長らく封印してきたエジプト旅。

 

オマーンに続いて、いやオマーン以上に不愉快なことの多い旅だった。

何がそう不愉快かって・・・( ´艸`)

 

それは・・・

 

“不幸な”エジプト記爆  笑の始まり始り~拍手拍手

 

前回までの”不幸”話はこちら:

1)   出だしは悪くなかった

2)  エジプトを舐めるな !

3)   ピラミッドを見て育った、ラクダ騎手

4)   ピラミッドでラクダに乗るのにいくらいる?

5)   儲けたいなら、他をあたって!

6)   それ、私たちの上をいくぼったくり!

7)   カメラを買って再入場!このチケットは無効です

8)  謎の男が現れた「ラクダに乗っていましたね?」

9) 観光大国エジプトの恐るべきぼったくりルール

10) 100エジプトポンドしかありません!

11) イブラハム、いったい何者?

12)He’s good!

13) サンダルウッドの精油がほしい!

14) これも騙し、あれも騙し、たぶん騙し、きっと騙し

15) エジプト人は5ドル!50倍も請求されたの?

16)まさか、カメラまで!?

17) まさか、まさか、サンダルウッドまで!

 

 

 

他にもこんなことが!

 

 

むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符

 

第18話:  気を取り直して、考古学博物館見学

 

翌朝、一緒に朝食をとる約束をしたモハメッドは、朝食ルームにはやってこなかった。

朝寝坊しているのだろう。

 

しばらく待っても現れなかったので、「10時にEgyptian Museumの入り口にいます」というメッセージをフロントに託し、外出した。

日本では、『エジプト考古学博物館』として知られているため、以降考古学博物館とする

 

考古学博物館は9時に開館するが、その前にルクソール行きのチケットを買いたいと思った。

1日でも早くカイロを発ち、1日でも長くルクソールで過ごしたいと思った。

 

騙しの嵐吹き荒れる、

カイロ&ギザはもういいわ!

さっさと去ろう!

 

ところが、クリスマスシーズンであるためか、どの飛行機も満席で予約ができなかったガーン

 

カイロ―ルクソール間は1日に10便くらいあった。

そのため、席が取れないなどとは思ってもみなかった。

 

翌日の便もすでに満席ということがわかり、私は列車でルクソールを目指すことにした。

 

カイロからルクソールまでは、列車なら約9時間。

私は、19:00カイロ発ルクソール行の乗車券を購入した。

夜明け前にルクソールに着ける。悪くはない。

 

しかし、チケットをよく見ると、予約したはずの19:00発でなく、00:00のものだった。

 

「騙しの嵐」の中にいる私だったが、これは“騙し”でなく担当者の単なるミスであろう。

00:00発があるのなら、そのほうが好都合だ。

今日はまるまる1日をカイロで過ごし、翌朝ルクソールに到着するほうが時間効率が良い。

 

またどこかで騙されるかもしれないが・・・笑い泣き

 

夜明け前にルクソールに着くより、午前9時着のほうが安心でもある。

 

実は、ルクソールに確実に着いていると思われる日に予めホテルの部屋をとっておいた。

列車で移動することにより、ちょうどその日に到着することになるグッ

 

飛行機で移動していたら、1日早く着くことになるのだった。

そのホテルに空きがあればそのホテルに泊まり、なければ他のホテルに泊まろうと思っていた。

 

普段は成り行き任せの旅だが、ルクソールではナイル川を臨めるバルコニー付の部屋に泊まりたいと考えていた。

そのため、条件にあう部屋を調べ、予め押さえておいたのだった。

 

無事に列車のチケットを買い、ルクソール行きの準備が整った。

時計を見るとすでに10時近かった。

 

しまった!約束の時間だ!

遅刻してしまう!

 

私は、考古学博物館まで走った。

「10時に考古学博物館の入り口にいます」などというメッセージを残してこなければよかった、と半ば思い始めていたが、とにかくダッシュした。

 

息を切らしながら着いたところ、すでにモハメッドが入り口に立っていた。

 

画像はネット界から借りてきました。

遅刻しておいて、写真をとらせてもらうなんてことはさすがにできない・・・

 

私は、ルクソール行きの準備をしていて遅れたことを伝え、彼と一緒に博物館を見学した。

 

画像はお借りしてきました。

館内では、撮影しなかったのか撮影禁止だったのか、写真が残っていません

 

考古学博物館は歴代のファラオの財宝を収蔵する博物館で、エジプトを代表する博物館と言ってよいだろう。

 

ツタンカーメンの黄金のマスクが常設展示されているのは、この博物館である。


当然のことながら、借りてきた画像です。

言わずと知れた、ツタンカーメンのマスクです。

 

考古学博物館は世界中から集まった観光客であふれていたが、特に誰かに騙されるわけでなく、ほっとできるひと時だった。

 

バングラディシュ人ジャーナリスト、モハメッドと古代から伝わる見事なまでの美術品を見て回った。

 

 

次回へつづく・・・

 

ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符ピンク音符

 

エジプト考古学博物館のオフィシャルサイトギャラリー内に3Dツタンカーメンマスクの部屋が紹介されていました。

よかったら、360度ぐるりと見てみてくださいニコニコ

 

 

むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符むらさき音符

 
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