【菊と稲荷】の始まりの物語はコチラです→『プロローグ。』
<あらすじ>
『怖いと思われている稲荷の誤解を解いてほしい』
その言葉と共に、六甲山の高取神社で
「神様」という存在に、接続してもらった私。
前からついていたという高野山の清高稲荷大明神さまの
子狐眷属の姿も確認できるようになり、
奇妙な共同生活(?)が始まっていた。
***
続きです。
ということで、清高稲荷大明神の近くの『光海珈琲』にて、
ランチとケーキ(←食べ過ぎ注意報)
ここのアップルパイが美味しくて♡
熱いアップルパイにアイスが添えてあって、ツボなんです。
このアップルパイ、この日がリニュアル初日ということで!✨
菊「清高稲荷大明神さま、アップルパイが気になってはったのかな♪(モグモグ)」
子狐2「いつ食べても美味しいねー♡(モグモグ)」
子狐1「さ、食べたら戻ってミーティングだよー」
ランチも終えてのお参りが落ち着いた後、
私は管理人の上岡さん&カナさんと打ち合わせに。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20190418/17/rokkoyamama/2e/0a/j/o0809108014393404209.jpg?caw=800)
清「そうだな。そして、全方位からの光は、逆も然り。
神に対してもそれはある」
菊「? 神様に対して?……ですか」
清「うん。ありがたい。
色々な角度からの信仰……信仰は光だからな。
それが当たると、神にとっての影のようなものもなくなっていく」
菊「……ご神威が上がる……ということですか」
清高稲荷大明神はこちらを見て微笑んだ。
清「今日はいい日だな」
この日、実は今の管理人さんファミリーが授与所を開け始めた当初から、
ずっと信仰を遠くからし続けている
【おやつ屋Meguru】の恵さんがご家族で参拝されていた。
清「繋がるのだな。
平和な証拠だ。笑顔が見られて嬉しい」
菊「ハイ。私もです♪」
清「姿を見ること。声を聞くこと。
目の前に来てもらえる事はやはり嬉しい事だ」
清「報告に来てくれたのが嬉しい。
この世はカタチに現す事が大切だから。
そのバリエーションをさらに豊かに、面白く、
掛け合わせながら唯一のものを作り出す中に喜びを」
恵さんは『七浜イケメンプロジェクト』という企画で、
東北を盛り上げようと、いろんなことを具現化させていらっしゃる。
その企画の日本手ぬぐいも、三方に奉納されていた。
清「その喜びは超えていく。
超えて伝わっていく。
私は今日は、久しぶりに "海" を見たよ」
菊「実は私の住む町にも海はあるのですが」
清「伝わってくる海の濃さが違う(笑)」
そう笑った清高稲荷大明神。
「空海」という、
名前に「海」を織り交ぜた者に勧請された稲荷神。
菊「そうかー。空海さんはすごい濃い海を見せてはったんでしょうね」
菊「私……清高稲荷大明神さまのこと、
全然知らないんだな」
と呟きながら、
今更気がついたシンプルな事柄に
嬉しくて嬉しくて、笑っていた。
《続く》
⛩【菊と稲荷】次のお話はこちら*
星語りリトリート in 星田妙見宮
集合場所*JR星田駅
募集人数*
参加費*6,000円(交通費・飲食費は各自負担)
現在、本殿にて清め祓いして頂いたカードを社務所にて頂けます。