入ってどうしても恐かったら,戻ってくる場所があることは確実なので,そこは「大丈夫」と断言できます.







だから,今の私が言う背中を押すというのは
 
 
「大丈夫だからやってみてごらん」というよりは
 
 
 
 
「いつでも戻れる場所(家)はあるから大丈夫だよ」
 
 
そう言って,あとは息子に任せる
 
 
 
 
というイメージです.
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
過去人気記事&お知らせ
チェック 娘がボソッとつぶやいた愚痴に,上手くいったかなと感じた対応
チェック 咲いていようが,枯れていようが,腐っていようが桜は桜
チェック 一人で行った息子の放課後登校から確信したこと
チェック 子供を外に連れ出すときに,自分の心に問いかけてみて欲しいこと
チェック やっぱりお母さんは笑顔が一番
チェック 息子と境界線を引くために,私がしたこと
チェック ○○したいと思って生まれてくる子供はいない
チェック 「ありのままでいい」と伝えても,変化を感じられないワケ・子供への声掛けで大切なのは?
チェック 絶対,なんとかなる!
チェック 子供を自立させるには
チェック 不登校 自分が変わるのは誰のため
チェック 娘が課金をしたいと言ってきました
チェック 子供の回復を邪魔しない
チェック 家を安全基地にするためには
チェック 男性脳の特徴の一つ
チェック 不機嫌でいる権利
チェック 昼夜逆転
チェック 信頼するってどういうこと?

 
 
~お友達登録はお気軽に~
~ご質問なども遠慮なくこちらから~

 
 
友だち追加  
@umf4584x
 

 

 

 

 

 

【息子の不登校の経緯】

 


 

 

 

ご感想