3F／シャドウイングで得られる３つの効果とは？

こんにちは～
今日も字幕なしで海外ドラマが見れるようになる方法について更新していきます。

前回は
リスニングレベル3でやるべきこととして、
【英語字幕シャドウイング】を紹介しました（→こちら）

今回は、シャドウイングで得られる効果についてです！

ーーー

●シャドウイングで得られる３つの効果とは？

シャドウイングとは、
【聞こえてきた音を、少し遅れて発音していく】
というトレーニング方法です

シャドウイングってどうすればよい？？？コツは？？？など
詳しいやり方は、前回の記事を参考にしてみてください（→こちら）
このトレーニングを続けることで以下の3つの効果が得られます

■

●効果1／耳が英語を追いかけてくれるようになる

ん？？？？

いきなり意味わからんと思いますが、、、

これは言葉で説明するのが難しいんですが、
【耳が英語を追いかける】という表現が一番しっくりきます

例えば、シャドウイングを全くしないで
英語の音を聞き取ろうとすると、
英語に耳が慣れていない場合、
音がほぼ【雑音】のように処理されます

なんといいますか、聞いてるつもりではいるけれども、
聞き取れなさ過ぎて、まるでお経を聞いているような感じです

音に集中しているようで、実際は右から左へと流れています
これぞまさに聞き流しなんです。。
完全なる受け身状態なんですね

しかし、シャドウイングを行うことで
受け身の状態から、攻めの状態へとスイッチを切り替えられます。
シャドウイングを続けたあとに、リスニングをしてみるとよくわかるのですが、
【耳が英語を追いかけていく】ような状態に切り替わります

ボールがくるのをただ待つのではなく、
飛んでくるボールをこちらから手を動かして、掴み取るようなイメージでしょうか？

シャドウイングをすることで、
耳が自然と英語の音にぴたっとくっついていくような感覚になってくる、、、、
つまり、【英語に対して、脳がアクティブに働いてくれるようになる】というわけです
これが１つめの効果となります

ーーー

●効果2／速い英語の音が聞き取れるようになる

次に、自分の口を動かして、
英語のリズム、音をアウトプットすることで
【英語に対する感度】が高まります
そして徐々にこれまでに聞き取れなかった音が聞き取れるようになります

発音できない音は聞き取れないというのはウソですが、
【発音できる音は聞き取れる】という法則があり→(こちら)
英語の音がクリアに聞こえるようになってきます
クリアというのは、実際に音量が大きく聞こえてくる感じです

これはシャドウイングを続けることで
日本人が英語を聴き取れない最大の原因を攻略できることが理由となります

最大の理由？？？

英語を聞き取れない原因には
単語がわからない、音と音の連結が聞き取れない、
英語のリズムをつかめていない、日本語と違いすぎる、、、など色々あるのですが、

一番の原因がこちら、、、

▶英語が速すぎてついていけない

もうダントツでここに尽きるかとおもいます

速い英語を聴きとれるには
【速い英語を発音できるようになればええだけやん】という
いたってシンプルな理由です

いやいや待て待て待て待て
その速い英語を発音できへんから困ってるんやろ？？
まずはゆっくりな英語でシャドウイングするのがよいのでは、、、、？？？

俺自身もそう考えていたのですが、
まずはゆっくりな英語を聞いて、、、、
という方法はあまり効果がありませんでした

なぜなら、
日本人が速いと思っている
ナチュラルな英語のスピード、リズムは
【ネイティブにとって、めちゃ心地のよい自然なスピードだから】です

その速いスピードを基準にしてるからこそ、
音の連結や、強弱が結果として生まれているのだと思われます
ネイティブが速いスピードで話しやすいように、うねりまくっているということです

すなわち、

【ある程度早いスピードでシャドウイングするからこそ意味がある】ということです

ゆっくりな英語をシャドウイングすると
全然違う言語になってしまうというか、、、、むしろやりづらいです

アメリカ人の友達も言っていたのですが、
教材の英語ははっきりしすぎ、ゆっくりしすぎで
アナウンサーのような、普段話す英語とは全然別物だということです

、、、というわけで
細かいところがシャドウイングできなくても全然大丈夫です
雰囲気でよいのでリズムとか、メロディーを意識しながら
ネイティブの自然な英語のシャドウイングを続けていけば、
【結果的にナチュラルスピードの英語が聞き取れる】ようになるというわけなのです

ーーー

●効果3／発音がよくなる

最後に3つ目が発音です
発音が非常になめらか～になります

先ほど説明したとおり
ナチュラルスピードでシャドウイングを行いますので、
日本語を話す時にはまず使わないであろう
口の筋肉が鍛えられてきます

しかも、リスニングベースで、
耳を鍛えながら、同時に口を鍛えるようなトレーニングなので、
英語の文章を見たときに、
【自然な英語の音がイメージできて、かつ滑らかに発音できる】ようになるんです

ぜひとも体験していただきたいのですが、
自分でもかなりびびりました

シャドウイングをするまでの自分は、
ＬとＲの舌の使い方とか、舌を歯に挟むとか、息をどう使うとか、
そういうレベルでの英語の発音ばかり意識していたのですが、

、、、、そういうのは言ってみれば
寿司についてくるガリと同じレベルなんですね。。

あったら、より美味しく寿司が食べられる、
だけど寿司あってこそのガリということです
まずは寿司ありき、速度、リズム、アクセント、メロディーありきです
寿司がまずいのに、ガリにいくらこだわってもダメなんです

インド人、中国人の英語とか、
発音も変やのにネイティブに普通に通じてる、
でも俺の日本語英語は全然通じない、、、、なんでやねん

これはもう永遠の謎だったのですが、
結局、この寿司の部分、
つまり【もっとも基本的な部分がちゃんと出来ているかどうか】にかかっているんです

ＬとＲがうまくできようが、できまいが、
通じる英語、通じない英語というのが実はあるのです
自分の英語が通じるかどうかの分かれ目になる
基本的な部分と言えばよいでしょうか？

シャドウイングをすることで、このような
発音のもっとも基本的な部分が身に付くということなのです
これが３つめの効果となります

ーーーー

このように
シャドウイングをすることで
３つの素晴らしい効果が期待できるのです

もう一度おさらいすると、、、、

ナチュラルスピードでシャドウイングするのは
やはり最初はものすごく難しいかと思いますが、
まずは英語字幕を見ながら、同じシーンを繰り返すことで、
だんだん慣れてくるかと思います

前回も書きましたが、
【英語の意味はわからなくてもOK】ですので、
まずは英語の文章を見たときに、
ネイティブが発音する英語の音に近いものがイメージできるよう
がんばっていきましょう！

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いよいよ第5章も大詰めですね
次回は、リスニングレベル１－３までのまとめを行い、
最上階のレベル4へと突入していきます
お楽しみに～

Have a great weekend!!

→Scenario20★音と文字の壁をぶっ壊す

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