日記「今日見た映画 2015」3『D坂の殺人事件』 | やりすぎ限界映画入門

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■『D坂の殺人事件』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2015年/日本映画/114分
監督:窪田将治
出演:祥子/河合龍之介/木下ほうか/大谷英子/仁科貴/近藤芳正/草野康太

■2015年 劇場公開作品 1本目

■第2稿 2019年 6月13日 版

「江戸川乱歩没後50周年記念作品」、「窪田将治監督」の「草野康太」「明智小五郎」「江戸川乱歩エロティックシリーズ」「3部作」、『失恋殺人』『D坂の殺人事件』『屋根裏の散歩者』の「2作目」。

「2作目」『D坂の殺人事件』、「3作目」『屋根裏の散歩者』「完全直結続編映画」「前編」「後編」。「2作目」を覚えてないと「3作目」は全く理解できない。恐るべき「恋愛映画」に震撼せよ。

『D坂の殺人事件』を初めて見た「4年前」2015年、「江戸川乱歩」=「SM」「亀甲縛り」の「先入観」「思い込み」にだまされた。「2016年」劇場公開作品『屋根裏の散歩者』を見て「3部作」の真実が見えた。

現代では大問題の「DV」、「男尊女卑」が横行してた「明治時代」「大正時代」。女性の「誰にも言えない」「苦しみ」が現代の比ではなかったことを理解した。「木下ほうか」が「人間じゃない」ほど「酷い男」が何かを見せる。

「4年前」に初めて見た時、きっと「疲れてた」「体調が悪かった」のだと思う。「木下ほうか」に汚される「祥子」が、「美しかった」印象は残ってたが、「これほど」までの「極限の美」を持つ、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” だとは見えてなかった。見直した「瞬間」「時間が止まった」。

「2作目」『D坂の殺人事件』を「殆ど覚えてない」状態で「3作目」『屋根裏の散歩者』を見て、「2作目」「3作目」の主人公、「河合龍之介」演じる「郷田三郎」が、冒頭から「悦子」と言う台詞を聞き「まずい」と思った。「3作目」『屋根裏の散歩者』も、「祥子」演じる「花崎悦子」の物語だったからだ。

「2作目」『D坂の殺人事件』を見直して一番驚愕したのは、「原作」を知らないが、「本当に原作もこうなのか?」と思うほど「純愛物語」だったこと。調べたら『D坂の殺人事件』の「原作」に「郷田三郎」は登場しないらしい。「花崎悦子」「郷田三郎」の「恋愛映画」に涙が出た。「祥子」「河合龍之介」が「かわいそう」な「悲恋もの」に「ガン見」になってしまった。「二人」の最期が「すごかった」。

「木下ほうか」の「DV」、「SM」「亀甲縛り」から、「祥子」を命懸けで救おうとした「河合龍之介」に震撼せよ。僕は「3部作」の中で一番「2作目」『D坂の殺人事件』が好き。





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画像 2017年 10月