■『マッドマックス 怒りのデス・ロード』
やりすぎ限界映画：☆☆☆☆★★★［95］
2015年／オーストラリア映画／120分
監督：ジョージ・ミラー
出演：トム・ハーディ／シャーリーズ・セロン／ニコラス・ホルト／ヒュー・キース＝バーン／ロージー・ハンティントン＝ホワイトリー／ライリー・キーオ／ゾーイ・クラヴィッツ／アビー・リー／コートニー・イートン／ネイサン・ジョーンズ／ジョシュ・ヘルマン／ジョン・ハワード／リチャード・カーター／iOTA／アンガス・サンプソン／ジェニファー・ヘイガン／メーガン・ゲイル／メリッサ・ジャファー／ジョイ・スミザース／クエンティン・ケニハン
■2015年 劇場公開作品 6本目
■第2稿 2021年 4月12日 版
「4年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」＋「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」で、「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」程度でしかなかったのに、見た「瞬間」「大きい方垂れ流し」。「今」なお「かなり」繰り返して見てる。
「メル・ギブソン」の『マッドマックス』「旧3部作」を超えられるはずがないと思い込んだが、「怖さ」にビビって震え上がった。「トム・ハーディ」の「新しい魅力」、「ジョージ・ミラー監督」「70歳」の「精神力」に、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」するしかなかった。
公開当時「4作目」、「メル・ギブソン」「旧3部作」の完全「続編映画」なのかと勝手な想像してたら、「新シリーズ1作目」だった。なので「メル・ギブソン」「旧3部作」を見てない若者が「いきなり」『マッドマックス 怒りのデス・ロード』を見ても大丈夫だと思う。
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の「圧倒的美術」「狂気の世界観」、「狂ってる」あまりの美しさ、「極限の美」は、「ジョージ・ミラー監督」以外「誰にも思いつけない」。「全世界」の「伝説」となった「真実」「理由」を体感する以外もはや選択肢はない。
「ジョージ・ミラー監督」「70歳」が、何で「30年間」も『マッドマックス』シリーズ撮りたかったのか今また考える。「メル・ギブソン」「旧3部作」と『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の「決定的」な「違い」に最近気づいた。
「新シリーズ1作目」『マッドマックス 怒りのデス・ロード』と「メル・ギブソン」「旧3部作」との「決定的」な違いは、主人公が「トム・ハーディ」「マックス」ではなく、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「シャーリーズ・セロン」「フュリオサ」なこと。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の主人公は「フュリオサ」だと「確信」。
きっと「ジョージ・ミラー監督」の中で「マックス」はもう、「メル・ギブソン」「旧3部作」で「神」「伝説」として「神格化」、「完成」されてたのではと想像する。『マッドマックス 怒りのデス・ロード』での「トム・ハーディ」「マックス」の存在は、「水戸黄門」「ドラえもん」と同じ存在に「変化」した。
「新シリーズ1作目」を「誰も見たことがない」「新しいもの」とするため、「メル・ギブソン」「旧3部作」では「男尊女卑」の極みだった「女性」を見つめ直した。「この世で一番価値があるもの」が「女性」「子供」だと言い切った、「ジョージ・ミラー監督」の「信念」「価値観」「倫理観」の変化が、恐るべき「これでもか」の「泣かし」まで到達。「ジョージ・ミラー監督」は無意識で「女版マックス」を撮ったようにしか見えない。だから続編を「フュリオサを主人公にしたスピンオフ」なんて言い出した。「どう見ても」、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』の主人公は、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「シャーリーズ・セロン」「フュリオサ」。
「女性」を「賞賛」「崇拝」「尊敬」した「愛の映画」。恐るべき「やりすぎ限界映画」。
■初稿 2017年 10月10日
■「いつか見た映画 1979」3『マッドマックス』
■「いつか見た映画 1981」1『マッドマックス2』
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画像 2017年 10月