日記「今日見た映画 2005」2『ビフォア・サンセット』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■『ビフォア・サンセット』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2004年/アメリカ映画/81分
監督:リチャード・リンクレイター
出演:イーサン・ホーク/ジュリー・デルピー/ヴァーノン・ドブチェフ/ルイーズ・レモワン・トレス/ロドルフ・ポリー/アルベール・デルピー/マリー・ピレ

■2005年 劇場公開作品 2本目

「1作目」『恋人までの距離 ディスタンス』を見直したのは「約25年」ぶり、「2作目」『ビフォア・サンセット』を見直したのは「約10年」ぶりだった。当然「鶏程度」の脳みそしかないから、『恋人までの距離 ディスタンス』は数回見たが、『ビフォア・サンセット』見たのは「1回」「だけ」。それでも当時「鶏程度」で「やりすぎ限界映画」と思ったのは、「かなり」インパクトがあったからだと自己分析する。

「約10年」の時を超え、「かなり」「泣かし」に追い込まれ、「約10年」前には「絶対見えてなかった」ものが見え、「泣きながら」ビビッて「怖さ」に震え上がるしかなかった。

まず「1作目」を見直して思ったことは、極限のくそリアリズムで「絶対結婚」するようにしか見えないこと。「現実」にこんなこと起きたら、「現実」に起きそうに見えるのも「怖さ」だが、もし本当にこんな体験したら「ただでは済まない」としか思えない。女性がどう「感じる」のかは正直想像できないが、僕自身、男の「感情移入」で、「絶対忘れられない」、現実に「結婚」を考える事件に、「1作目」はなってしまうと思う。

『恋人までの距離 ディスタンス』の公開から「2作目」が公開された「現実」の時間に合わせ、「映画」の時間も「そのまま」「9年後」で描かれた。「作り話」「創作」だから、二人があの後「結婚」した話にもできたのに、「あえて」「結ばれなかった話」にしたのが、「かなり」、強烈に「やりすぎ」になったように見えた。

『恋人までの距離 ディスタンス』がもしも現実だったら?」 「再会」を約束した「12月16日」に「僕なら絶対行った」。というか僕には「男は絶対行く」としか思えない。「『恋人までの距離 ディスタンス』がもしも現実だったら?」恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジュリー・デルピー」も「絶対くる」ようにしか見えない。「ジュリー・デルピー」が「こなかった」方が「嘘」に見えた。

ところが、「こなかったことがもしも現実だったら?」の「創作」が『ビフォア・サンセット』の「怖さ」。「こなかった」「理由」の恐るべき極限のくそリアリズム「屁理屈」に「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」。「こなかったことがもしも現実だったら?」「絶対こうなる」という恐るべき極限のくそリアリズムに、怖くて「泣きながら」おしっこ垂れ流し。

「お互い9年間ずっと忘れることができなかった」、「これでもか」の「泣かし」に追い込まれるしかない。「『恋人までの距離 ディスタンス』がもしも現実だったら?」「絶対結婚」になるしかない、『ビフォア・ミッドナイト』への「伏線」には充分だった。「リチャード・リンクレイター監督」が「あえて」「結ばれなかった話」にした「理由」。「絶対結婚」になる「瞬間」を見せるため。「リチャード・リンクレイター監督」の恐るべき極限のくそリアリズムな演出に「また」「これでもか」と追い込まれる。恐るべき「やりすぎ限界恋愛映画」であったことを「今頃」思い知り、「かなり」「反省」「懺悔」「償い」に追い込まれるしかなかった。




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画像 2020年 1月