2005年、金城ふ頭駅にて撮影。
尚、あおなみ線は元々貨物専用の東海道本線貨物支線である西臨港貨物線(西名古屋港線)を客貨両用として改良した路線ですが、見た目は新線そのものです。
(Yahoo!地図を使用)
路線名 | 区間 | 営業キロ | 備考 |
名古屋臨海高速鉄道:(※1)あおなみ線 | 名古屋~金城ふ頭 | 15.2km | 全線複線・直流1,500V電化 |
軌間1,067mm。
踏破達成時 | 2005年3月 |
撮影時 | 2005年3月、2010年5月、2011年5月 |
あおなみ線・名古屋駅は貨物線の稲沢線上にあり、JR在来線と新幹線に挟まれた狭いスペースにホームがあります。
あおなみ線では全駅にホームドアが完備されています。
また、改札口は駅西側の太閤通南口にあり、JR線との乗換改札口はありますが、JR駅の東側に位置する名鉄や近鉄、そして地下鉄東山線の駅までは距離があり、時間を要します。
あおなみ線では全駅にホームドアが完備されています。
また、改札口は駅西側の太閤通南口にあり、JR線との乗換改札口はありますが、JR駅の東側に位置する名鉄や近鉄、そして地下鉄東山線の駅までは距離があり、時間を要します。
名古屋を発車するとすぐに右へカーブして東海道新幹線をアンダーパスし、その後すぐに関西本線をオーバーパスしてささしまライブに着きます。駅前は笹島駅(貨物駅)の跡地で、再開発が進んでいます。
ささしまライブを発車後は地平に下り、JR東海の名古屋車両区を右手に見ながら走ります。
そして名古屋高速5号万場線をアンダーパスした後はJR東海の名古屋工場を左手に見ながら関西本線や近鉄名古屋線と並行しながら走ります。そして高架へ上がると近鉄烏森駅付近で左へカーブしてJR線、近鉄線と分かれ、小本に着きます。
小本からは住宅街を南下します。一瞬、西側に名古屋市営地下鉄東山線の高畑車庫を望めます。
そして左側に側線が広がり始めると荒子に着きます。尾張四観音のひとつ、荒子観音へは当駅下車です。
荒子を発車後は左手に名古屋貨物ターミナルを望みながら進み、少し西へカーブして南荒子に着きます。
南荒子からも貨物駅の線路を見ながら走りますが、やがてその線路が途切れると中島に到着します。
中島を発車すると国道1号線をオーバーパスし、引き続き住宅街を南下します。そして左側には、建設中止となった南方貨物線の高架橋跡が見え、その後すぐに名古屋競馬場前に着きます。地方競馬の名古屋競馬場は駅の南東側にあります。
名古屋競馬場前を発車後も住宅街を南下し、荒子川公園に着きます。駅周辺はラベンダーや桜の名所である荒子川公園の一角にあり、駅東側には巨大商業施設・イオンモール名古屋みなとがあります。
荒子川公園を発車すると公園の中を進み、荒子川を渡ると国道23号線(名四国道)をアンダーパスします。そして今度は倉庫や工場の中を進み、稲永に到着します。駅東側にはスポーツデポをはじめベイシアやカインズホームなど、巨大な商業施設が存在します。
稲永を発車するといよいよ車窓左手に名古屋港を望むことができます。そして右へカーブしていかにも臨港地帯といった趣の場所を走ると、潮凪信号場から車両基地(潮凪車庫)への出入庫線が左へ分岐します。この潮凪信号場が、かつての旧西名古屋港線時代の終点だった西名古屋港駅の場所でもあります。
その後は潮凪車庫を倉庫越しに望みながら走ると野跡に着きます。駅前には市営住宅などがあります。
野跡を発車後は工場・倉庫が並ぶ中を広い道路(金城ふ頭線)と並行しながら南下します。
正面には伊勢湾岸自動車道の吊橋「名港トリトン」が望め、左手には名港中央大橋、右手には名港西大橋を眺めることができます。そして運河を渡り金城ふ頭エリアに入ると伊勢湾岸自動車道をアンダーパスし、左手にJR東海の『リニア・鉄道館』を望みながら走ると、終着駅の金城ふ頭に到着します。
金城ふ頭駅にて。海に近く風対策の為、フルスクリーンタイプのホームドアが採用されています。
金城ふ頭駅のホームからも『リニア・鉄道館』を望むことができます。
金城ふ頭駅にて。こちらは『リニア・鉄道館』のある東口側です。
反対の西口側にはイベントが開催される名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)などがあります。現在はテーマパーク「レゴランドジャパン」もあります。
また、北へ約1kmの場所にフェリー旅客ターミナルがあり、仙台経由で苫小牧へ向かう名鉄グループ・太平洋フェリーの航路が出ています。
反対の西口側にはイベントが開催される名古屋市国際展示場(ポートメッセなごや)などがあります。現在はテーマパーク「レゴランドジャパン」もあります。
また、北へ約1kmの場所にフェリー旅客ターミナルがあり、仙台経由で苫小牧へ向かう名鉄グループ・太平洋フェリーの航路が出ています。
あおなみ線では各駅停車のみの運転で、出庫列車となる稲永発名古屋行き数本を除き、すべて名古屋~金城ふ頭を通しで運転します。
概ね毎時4本の運転ですが、平日朝夕ラッシュ時は毎時6本、土休日朝ラッシュ時は毎時5本に増えます。
概ね毎時4本の運転ですが、平日朝夕ラッシュ時は毎時6本、土休日朝ラッシュ時は毎時5本に増えます。
名古屋駅では名鉄、近鉄、名古屋市営地下鉄東山線との乗換に時間がかかり、要注意です。
車両は1000形の4両編成のみが活躍しています。
名古屋~金城ふ頭の所要時間は、下りが24分、上りが23分です。
乗換駅 | 乗換路線 |
名古屋駅 | JR東海:東海道新幹線(東京方面、新大阪方面) |
名古屋駅 | JR東海:東海道本線(米原方面、豊橋方面)、中央本線、関西本線 |
名古屋駅 | JR東海:稲沢線(貨物線) |
名古屋駅 | 名古屋鉄道(名鉄名古屋駅):名古屋本線(名鉄岐阜方面、豊橋方面)、(犬山線列車) |
名古屋駅 | 近畿日本鉄道(近鉄名古屋駅):名古屋線 |
名古屋駅 | 名古屋市営地下鉄:東山線、桜通線 |
(参考:Wikipedia)