日記「今日見た映画 2014」73『百円の恋』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『百円の恋』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2014年/日本映画/113分
監督:武正晴
出演:安藤サクラ/新井浩文/稲川実代子/早織/宇野祥平/坂田聡/沖田裕樹/松浦慎一郎/芹澤興人/桝木亜子/吉村界人/和宇慶勇二/白岩佐季子/若林瑠海/藤原季節/伊藤洋三郎/重松収/根岸季衣

■2014年 劇場公開作品 73本目

「6年前」、「超有名」なのに「逃げた」のは、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」だった可能性と、何か「よほど辛いことがあった」(思い当たることはあるが)から、常に「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」せいで、チラシの「安藤サクラ」を見て「完全無意識スルー」したのだと思う。だが今「多少」「正気」になって、「ちゃんと」『百円の恋』を見たら、「安藤サクラ」は恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” だった。

まず恐るべき極限のくそリアリズムにおしっこ垂れ流し。ニートだった「安藤サクラ」は、「妹」の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「早織」と大喧嘩して家出。一人暮らしして働き始めるが、近所のボクシングジムで見かけた「新井浩文」に一目惚れ。人生の「変化」も始まる。

「新井浩文」のことを「知りたかった」からか、カッコよさに「憧れた」からか、「ボクシング」に惹かれてく。今まで何もなかった人生で「何かを成し遂げたい」と思ったのか、人生で「勝つ」という経験がなかったから、「一度だけでも勝ってみたい」と思ったからか、その気持ちには心撃たれるものを感じた。

肥満太りしてた「安藤サクラ」が、『レイジング・ブル』の「ロバート・デ・ニーロ」のように痩せてく姿に大きい方を漏らしてビビって震え上がった。また『レイジング・ブル』の「ロバート・デ・ニーロ」級の “本気” で、“本物” の「ボクサー」に見えるまで鍛え抜いた「パンチ」「フットワーク」を見て「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」。チラシの「安藤サクラ」を見て「完全無意識スルー」したことに「かなり」、「反省」「懺悔」「償い」まで追い込まれた。涙が出た。

最後の試合も凄かったが、バイトの店長をやっつけるとこも凄かった。「とにかく」、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「安藤サクラ」が「凄かった」。恐るべき極限のくそリアリズムにおしっこ垂れ流すしかなかった。




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画像 2020年 8月