日記「今日見た映画 2018」11『パディントン2』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『パディントン2』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2017年/イギリス映画/104分
監督:ポール・キング
出演:ヒュー・ボネヴィル/サリー・ホーキンス/ブレンダン・グリーソン/ジュリー・ウォルターズ/ジム・ブロードベント/ピーター・キャパルディ/マデリーン・ハリス/サミュエル・ジョスリン/ヒュー・グラント/ベン・ウィショー/イメルダ・スタウントン/マイケル・ガンボン

■2018年 劇場公開作品 11本目

「また」「バカすぎる!」

見てたら「さらに」「全身の力が抜けた」。「ぶっ飛ばし方」は「2作目」より「1作目」の方が上。「泣かし」は「1作目」より「2作目」の方が上か。こんな「超バカバカしい」「超下らない」ことを「思いつける」「ポール・キング監督」の「想像力」に、「また」「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」。ビビッて「泣きながら」大きい方を漏らすしかなかった。

まずパディントンがみんなに愛されるようになってることが「泣かし」。となるともう「無茶」な「ぶっ飛ばし方」はあまりできない。だが「裁判長」の髪を「マーマレード」で貼ろうとしたのと、刑務所で「マーマレード」作ったのは「凄かった」。

そもそも「ルーシーおばさん」に「飛び出す絵本」をプレゼントしようとする気持ちが「泣かし」。「濡れ衣」で刑務所に入った時はどうなるかと思ったが、刑務所の囚人がみんな悪人に見えないのは「やりすぎ」。「超バカバカしい」「超下らない」「超おめでたい」話で見る人を「楽しい気持ち」にさせたい「ポール・キング監督」の「心意気」を「さらに」思い知る。「やさしさ」が「倍増」だったように見える最期の「オチ」も「かなり」「泣かし」だった。

「ジェイク・ギレンホール」級に「怖さ」にビビッて震え上がる「油断できない男」が何人かいる。学生時代「同級生I」の「教え」で、「ヒュー・グラント」の「怖さ」が脚本の「台詞」を言ってるように見えないことだと思い知った。もしかして「全部勝手なアドリブなんじゃねぇのか……」という恐るべき「すっ呆け方」。『ノッティングヒルの恋人』『ラブソングができるまで』が「特に」「かなり」「ヤバい」。その「油断できない男」が「全部勝手なアドリブなんじゃねぇのか……」と、あんま「暴走」しなかったのも、パディントンに「花を持たせた」「やさしさ」だったのかもしれない。

「1作目」「2作目」共に、「父」「ヒュー・ボネヴィル」「ヒッピー時代」の回想も「泣かし」。「超バカバカしい」「超下らない」話の中に、人間の「多面性」「意外性」の極限のくそリアリズムを見た。

「美術」「セット」の「極限の美」「映画は目で見るもの」。「飛び出す絵本」の上を「ルーシーおばさん」と観光する「CG」から、遊園地、ウルフィー追跡、屋根裏、ピンク色囚人服、…………。「全部」「とにかく綺麗」。「目紛るしい」までに「これでもか」と、見る人を「楽しい気持ち」にさせたい「ポール・キング監督」の研ぎ澄まされた「センス」を思い知る。

「1作目」「2作目」を通し、パディントンの「悪気はない」が「全部」「大変なことになる」姿に「もしかしてこれ俺なんじゃねぇのか……」。「悪気はない」が「全部」「大変なことになる」姿を見て「天然」という言葉が頭の中を過ぎった。

「天然」という言葉を強く「意識」するようになったのは、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「華原朋美」の「桃の天然水」を見てから。僕は子供の頃から出逢う人「殆ど全員」に「笑われる」人間だった。だが何で僕を見て「殆ど全員」に「笑われる」のか、「自分で自分が解からない」。そんな「鶏」時代「天然」という言葉を思い知った。パディントンは「真剣」「必死」だが、やること「全部」「大変なことになる」姿見て笑わない人はいない。僕も「近い」かもしれない。

パディントンが「僕と大違い」で、「超かわいい」のは、「真剣」「必死」なのにやること「全部」「大変なことになる」姿が、「超かわいい」「モフモフ」姿と融合するから。今度生まれ変われるなら「僕はパディントンに生まれ変わりたい」。

「1作目」「まぁまぁモフモフ」と思ったが、「2作目」見て「充分モフモフ」と思った。大昔『ハワード・ザ・ダック 暗黒魔王の陰謀』が「最新SFX」と大騒ぎだった時代を思い出した。「鶏」は映画館に見に行って「ぬいぐるみ」にしか見えない恐るべき「虚仮脅し」の「ショック」「衝撃」で「おしっこ垂れ流し」。改めて「本当に生きてるようにしか見えない」「充分モフモフ」「超かわいい」「パディントン」「極限の美」に「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」、息を呑まれた。

「充分モフモフ」「超かわいい」「パディントン」の、「真剣」「必死」なのに「天然」、やること「全部」「大変なことになる」姿で、「特に」印象に残ったのは列車の「はしご」。「おまえそれじゃ逃げ切れねぇだろ!」 見る「人間全員」の「心の弱い部分」を「正確に攻撃」してくる「ポール・キング監督」の研ぎ澄まされた「センス」に「大きい方垂れ流し」。「超かわいい」が何かを「全世界」に思い知らせた。




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画像 2021年 4月