アドルとチルドレンを解消する方法を考えます。

 

私の心の歪みやその解消の基本的な考え方は以下のようになります。

  • 感じ方・考え方・言動への衝動は過去の経験で、体に刻み込んでしまったクセ
  • クセが出てくるきっかけ(記憶、目の前の現実)に意識を向けて出てきたクセ(感じ方)をしっかり観察すると消えていく

私の方法は、エクスポージャー療法に似た方法ですが、"慣れる" というより、そのクセ(感じ方)が不要なものであることを、体で体験し、体に理解させるといったニュアンスになります。

 

行動分析(行動療法)や人の脳の仕組みに着目した方法です。

 

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前の記事を参考に、アダルトチルドレンにつながる子供時代の経験で、どんな感覚をつかんでしまったかを、大まかに整理してみましょう。

 

 
 
子供時代に強く心に刻んだ感覚

 

前の記事で、アダルトチルドレンにつながる家庭環境を見てきました。

 

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このような環境の中では、子供には以下のような感覚が生まれます。これが何度も続くと体に、感じ方のクセとして刻まれます。

  • 親から認められる・褒められることへの渇望
  • 親からの優しさへの渇望
  • 周囲の期待に応えなければとの強迫的感覚
  • 親の期待に応えられない劣等感
  • 束縛感・不自由な感覚
  • 期待に応えない親への怒り
  • 期待に応えない親への不信

  • 攻撃や干渉をする親からの逃避・防御・反撃

  • 攻撃や干渉をする親への怒り

などなど。

 

 

 
親以外の人への投影

 

子供時代に刻まれた感覚は、大人になったときに、色々な人に「親」を投影して、呼び起こされます。特に、仲良くなりたい人や関心のある人で、その感じクセとして呼び起こされます。

 

「仲良くして欲しい」という感覚をきっかけに、クセになっていた子供時代の感覚が呼び起こされるのです。

 

 

アダルトチルドレンの人は、強い承認欲求があります。

関心のある人に親を投影して、渇望していた承認を得ようとします。

そして同時に、、親に感じていた不信や怒りがセットに出てきます。

 

これによって、「仲良くなりたいのに積極的になれない」となったり、少し前まで大好きだったのに急に強い怒りや拒絶に変わったりします。

 

また、アダルトチルドレンの人が正論を振りかざして、会話を戦うモードにしがちなのも、不信や防御・反撃のクセが呼び起こされることが関係します。

 

 
他の心理療法

 

「生きづらさが子供のころの経験から来ている」という考えに基づいて改善しようとする心理療法はいろいろとあります。

 

再決断療法:

交流分析やゲシュタルト療法などが関係します。

子供のころに思い込んだ(決断した) ととらえて、エンプティチェア手法で再体験しながら、傷ついたら心を癒したり、思い込みから解放されようとする方法のようです。

 

スキーマー療法

生きづらさのを元を早期不適応スキーマと呼び、子供のころに癖になった感情的パターン、認知的パターンととらえます。

そしても主に認知(物事のとらえ方)を修正することで改善を図ります。

 

 

私の考え方:

私は子供のころの決断というよりも、クセになったパターンと捉えています。決断そのものより、考え方が習慣になったことが問題と捉えます。この点では、スキーマ療法と似ています。

スキーマ療法は認知療法の流れをくむもので、考え方の修正を重きを置きますが、私は感じ方に重きを置きます。

考えの内容を修正しようとはせずに、特定の考え方(「あいつが悪い!」など)を考えたくなる感覚・衝動に着目して、その解消を目指します。