【家を追い出されたばーちゃん】がウチに来ちゃった!
~★介護日記★~
「母・姑・子連れハワイ旅行で毎日一騒動」の続きです
★これまでのお話
ばーちゃん(姑95歳・要介護3)は、29年前、次男夫婦と同居するために家を建て替えた。
じーちゃん(舅)が亡くなり、家土地の名義は次男へ。
次男も亡くなり、名義がばーちゃんの次男嫁(鬼嫁)に移って、ばーちゃんを家から早く追い出したい鬼嫁👹の、猛攻撃が始まる。
で、ばーちゃんは、家も財産も鬼嫁に盗られて、わが家にやって来た。
ばーちゃん(姑)の、ワガママカマッテチャンぶりは、たびたびこのブログで登場しているけど
私の母(2020年97歳で没)の方は、昔は自由奔放ワガママだったのに、晩年は自分からホームに入り、私たちになるべく負担がかからないよう、最後の日まで毅然とした気持ちを持ち続けていた
人の性格って、年とともに、こんなに変わる~?
☆自分が幸せな老後を送るために
私の母と、ばーちゃん(姑)の昔の姿から、それぞれの晩年までの、性格の変貌を探っていますが、今回ちょっとだけ脱線
息子の嫁と孫の嫁とで、オーストリアへ行った母
あと一回だけ、母の旅行の話です
「Wばーちゃんと一緒にハワイ旅行」でちょっと紹介したように、私の母はワガママ自由奔放。
で、私の夫は
「もう二度とお前のお母さんとは、一緒に海外へ行かない」
と言ったほどなのだけど、それからもたびたび、母は家族の誰かに連れて行ってもらって、海外旅行へ
中でもすごいと思ったのが、私の2番目の兄の嫁と、その子供(母の孫)の嫁と、3人でオーストリアへ。つまり、嫁の立場からすると、それぞれのお姑さんと一緒に海外旅行ってことで、3人とも血がつながっていない
こんな取り合わせ、めったにないよね? しかも母はこの時90歳。
けれどその頃母は、膝が悪くなって、足は曲がらず、歩くとき、足が棒のようになっていた。
で、
「オーストリアに行くために、両膝を手術する❣」
整形の先生も「海外旅行のために、頑張りましょう!92歳で手術した人もいますから」
ということで、両膝人工関節入れて、しっかりリハビリもこなして、オーストリアへ
きっかけはクラッシック音楽が好きな母が、本場ウイーンでフルメンバーのオーケストラを、どうしても聞きたかったから。
何回か単身赴任中の義兄がいるアメリカへ、母を連れて行ったことのある姉も、
「私には無理だわ」と言っていた。(ワガママだし90歳だしね)
でも義姉は
「現地にお友達が住んでいて、車もあって、何かあってもしっかり対応できますから。血栓が心配だから、飛行機はベッドになる席で行きます。疲れないように気を付けるので、心配しないでね」
母は、楽しかった~と、上機嫌で帰ってきた。
義姉に、大変だったんじゃないか聞くと
「私たちもね、海外旅行に行きたくて。”お義母さんを連れて行く”って言ったら、高くてもダンナたちも承諾してくれるじゃない?うふふ」
母の場合は家族に恵まれてたのかもしれないけど、、、
何歳になっても、自分のしたいことを貫く精神…ちょっといいかも?
つづく