名古屋駅【愛知県】(東海道本線、中央本線、関西本線。2020年訪問) | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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今回の【駅】コーナーは、
愛知県名古屋市中村区東部に位置するJR東海・東海道本線、中央本線【中央西線】、関西本線の駅で、新幹線、名鉄、近鉄、地下鉄、あおなみ線も乗り入れていて、言わずと知れた名古屋を代表する駅である、
名古屋駅 (なごやえき。Nagoya Station) です。
 
尚、当記事ではJR在来線の名古屋駅についてのみ紹介いたします。
駅西側につきましては東海道新幹線駅の記事で紹介予定です。
また、東海道新幹線および他社局の駅の記事につきましては別記事で紹介済み、あるいはUP予定です。
名鉄名古屋駅の記事はこちら
 
  
駅名
名古屋駅  
 
所在地
愛知県名古屋市中村区 (※) 
(※) ホームの北側一部は西区にまたがっています。   
 
乗車可能路線
JR東海:東海道本線(東京方面神戸方面)、中央本線関西本線    
 
隣の駅
東海道本線 【東海道線】 (CA 68) 
豊橋方・東京方……尾頭橋駅    
米原方・神戸方……枇杷島駅   
 
中央本線 【中央西線・中央線】 (CF 00)
塩尻方・東京方……金山駅  
 
関西本線 【関西線】 (CJ 00)
亀山方・JR難波方……八田駅  
 
乗換可能駅
JR東海:東海道新幹線 (東京方面新大阪方面)…………名古屋駅まで徒歩5分  
名古屋市営地下鉄:東山線桜通線…………………………名古屋駅まで徒歩8分  
名古屋臨海高速鉄道:西名古屋港線 【あおなみ線】……名古屋駅まで徒歩6分
名古屋鉄道:名古屋本線 (豊橋方面名鉄岐阜方面)……名鉄名古屋駅まで徒歩8分
近畿日本鉄道:名古屋線………………………………………近鉄名古屋駅まで徒歩6分
 
訪問・撮影時
2020年7月ほか
 
 

 

名古屋駅の正面口(東口)に相当する桜通口です。2枚とも概ね西を望む。
近年まで古い駅ビルでしたが、1999年に2つの超高層ビルで構成される「JRセントラルタワーズ」が完成しました。
低層階には百貨店「ジェイアール名古屋タカシマヤ」が入居し、高層階に「名古屋マリオットアソシアホテル」やオフィスが入居しています。
右隣にも超高層ビル「JRゲートタワー」があります。低層階には「名古屋駅バスターミナル(1階)」と「タカシマヤ ゲートタワーモール」が入居しています。
ちなみに在来線・新幹線とも高架構造で、駅舎機能は高架下にあります。桜通口は中央コンコースに通じており、西口に相当する太閤通口へ通り抜け可能です。
コンコースに入った所には建植式の「金の時計」があり、待ち合わせ場所として有名です。
 
また、駅ビルの前には駅前広場があり、手前の名古屋駅交差点はロータリー状になっています。
ロータリーにはモニュメント「飛翔」がありましたが、リニア中央新幹線開業に向けた再整備により撤去されました。一部が「ささしまライブ」内を走る名古屋高速道路の高架下に保存される予定です。
 
そして、手前からタワーズ前まで延びる道路が桜通で地下を名古屋市営地下鉄桜通線が走っており(駅は前方)、タワーズ前を左右方向に延びる道路が名駅通で地下を地下鉄東山線が走っています(駅は直下にあります)。東山線の西隣には名鉄名古屋本線が並走していて、左側にある名鉄百貨店の地下に名鉄名古屋駅があります。名鉄名古屋駅の西隣の地下には近鉄名古屋駅があります。
 
 

桜通口駅前です。東を望む。駅ビル「JRセントラルタワーズ」2階テラスより撮影。左側に「JRゲートタワー」があります。
奥へ延びる道路は桜通で、沿道にはビルが立ち並んでいますが、オフィスビルが多く商店がやや少ない印象です。南北の路地を入ると居酒屋やラーメン屋などの飲食店が多く見られるようになります。都心部ゆえに住宅は少ないです。
桜通の地下には地下鉄桜通線が通っていますが、その上層部の地下には地下街「ユニモール」が延びています。約500m先、「ユニモール」の東端には桜通線の国際センター駅があります。
手前には名古屋駅交差点があり、その南東方向(右)には名古屋ビルディングと中部地方で最も高いビルである「ミッドランドスクエア」があります(最頂部247m)。
また、交差点の北東角(左)には超高層ビル「大名古屋ビルヂング」があります。近年まで古いビルでしたが建て替えられました。
交差点直下にも地下街があり、東山線の名古屋駅があります。名鉄百貨店・名鉄名古屋駅と近鉄名古屋駅は右側(南側)にあります。
 
 

 

こちらは南東口に相当する広小路口です。西を望む。
駅ビルはなく、高架下に直接出入りする構造です。高架下に改札口があり、南側(左側)の高架下は飲食店街「名古屋うまいもん通り広小路口」が入居しています。
また、広小路口から改札を入らずに西側へ通り抜ける事ができません。右側にある駅ビル「JRセントラルタワーズ」に入って桜通口へ回るか、または約110m南(左方向)のガードをくぐるかして迂回しなければなりません。あるいは入場券を支払って通り抜ける方法もあります。
広小路口に駅前広場はありません。後方へ100mほど進むと名駅通へ出られます。
右が「JRセントラルタワーズ」、左前方の高架沿いにはスーパー「成城石井」があります。
また、右後方には近鉄名古屋駅と地下鉄東山線・名古屋駅の出入口があります(地下街に通じています)。
そして左側には名鉄百貨店があり、その1階に地下駅である名鉄名古屋駅の出入口があります(至近距離に北口と西口があります)。
 
 

広小路口駅前です。東を望む。後方に広小路口があります。
左が「JRセントラルタワーズ」、右が名鉄百貨店と名鉄名古屋駅(北口)です。
約100m先で名駅通に突き当たります。道路はタクシー用で歩道がないのでJR駅の敷地内(一部階段あり)または名鉄百貨店内を歩く事になりますが、名鉄百貨店側には通路沿いに宝くじの高額当せんがよく出る事で有名な「名駅前チャンスセンター」があります。
また、名駅通の先に見える高層ビルは「ミッドランドスクエア」です。
 
 

 

メインの改札口である中央口改札です。中央コンコースの南側に設置されています。
東側(左)が桜通口で、「JRセントラルタワーズ(高島屋)」方面です。後述の桜通口改札のほか名鉄線、近鉄線、地下鉄各線への乗換も桜通口方面です。
西側(右)が太閤通口で、中央北口改札、新幹線改札のほか地下鉄桜通線、あおなみ線の乗換は太閤通口方面です。桜通線は中央コンコースの直下にホームがあり、コンコース東西に出入口があります。
交通系ICカード『TOICA』などに対応の自動改札機が柱を挟んで3ヶ所に計9通路あり、中央に幅広通路があります。窓口に面した右端が有人通路です。
改札口の左手前に自動券売機があります。新幹線のチケットが購入可能な「JR全線きっぷうりば(みどりの窓口)」や指定席券売機は離れた右後方、コンコース反対側にある中央北口改札と新幹線北口改札の間に設置されています。また、後方にある「JR東海ツアーズ」でも新幹線のチケットを購入可能です。改札内には自動精算機があります。
中央口改札の先、中2階には改札内中央通路がありますが、中2階との間は階段しかありません。車いすの場合は中央北口へお回り下さい。中央通路と2階にある各ホームの間には階段と上りエスカレーターが設置されています(一部ホームは下りES併設。但し、12・13番線はESなし)。また、中央通路は12・13番線の西側に新幹線南乗換口があり、その手前で左へ曲がると南通路(太閤通南口、あおなみ線連絡口、近鉄連絡口、広小路口方面)へ行くことができます。
また、トイレは改札口右側(改札外)と中央通路の8番線と10番線の間(改札内)にそれぞれ設置されていますが、いずれも多機能トイレがありません。太閤通南口前のトイレには多機能トイレがありますが、段差があるため中央口からは行けません。多機能トイレは桜通口北側(改札外)と北通路(改札内)にあります。
コンビニは改札外コンコースや各ホームに設置されています(ホーム上の店舗はミニ店舗です)。
そして、中央コンコース南側地下(改札外)には飲食店街「名古屋うまいもん通り」があり、西側にはラーメン屋が並ぶ一角があります。
 
 

こちらは北東改札口に相当する桜通口改札です。西を望む。後方は桜通口(北側)および「JRセントラルタワーズ」です。
駅東寄りを南北に延びる通路に面しています。左が中央通路方面です。右は「JRゲートタワー」方面ですが、現在、リニアの駅工事により行き止まりになっています。
交通系ICカード『TOICA』などに対応の自動改札機が柱を挟んで左右に計15通路あり、右から3番目が幅広通路です。窓口に面した右端が有人通路です。
改札口の右手前に自動券売機があり、左手前に指定席券売機があります。尚、「JR全線きっぷうりば」は前述の中央通路北側、新幹線北口改札近くにしかありません。改札内には自動精算機があります。
桜通口改札の先は中2階の改札内北通路で、段差がありますが、階段とエレベーターで連絡していて、バリアフリーに対応しています。北通路と2階各ホームの間には階段と上りエスカレーター、エレベーターが設置されています(1・2番線はESなし)。尚、主に関西線列車が発着する12・13番線との間にはエレベーターしかありませんのでご注意下さい。また、北通路は12・13番線の西側に新幹線北乗換口があり、12・13番線行きEVの手前で左へ曲がると中央北口へ行くことができます(段差にスロープあり)。
また、トイレは改札口右側(改札外)と北通路の4番線と5番線の間(改札内)にそれぞれ設置されていて、いずれも多機能トイレが併設されています。
ちなみに、北通路は前述の中央通路や後述の南通路とは直接繋がっていません(ホームを介して移動可能です)。
そして、改札外コンコースにはコンビニ(左側)があり、改札を入って左手にはキヨスクがあります。各ホームにもミニコンビニが設置されています。
 
 

 

こちらは中央通路北側に位置する中央北口改札です。

左に「JR全線きっぷうりば」と新幹線北口改札があります。

前述の中央口改札は右後方の中央通路反対側にあります。

交通系ICカード『TOICA』などに対応の自動改札機が5通路あり、中央が幅広通路です。窓口に面した右端が有人通路です。

改札口の右手前には自動券売機があります。

改札の先は前述の北通路で、通路との段差は階段とスロープで解消しています。

北通路を右へ行けば桜通口改札、左へ行けば新幹線北乗換口です。

 



こちらは南東改札口に相当する広小路口改札です。北を望む。4:50~23:00しか利用できません。
右手に広小路口があり、桜通口方面へ抜けられます。名鉄・近鉄・地下鉄東山線との乗換が比較的便利です。
後方は飲食店街「名古屋うまいもん通り広小路口」です。
交通系ICカード『TOICA』などに対応の自動改札機が6通路あり、右端が幅広通路です。窓口に面した左端が有人通路です。
改札口の左手前に自動券売機があり、改札口後方には「JR東海ツアーズ(新幹線チケット購入可能)」があります。改札内には自動精算機があります。
広小路口改札の先は中2階の改札内南通路で、段差は階段とスロープで解消しています。但し、各ホームとの間にエレベーターがありません。車いすの場合は中央北口または桜通口へお回り下さい。
南通路と2階各ホームの間には階段のみ設置されています。3・4番線辺りには地下にある近鉄線連絡口へ至る連絡階段があります。また、南通路は12・13番線の西側で行き止まりになっており、その手前で右へ曲がると中央通路・新幹線南乗換口方面、突き当たりを左へ曲がると太閤通南口・あおなみ線連絡口方面へ行くことができます。
また、南通路にトイレはありません。改札外の後方にトイレと多機能トイレがあります。
そして、改札外コンコースには「ベルマートキヨスク」が右側と離れた右後方にあり、改札を入って左手には土産物店「ギフトキヨスク」があります。各ホームにもミニコンビニが設置されています。

 

 

こちらは近鉄線連絡口です。近鉄線コンコースより撮影。

ICカード対応の自動改札機が並んでおり、左にはJRの自動券売機と指定席券売機が設置されています。

バリアフリー非対応です。
 
 

こちらは南西改札口に相当する太閤通南口改札です。東を望む。
在来線の改札で唯一、駅西側に設置されている改札口で、あおなみ線改札に隣接して設けられています。左がJR線改札、右があおなみ線改札です。
後方に太閤通南口があり、後方から左へ行くと中央コンコース・新幹線改札方面へ抜けられます。
交通系ICカード『TOICA』などに対応の自動改札機が3通路あり、一番左の自動改札通路が幅広通路です。窓口に面した左端が有人通路です。
改札口の左手前に自動券売機がありますが、「JR全線きっぷうりば」や指定席券売機はありません。新幹線チケットのご購入は中央コンコースにある「JR全線きっぷうりば」へお回り下さい。
太閤通南口改札を通って左へ曲がると中2階の改札内南通路で、段差は階段とスロープで解消していますが、前述の通り各ホームとの間にエレベーターがありません。車いすの場合は中央北口へお回り下さい。南通路の階段を登って右へ曲がると中央通路への連絡通路が左へ分岐しています。南通路を東へ通り抜けると広小路口改札に到達します。その手前に前述の近鉄線乗換改札への階段があります。
また、改札を入って右側には、あおなみ線連絡改札があります。有人通路はなく、手前にあおなみ線のきっぷを購入可能な自動精算機があります。あおなみ線でもICカードを利用できます。
そして、南通路にトイレはありません(中央通路へお回り下さい)。改札外にもトイレがありません。
改札外の左後方には「ベルマートキヨスク」があります。また、太閤通南口付近の改札内に売店はありませんが、各ホームにミニコンビニが設置されています。
 
 

2番線に設置されている東海道本線の吊下式駅名標です。電照式で、バックライトはLEDかもしれません。
JR東海・在来線の標準デザインで、国鉄タイプと同じく所在地も併記されています。
アルファベット部分にはJR東海のコーポレートカラーであるオレンジが塗られています。
東海道線の駅ナンバリングが併記されています (CA 68)。
ちなみに「CA 00」はJR東日本との境界駅である熱海駅です。

また、名古屋駅は特定都区市内制度における名古屋市内の駅であるため、右上に「名」マークがあります。
 
 

こちらは11番線に設置されている中央本線と関西本線の駅名標です。バックライトは蛍光灯と思われます。
中央線の駅番号「CF 00」と関西線の駅番号「CJ 00」が併記されています。
 
 

在来線の名古屋駅は島式ホーム6面12線の高架構造で、南南東~北北西方向にホームが延びています。
 
一番左(東)のホームが左から1番線(リニア工事に関連して使用停止中)、2番線(東海道本線上りの快速系統が主に使用)の順、
その次のホームが左から3番線(東海道線の武豊線直通列車や上り普通列車が主に使用)、4番線(東海道線下り。特急『しらさぎ』などが使用)の順、
その次が左から5番線(東海道線下りの普通列車などが使用)、6番線(東海道線下りの快速系統が主に使用)の順、
その次が左から7番線・8番線(中央西線下りの快速・普通が主に使用)の順、
8番線の右にホームがない中線の9番線があり、その右のホームが左から10番線(中央線。特急『しなの』やホームライナーが主に使用)、11番線(中央本線・関西本線の一部列車と特急『ひだ』、特急『しらさぎ』(11号以降)、東海道線下りホームライナーが使用)の順、
そして一番右(西)のホームが左から12番線・13番線(関西本線が使用。特急『南紀』は12番線に発着)の順です。
 
ホーム有効長は1~11番線が10両分、12・13番線が8両分と、主要駅にしては短いです。かつては北側(神戸方)にもホームが延びていて、東海道線では15両編成の発着が可能なホームのありましたが、リニア中央新幹線の名古屋駅建設工事を行うため、北側の各ホームが撤去され、短縮されました。
2020年7月現在、ホームドアは未設置です。ホーム幅は主要駅だけに広いですが、階段やコンビニの部分などは狭くなっています。
上屋は全番線とも概ね端から端まで設置されています(12・13番の南端に一部雨ざらしの箇所あり)。全営業列車とも入線時は上屋内に収まります。
各ホームにはベンチ・飲料自動販売機・ミニコンビニ「ベルマートキヨスク」が設置されています。特急が発着する10・11番線の東京寄り(南側)には駅弁販売店があり、関西線の12・13番線は発着本数が少なく、待ち時間が長くなるためか空調完備の待合室があります。
写真は4番線より東海道本線の熱海方・東京方、中央本線の塩尻方・東京方、関西本線の亀山方・JR難波方を望む。
 
 

また、関西線の12・13番線を除く各ホームの東京方の端近く(南側)には、立食いきしめん店「名代きしめん 住よし」があります。湘南色の帯が目印です。
立食い店が減少する中、ほぼ全ホームに店舗が残っている駅は希少になっています。
私は乗り鉄時、よく「住よし」を利用します。美味しいです。写真は7・8番線ホームの店舗です。
 
ちなみに、1・2番線の神戸方(北側)には蕎麦店「かきつばた」が、5・6番線の神戸方にはきしめん店「麺亭憩(いこい)」があります。
 
 

こちらは2番線より東海道本線の米原方・神戸方、中央本線および関西本線の終端方を望む。
右から1番線~13番線の順です。
東海道本線は2番線が上り主本線、6番線が下り主本線です。
1番線と2番線の直上は「JRセントラルタワーズ」で、ビル内にホームがある形です。
 
 

こちらは12番線より関西本線の終端方、中央本線の終端方、東海道本線の米原方・神戸方を望む。
右から1番線~13番線の順です。右手には「JRセントラルタワーズ」が見えます。
13番線の左には側線が1本、さらに左側には稲沢線(名古屋駅構内のみ単線)が並行しています。稲沢線は名古屋貨物ターミナル駅と稲沢駅を結ぶ貨物線で、当駅より稲沢方は東海道本線と並行して線路別複々線を形成し、当駅と名古屋貨物ターミナル駅の間は「あおなみ線」と線路を共用しています。左後方に「あおなみ線」の名古屋駅があります。
また、稲沢線のさらに左側には東海道新幹線の名古屋駅があります。
 
 

2番線より東海道本線の熱海方・東京方、中央本線の塩尻方・東京方、関西本線の亀山方・JR難波方を望む。
すぐ先で関西本線と「あおなみ線」が右へ分岐し、入れ替わりに東海道新幹線が右手に寄り添い、名鉄名古屋本線が地下から顔を出し左手を並行するようになります。
東海道本線はこの先、中央本線、東海道新幹線、名鉄線と並行して、右手に再開発によるビル街「ささしまライブ24地区」を見ながら高架区間で南へ走ると中川区に入ります。その後は住宅街の中を走り、中川運河東支線を渡って左手に名鉄線の山王駅が見えてくると左へカーブして、東海道新幹線、そして名古屋港線(東海道本線貨物支線)と分かれます。その直後に右手を走っていた中央本線が東海道本線と名鉄線をアンダークロスして左へ回ると尾頭橋駅へと至ります。尾頭橋駅は東海道本線のみの駅で、中央本線にホームはありません。
 
 

12番線より東海道本線の熱海方・東京方、中央本線の塩尻方・東京方、関西本線の亀山方・JR難波方を望む。
右手の稲沢線上に「あおなみ線」の名古屋駅が設置されています。稲沢線は「あおなみ線」駅の北側、JR名古屋駅の構内のみ単線となります。さらに右には東海道新幹線の名古屋駅があります。
 
中央本線はこの先、東海道本線、東海道新幹線、名鉄線と並行して南下し、中川区に入って中川運河東支線を渡ると名鉄山王駅付近で高度を下げ、東海道本線と一緒に左へカーブしますが、この地点で中央本線から名古屋港線が分岐し、新幹線とともに右へと分かれます。中央本線はその後、東海道本線と名鉄線をアンダークロスして一番左側へ回り、右手に尾頭橋駅を見て走ると進路を東南東に変えて堀川を渡り、中区に入ります。そして地形の関係で掘割区間になると市街地に入り、名古屋のサブターミナルである金山駅へと至ります。「金山総合駅」と称されていて、東海道本線をはじめ名鉄線、名古屋市営地下鉄名城線・名港線と乗換可能です。
 
一方、関西本線はこの先、右を走る「あおなみ線」と一緒に右へカーブして東海道本線、中央本線と分かれ、東海道新幹線をアンダークロスして左手に「ささしまライブ24地区」が見えてくると「あおなみ線」が関西本線をオーバークロスして左に回ります。それと同時に近鉄名古屋線が離れた右側を並走するようになり、あおなみ線はささしまライブ駅、近鉄線は米野駅に差し掛かりますが、関西本線に駅はありません。また、近鉄線との間には名古屋車両区が広がります。その後も広大な鉄道用地の中を「あおなみ線」や近鉄線とともに南西へ走り、名古屋高速5号万場線および名古屋市道名古屋環状線(黄金陸橋)をアンダーパスすると左側にJR東海名古屋工場が見えてきて(笹島信号場)、ここまで複線でしたが以後は単線になります。また、名古屋車両区は終息して、近鉄線が右手に寄り添います。この辺りから中村区(右)と中川区(左)の境界を走るようになります。そして高架区間になり、近鉄の烏森駅辺りで「あおなみ線」が左へ分かれると近鉄線と完全並走で住宅街の中を南西へ走り、やがて右へカーブして進路を西南西に変えると右手に近鉄八田駅を見てから八田駅へと至ります。近鉄線、名古屋市営地下鉄東山線と乗換可能です。
 
 

4番線より東海道本線の米原方・神戸方を望む。
中央本線と関西本線は当駅止まりですが、線路は東海道本線をはじめ貨物線の稲沢線にも繋がっています。終端部には引上線もあります。
東海道本線はこの先、高架区間で中村区(左)と西区(右)の境界を走りますが、ホームの北側一部は西区にもかかっています。左手に稲沢線と東海道新幹線が並走します。市街地の中を北北西へ走り、地下鉄東山線の亀島駅辺りで左へカーブして北西へ進路を変えると地下トンネルから出た名鉄名古屋本線が右を並走するようになります。右手に名鉄線の栄生駅が見えてくると東海道新幹線の名古屋車両所へ至る出入庫線が右へ分岐します。そして住宅街の中を右へカーブして進路を北北西へ戻すと庄内川を渡り、清須市に入ります。その後は築堤高架区間を走りながら名鉄線をオーバークロスしますが、この辺りで本線から稲沢線への渡り線があります。稲沢線経由の臨時旅客列車はここで転線します。そして住宅街の中を左へカーブすると築堤が低くなり、進路を北西に変えて枇杷島駅へと至ります。稲沢線上に東海交通事業城北線のホームがあります。
 
 
あとがき
私が名古屋駅で下車(乗車)したことは、子供時代から何度もあります。子供の頃は東海地方に住んでいたので用事、買物や列車の撮影のため、大人になってからは乗り鉄のため、何度も改札を出ています。子供の頃は古びた鉄筋コンクリート造の駅舎で、構内も薄暗かったのですが、今は巨大な駅ビルが建ち、構内も綺麗になりました。駅前は言うまでもなく都市部の風景ですが、東側の桜通口は地上に商店が少ないかもしれません。地下街やビル内に商店が集積しています。
 
東京からですと東海道新幹線に乗り、名古屋駅で下車です。余裕で日帰り訪問可能です(最大滞在時間:約14時間30分)。
一方、大阪からですと新大阪駅から東海道新幹線に乗り名古屋駅下車、あるいは大阪難波駅or大阪上本町駅or鶴橋駅から近鉄の名阪特急に乗って近鉄名古屋駅下車すぐです。JR在来線(東海道本線など)の列車乗り継ぎでもOKです。こちらも余裕で日帰り訪問可能です(最大滞在時間:約16時間)。
  
食料・飲料について、駅構内や駅前に複数のコンビニがあり、飲食店も多数あります。駅弁も販売しています。事前に用意しなくても大丈夫です。
 
東京、大阪とも到達難易度はさほど高くありません。東海道本線、中央本線、関西本線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は名古屋駅でも途中下車されてみて下さい!
 
(参考:JR東海のHP、配線略図.net、Google地図、Wikipedia)