耳をすませば★英語の勉強におすすめジブリ(北米版DVD &ブルーレイ）

耳をすませばの英語版『Whisper of the Heart』

が英語の勉強に最高におすすめの理由についてお話しします。

英会話学習のためのジブリベスト３、
前回の魔女の宅急便に続きまして、
おすすめ第２位は

耳をすませばです

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●耳をすませばの単語数

こちらが単語数のデータとなります
魔女の宅急便とほぼ同じぐらいの単語数であり、
【中学校1-2年生で習う500個を知っていれば、90%はカバーできます】

しかも、
他のジブリ作品にはない、耳をすませばならではの
英語教材としてすごい部分があるのです

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●新しい英語の教科書「耳をすませば」

次回紹介する１位の作品とどちらにしようか
本当に迷いました

まず、この作品の優れた点は

【ジブリの中でも例を見ない日常の空気感】です

ラピュタも、ナウシカも、もののけも素晴らしいですが、
それらは物語であり、ファンタジーであり、
現実にはありえない世界の【お話】として見てしまいます

しかし、耳をすませばは違います

学校の風景、団地での風景、
洗濯、そうじ、家事をするシーン
学校に遅れそうになるシーン、
先生とのやりとり、友達との会話、、、、

誰もが過ごしたことのある、
学校生活がベースとしてあり、
その日常の延長上にある夢が、恋が描かれてあります

つまり、、、

▶【日常でそのまま使えるフレーズが満載】なのです

俺が文部科学省にいるとしたら、
耳をすませばを英語の教科書にします

そのぐらいに、自然なフレーズや、
よく使う構文の全てがひととおり揃っており、
しかも、英語を直感的に理解できます

たとえば、
職員室にしずくとゆうこが入るシーン

【失礼します】は英語で、、、、、？？

Excuse us　です

１人のとき、２人のときで
Excuse me と　Excuse us を使い分けるのは
日本語の感覚では絶対に直訳できない部分ですが、
映像を見ながらであれば、なるほどと理解できます

他にも使えそうな構文、フレーズをいくつかあげると、、、、

いかがでしょうか？

上が赤い部分を使って着せかえ可能なフレーズ、
下がそのまま使える感情を伴うフレーズであり、
どちらも今すぐ使えるフレーズばかりです

、、しかも、これらはあくまでほんの一部です
使えそうなフレーズを抜き出していったら、
ほとんど全部のセリフを書き留めることになりました。。

どのセリフもシンプルなのに、よく使うものばかりであり、
日常会話の英語の教科書そのものです

実際に、この作品のフレーズを色々丸暗記すれば、
とんでもなくレベルアップ出来ると思います

俺自身、もう何度もみていますが、
好きな作品だけあって、どんどん英語が頭に入ってくる感じです
上のフレーズがどこで使われているか探しながら、
DVDのセリフをそのまま覚えることをおすすめします！

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●バイリンガルという視点で見れる？

さらに、耳をすませばを
選んだ理由はもうひとつあります

それはこちら、、、

▶【キャラクターの声質が原作にかなり近い】

北米版は声優陣のレベルが高く
特に主人公のしずくはすごいです
もうあまりに違和感がなさすぎて、
あの声のまま英語を話しているようです

原作と違う声で、しかも英語だと
別の作品を見てるような気になってしまうのですが、
「耳をすませば」違います

日本の学校で、日本の風景で、
日本人がもし自由に英語を操れるバイリンガルだったら
、、、、という不思議な感覚に包まれます

つまり、

俺らがもし日本で自由に英語を使えたならば、、、？

このような、
日本人が日本で話す英語という
視点でみることができるのです

自分が英語を使う視点で見るということが
日本の英語教育にもっとも欠けている部分なのですが
この作品はまさにそれを補ってくれます

日本語を身につけるプロセスを考えても、
幼稚園や学校の中で、友達や先生と接する中で
色々な言葉を覚えたかとおもいます

したがって、
学校生活の中にある英語がメインである
「耳をすませば」は、言葉を身につける素材として
非常にリーズナブルであるというわけなのです

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●感情をあらわすセリフがいっぱい

最後に
ジブリの中でもレアな強引Sキャラ
【せいじくんの名言集】で締めたいとおもいます

You must eat like a pig

しずくは、最初はいじられまくられ、、、

You are gonna have to sing along.

さらに、強引に歌わせて、、、、

You sure you don't want a ride home?

でも実は優しいんです

You've got a talent for poetry.

あんなにいじりまくってた詩を才能があるとほめてくれます

I wanted to tell you first　　

（夢がかなったこと）、一番最初に教えたかったんだ

そしてクライマックスへ、、、、、

とにかくせいじの言葉、ふるまいに

【主人公しずくの感情が動きまくります】

これまでにお話しした通り、
結局、英語を本当に自分のモノにするには、
【英語で自分の感情を表現する】
ことが絶対に必要なのですが（→こちら）

いらだち、不安、楽しさ、勘違い、嬉しい気持ち

しずくのセリフには、
本当に本当に色々な種類の気持ちがこもっています

夢と恋　
この２つが絶妙なバランスで混ざり合ったこの作品はまさに、、、、、

【感情のおもちゃ箱】なのです