長らく封印してきたエジプト旅。
オマーンに続いて、いやオマーン以上に不愉快なことの多い旅だった。
何がそう不愉快かって・・・( ´艸`)
それは・・・
“不幸な”エジプト記の始まり始り~
前回までの”不幸”話はこちら:
1) 出だしは悪くなかった
2) エジプトを舐めるな !
11) イブラハム、いったい何者?
12)He’s good!
13) サンダルウッドの精油がほしい!
16)まさか、カメラまで!?
18) 気を取り直して、考古学博物館見学
19) 水タバコで休憩を取る人々
他にもこんなことが!
第20話: そのカメラ、250ドルもしないから!
「このお店に入ってみよう!」
モハメッドが言った。
彼は、イギリス在住のバングラディッシュ人ジャーナリストだ。
同じホテルに泊まっていることから、話すようになった。
それまでの会話から、彼の好奇心が強いことはわかっていたが、どうしても”あのこと”が気になるらしい。
私達は、カメラ屋の前にいた。
イメージとして、街の様子が写っている画像をお借りしてきました
「え、なんで?」
「いいから、いいから」
モハメッドはいたずらっ子のように、笑った。
店に入ると、モハメッドは店員をつかまえて尋ねた。
「カメラを探しています」
そして、私に言った。
「あのカメラを出して!」
あのカメラって・・・
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このカメラしかないだろう
騙されて買ったカメラ・・・・
イメージに近い画像を借りてきました。エジプト旅は2010年の旅、当然もっと古いタイプの物でした。
「250ドルで買ったやつ」
私は、カメラを取り出した。
「彼女と同じカメラが欲しいんだけど、ある?」
モハメッドは、つかまえた店員に尋ねた。
店員は本物のお客が来たと思って、「ありますよ」と言った。
そして、すぐに店の奥から新品の箱に入ったカメラを持って出てきた。
「こちらの商品です」
たしかに、同じカメラだった。
「いくらですか?」
モハメッドは早速値段を尋ねた。
「120USドルです」
※仮。正確な値段は忘れてしまったが、100ドルを少し超えるくらいの値段だった。
「そんなに高くはないだろう?」
モハメッドは即座に言い、価格交渉に入った。
もちろん、彼は買う気などない。
単に、そのカメラが250USドルもしないということを私に証明したかっただけなのだ。
結局、その赤いコダックのカメラは、98ドルまで値を落とした
モハメッドはそこで店員に「また来ます!」と言って、私を出口のほうへと促した。
「帰ろう!」
店を出てすぐに、モハメットが言った。
「ほらごらん!250ドルもしないだろ?」
モハメッドは笑っていた。
そうね・・・
騙されたことはわかっていたわよ、
わざわざ証明してくれなくても
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そうだ!💡
イブラハムに会いに行こう!
✔ イブラハムは、今日『音と光のショー』を一緒に見たいと言っていた
✔ ルクソール行きの列車は、発券者のミスによって00:00発となった=今日は丸1日時間がある!
3大ピラミッドサイトで毎晩開催される、「音と光のショー」
画像はおかりしてきました
これは、チャンスというものではないか!
次回へつづく・・・
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