1年前に書いた記事です.
息子の昼夜逆転を食止めたくて,必死に努力していた時期がありました.
無駄でしたけどね(笑)
当時の息子は,本人は登校する意思がないので,夜寝る意味がないのですよね.
親としては,生活リズムがちゃんとしていれば
学校に行きたいと思ったときにスムーズに行ける
友達が遊びに来た時に,遊ぶことができる
一緒にご飯が食べられる
健康にも良い
などなど…
でも
学校に行きたいと思ったときにスムーズに行ける
→だから,親の私は安心だ
友達が遊びに来た時に,遊ぶことができる
→だから,親の私は安心だ
一緒にご飯が食べられる
→だから,親の私は安心だ
健康にも良い
→だから,親の私は安心だ
という思いはありませんか?
親の安心のために昼夜逆転を直させたい,阻止したいだと
これは親の不安から子供をコントロールしようとする行為なので,多くの場合,不安と思う出来事が続きます.
なぜならば,相手に伝わるのはこちらの言動ではなく意識なので
こちらが不安の意識で伝えると,子供にも不安が伝わるので,
その不安がこちらにも返ってくるからです.
もちろん,コントロールがいけないというわけではありません.
純粋に「子供のため」と思うのであれば,プラスとかマイナスとか関係なく,親として自分がやるべきと思うことをやればよいと思いまよす.
また,親としての希望を伝えることだってアリです.
ただ,その際の行動の選択権は子供に与えた方が良いと思います.
昼夜逆転する理由として,「起きる意思がない」という理由の他に,
強い不安や緊張,罪悪感があると思います.
息子も,去年の夏休み前か9月,10月くらいまでは,緊張や不安で昼夜逆転になってしまうことがありました.
ただ,昼夜逆転したところで,充電しつつある子供であれば
・やりたいことがあれば,ちゃんと自分で起きる
・どんなに眠かろうが,徹夜していようが,ちゃんとそのやりたいことにエネルギーを注ごうとする意思がある
と思うのです.
さて,今の息子ですが,まだ昼夜逆転しますよ.
朝起きる生活にしたのかと思いきや,いつの間にかまた回ってます(笑)
でも,ちゃんと自分でそれを調整する術も身につけています.
調整に失敗することもありますが,その失敗を次に生かせばいいだけであり
それはそれでちゃんと学びがあるんです.
だから,
昼夜逆転も,子供が自立していくための単なる過程
だと思います.
昼夜逆転になったからといって,この世が終わるわけでもありません.
一生,その生活ということもありません.
親としては,心配はあると思います.
特に,自分に昼夜逆転の経験が無ければなおさらですよね.
しかし,親の願いに「子供の自立」というものは絶対にあるわけだから
親が立ち上がらせようと,必要以上に手を貸すのではなく
子供が自分の力で立ち上がるのを見守ってあげることが,子供の将来のためだと私は思います.
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