自分の心と向き合うと幸せになれる
多くの心理療法が、自分の心と向き合うことを勧めます。私も、心が苦しく自分の置かれている現実がひどく感じられていた時、色々な心理療法やセラピーを試しましたが、その中で自分の中に起きていることや感覚に集中することが効果が高いことを実感しました。今回の記事では、自分と向き合う療法と基本的な考え方をいくつか紹介します。自分にあったものを探す手がかりにしていただければと思います。フォーカシングフォーカシング・ニューマニュアル―フォーカシングを学ぶ人とコンパニオンのためにAmazon(アマゾン)1,650〜11,086円ユージン・ジェンドリンという方が始めたものです。自分の中の感覚に注意を向けて、その感覚が何なのか?何を意味にしているのか?について、しっくりくる言葉をさがします。ジェンドリンは、この過程が心の健全さをもたらす方法だと考えていたようです。この考えは、ジェンドリンが行った心理カウンセリングの効果の違いが何に起因するものかの調査からきています。当初は、カウンセリングの手法やカウンセラーの態度・手法に要因があると想定して始めたものですが、効果が高いクライアントの態度に共通点があることに気付きます。 そう言われてみると、xxx な感じがします。いや △△といったほうがしっくりくるかな。これって、●●ってことかな・・・このように、クライアントが自分の体に起きている感覚に注意を向けて、それを説明しようとしていたのです。このような結果から、フォーカシングという手法を作っています。マインドフルネス今日からはじめるマインドフルネス: 心と身体を調える8週間プログラムAmazon(アマゾン)1,281〜6,990円このブログで何回か紹介している本です。マインドフルネスは、カバット・ジンという方が、禅を取り組みやすいように再整理したものです。つまり、仏教の心のとらえ方によるものです。実は、フォーカシングを創始したジェンドリンも禅を学んでいます。マインドフルネスも、「体に感じるものに意識を向ける」「自分がしていることを、考えていることを客観的に観察する」ということを重視していて、そのコツが書かれています。釈迦は弟子に「私が教えたことにこだわるな。ただ自分の心と向き合え」と教えたそうです。禅も「悟ろうとするな。ただ禅を実行しろ」と教えます。これは、以下のような言い方もできます。 "幸せになる" という考えや方法を追うな "苦しみから逃れられる"という教えや方法を追うな「そんな方法はないから、ただただ自分の心と向き合え」と言っていると思います。マインドフルネスは学ぶには、仏教的な心のとらえ方を知ると理解しやすいように思います。以下の本のシリーズは、とても分かりやすく、仏教的な考え方が紹介されています。こころを洗う技術 思考がクリアになれば人生は思いのままAmazon(アマゾン)1,739〜6,745円バイロン・ケイティー・ワークザ・ワーク 人生を変える4つの質問Amazon(アマゾン)683〜7,683円私が急速に心が回復するきっかけになった本の一つです。自分の中の考えを深く観察することで、「考えから解放される」というものだと思って取り組みました。サイトには考えをあぶりだす質問などが無料で公開されていて、それも参考になりました。本の中では、あまり重視していませんでしたが、私は自分の中に生まれる感覚にも意識を向けて取り組んだところ、とてもよく効きました。タオを生きる---あるがままを受け入れる81の言葉Amazon(アマゾン)1,828〜29,800円こちらの本は、バイロン・ケイティの思想を道教に当てはめて解説している本です。「道教の老子と釈迦は同一人物」とする説があるくらい、現実との向き合い方は仏教とよく似ています。