日記「今日見た映画 2015」10『セッション』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『セッション』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2014年/アメリカ映画/107分
監督:デイミアン・チャゼル
出演:マイルズ・テラー/J・K・シモンズ/ポール・ライザー/メリッサ・ブノワ/オースティン・ストウェル/ネイト・ラング/クリス・マルケイ/デイモン・ガプトン/スアンヌ・スポーク/マックス・カッシュ/チャーリー・イアン/ジェイソン・ブレア/カヴィタ・パティル

■2015年 劇場公開作品 10本目

■第2稿 2021年 4月28日 版

「パワハラ」を描いた映画で「大問題」になった。「4年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」で、「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」程度じゃなかったのに、「怖さ」でビビって「泣きながら」「大きい方垂れ流し」だった「激ヤバ」「やりすぎ限界映画」。

「実話」にしか見えない恐るべき極限のくそリアリズム。だが高校生の時「ジャズバンド部」のドラマーだった「デイミアン・チャゼル監督」が、「スパルタ顧問」にやられた「しごき」を基にした「創作」だったと、調べて「今頃」思い知った。

「極端に行きすぎた指導」。学生が鬱病となり「自殺者」まで出た。「J・K・シモンズ」「鬼教師フレッチャー」は「絶対糾弾」されて当然の「完全」「悪人」か? 『セッション』こそが「嫌なら辞めればいい」「だけ」の、「芸能界」の恐るべき極限のくそリアリズムに見える。

だが「極端に行きすぎた指導」で「血」が出るまで、あそこまでやらなきゃ「マイルズ・テラー」「アンドリュー・ニーマン」は、あの「速さ」で叩けるようになれなかった「真実」「現実」から目を背けることはできない。

「最期」ジャズ・フェス、師匠の「極端に行きすぎた指導」の「教え」に、生徒が出した「答え」の「怖さ」に、ビビッて震え上がり「泣きながら」「大きい方垂れ流し」。

「サンダンス映画祭」の「怖さ」を思い知らされた。

恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「メリッサ・ブノワ」「ニコル」の「せい」にする恐るべき「バカさ加減」を見て「また」、「鶏」時代を思い出した。僕はアンドリューのような「能力」なんかなかったが「バカさ加減」「だけ」あった。だから僕から「女が全員逃げた」。

賛否両論を巻き起こした「大問題作」。僕の意見は、「望まない人間」には必要以上の厳しさを強要してはいけないと思う。だが「望む人間」には、「教える者」と「教えられる者」の間に「信頼関係」がある上でなら、厳しい指導をしてもいいだろう。だが「信頼関係」は絶対条件となる。

■初稿 2017年 11月6日




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画像 2017年 11月