「甘えられない」で、その原因の一つを「ダメな自分を見せられない」ということを上げました。
「ダメな自分を受け入れられない」というのも同じことですが、これはアダルトチルドレンの方の「生きづらさ」の大きな要因の一つです。
「ダメな自分を受け入れらない」は、アダルトチルドレンの方の様々な特徴に繋がっています。
その一つが、「装う」です。
本当の自分、ダメな自分を見せないように、鎧をまとうのです。
本人は気付きませんが、周囲の人には違和感を感じることも少なくありません。
自分の中のダメな部分を見せられない人は、本当の自分を見せることができません。
このような人は、周囲からどのように見えているか?を気にします。
そうすると、本当の自分ではない、別の誰かを装います。
別の誰かという鎧を身に着けるのです。
その代表が「いい子」を装うことです。
体裁を整え、礼儀作法・ルールを細かく気を配ることが優先されると、以下のように見える人になります。
- ちゃんとしている
- マジメ・堅い
誰かが喜ぶことを優先すると、以下のようになります。
- いい人
- 道化役(面白い人)
- 世話好き・まとめ役
これらの特徴を持つ人が、苦しいわけではありません。
これらの特徴で、ネガティブな部分を隠している人が、苦しくなります。本当の自分を生きられないからです。
そして、どこかで爆発して、誰かを攻撃したりします。
このような人は、言動が偏っていたり、どこか違和感があるように見える場合があります。
本人は、他人と心深い部分での付合いができていないように感じたり、「わかってもらえない」「どこか孤独」と感じます。
本人は気付ていませんが、自分で「心の深い部分がばれないように」「自分がわからないように」に装うっているのです。
このような人が、ポジティブシンキングやコミュニケーション術を学んでも、あまり効果はありせん。
自分が装うっている「いい子」という鎧を分厚くしていく方法を選びがちだからです。
そうなると、どんどん自分がわからなくなり、苦しくなります。
まず、以下に気付く必要があります。
- 自分がどのように装うっているか?
- 見せないようにいている本当の自分は?
それらに気付いて、鎧を脱いでいくことを優先して、鎧を厚くするような選択をしないように気を付ける必要があります。
「甘えられない」で挙げた経験も関係します。
ここでは、別の誰かを装うと感じてしまった経験を上げてみましょう。
これらの経験が継続することで、装うクセや、本当の自分を隠すクセがついているのかもしれません。
- 厳しく躾けられた
- お兄ちゃんだから、おねぇちゃんだから
- お父さんのように、お母さんのように
- 誰かとの比較
- 可哀想な親のために
- 可哀想な兄弟のために
装うことがクセになっている人は、装っている鎧を脱ぐことや本当の自分を見せることに抵抗を感じるようになっています。
実行しようとすると強い不安を感じたりします。
まずは、その不安をしっかり向き合いましょう。
そして、上で挙げたような経験を思い出して、その時の自分を見つめてみましょう。
- どんな自分いなろうとしたのか?
- 隠そうとした自分は?
- 我慢した自分の希望は?
それらを思い出した時に感じる感覚をしっかり味わって、受け入れましょう。
