オマーンに続いて、いやオマーン以上に不愉快なことの多い旅だった。
何がそう不愉快かって・・・( ´艸`)
それは・・・
“不幸な”エジプト記の始まり始り~
前回までの”不幸”話はこちら:
1) 出だしは悪くなかった
2) エジプトを舐めるな !
11) イブラハム、いったい何者?
12)He’s good!
13) サンダルウッドの精油がほしい!
他にもこんなことが!
第15話: エジプト人は5ドル!50倍も請求されたの?
エジプト到着から24時間もたっていないというのに、よくもまあ、次々に”不幸”さんは私を襲ってくれたものだ
私は相当な疲労を感じていた。
メーターを操作したであろう、ぼったくりタクシーの運転手とやり合ってさらに疲れるのは御免だ。
85ポンド(当然、チップなし)を渡し、ホテルに入った。
ホテルのフロントは、帰ってきた私を呼び留め、言った。
「この方が訪ねてきましたよ」
手には、ハッサンじいちゃん(スフィンクス・ホールディングス(仮)の会長)の名刺をもっていた。
会社名と名前しか書かれていない名刺である。
そして、続けた。
「お電話がほしいそうです」
私はその名刺を受け取り、部屋に上がった。
あれほど部屋で寛ぎたいと思っていたのに、私はハッサンじいちゃんと話したい気分になっていた。
部屋に着くと、私はすぐにじいちゃんに電話した。
ハッサンじいちゃんは言った。
「夕食でも一緒にどうかと思って、ホテルを訪ねてみたのです」
「そうだったのですね。今日はもう夕食を済ませてしまいました」
「そうでしたか」
ハッサンは残念そうに言った。
「でも、お茶くらいだったら、大丈夫ですよ」
私は相当疲れていたが、ハッサンじいちゃんに会って今日起きた出来事を話したいと思った。
正確に言うと、聞いてもらいたかった。
私は、明日ルクソールに発つ。
となると、今日しかチャンスがない。
ハッサンは私のホテルまで迎えに来てくれ、私たちは近くの店に入った。
私はイブラハムという男に出会って、250USドルの乗駝料をふんだくられるところだったこと、ツーリストポリスがラクダ屋から30ドルを返金させようとしてくれたこと、カメラが壊れたことなどを話した。
この画像は初公開!ラクダ、大きいでしょ!
「250USドルだなんて、ひどすぎる!
50倍だ」
え?
なんですって?
50倍???
「ラクダって、いくらで乗れるものなの?」
私は尋ねずにはいられなかった。
「5ドルから10ドルくらいのはずだよ」
ハッサンがあっさりと答えた。
ご、ご、5ドル?
「ツーリストポリスは、16ドルが相場って言っていたけど・・・」
「それは、外国人観光客向けの料金じゃないかな。エジプト人はそんなに払わないよ」
マジか!
しばらく前に、私はこのブログ内で皆様に「ラクダに乗るのに、いくらまでなら払いますか?」という質問をしたことがあります。
そのときに、私は面白いことがわかりました!と言いました。
それは、このことだったのです。
皆様からいただいたご回答の平均値を出したところ、約1800円でした。 ←ツーリスト価格とほぼ同額
しかし、一方で多くの方が5ドルから10ドルと答えられたのです。
入場料と同じ金額くらいまでだと。
それが、まさに、正しい(エジプト人的)感覚だったのです!
改めて皆様の感覚の素晴らしさに拍手です!!
一番感覚がずれていた、めでたい人は・・・・
私でした。
100ドル←ぼったくりの上限価格でした
とほほ
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