日記「今日見た映画 2018」15『ブラックパンサー』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

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■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『ブラックパンサー』
☆☆☆☆★★[90]

2018年/アメリカ映画/134分
監督:ライアン・クーグラー
出演:チャドウィック・ボーズマン/マイケル・B・ジョーダン/ルピタ・ニョンゴ/ダナイ・グリラ/マーティン・フリーマン/ダニエル・カルーヤ/レティーシャ・ライト/ウィンストン・デューク/アンジェラ・バセット/フォレスト・ウィテカー/アンディ・サーキス/スターリング・K・ブラウン/フローレンス・カサンバ/ジョン・カニ/イザック・ド・バンコレ/コニー・チューメ/ドロシー・スティール/ダニー・サパーニ/デンゼル・ウィッテカー/フランチェスカ・ファリダニー/セス・カー/スタン・リー/セバスチャン・スタン

■2018年 劇場公開作品 15本目

僕は「マーベル」「DC」系が「超苦手」。最近まで頭の中で「マーベル」と「DC」の違いが「ごちゃ混ぜ」になってたくらい「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」で、大ファンの人達にはとても申し訳ない状態。

「今」なお『アベンジャーズ』シリーズはサボって「逃げた」まま、とても見る「勇気」が出ない。ここまで「超苦手」な理由は、あまりに現実感なさ過ぎて「こんな上手く行かねぇだろ……」な話ばかりのせいで、「自分の身に置き換えて見ることができない」。「かなり」「遠い世界」に感じてしまい、「感情移入」「共感」ができない。「勧善懲悪」系な話の、「これでもか」まで「激し過ぎるCG」「最先端技術」な映像を、「アート」として楽しめばいいのかもしれないが、「考えが方が古い人間」なのでどうしてものめり込めない。

僕が「マーベル」「DC」系で「唯一」、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」まで追い込まれた映画は『ダークナイト』3部作「だけ」「しか」ない。「これでもか」まで「もう実話にしか見えない」「本当にそう見える」恐るべき極限のくそリアリズムの「怖さ」に、ビビッて震え上がり「泣きながら」大きい方を漏らしたあげく「出るもの全部出て何も出るものがなくなった」。

きっともうしばらくの間は、「マーベル」「DC」系で「もう実話にしか見えない」「本当にそう見える」映画は、『ダークナイト』3部作と「比較されてしまう」から作られないだろう。

だが『ブラックパンサー』が「大ヒット」「大絶賛」だと「噂」が聞こえてくると、本当は逃げたいが、逃げる訳に行かなくなる。「滝に撃たれる」「荒行」に挑む覚悟で「挑戦」するしかないと思った。

まず、「ライアン・クーグラー監督」で「マイケル・B・ジョーダン」が出てるの「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」。「今頃」「初めて」思い知って「かなり」「反省」「懺悔」「償い」に追い込まれた。「油断できない」心境に「豹変」した。

過去を「冷静」に振り返ると、「黒人ヒーロー」が他にいたか僕は思い出せない。これだけ「マーベル」「DC」系が溢れる中で「あえて」映画化するからには、「他との違い」の付加価値がないと映画化の意味はないのだろう。「黒人ヒーロー」が『ブラックパンサー』の「他との違い」だと思い知った。

「マイケル・B・ジョーダン」が「ただの悪役」やる訳がない。「黒人」「人種差別問題」解放のために「全世界」と戦争しようとした動機は、『X-MEN ファースト・ジェネレーション』「マイケル・ファスベンダー」「マグニートー」と「同じ」。最期「自決」の「先祖は船から身を投げた 鎖より死を選んだんだ」にビビッて「大きい方垂れ流し」。「油断できない」「ライアン・クーグラー監督」と「マイケル・B・ジョーダン」が見せたものを「無視できなくなった」。

恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「3人」、「ルピタ・ニョンゴ」「ナキア」、「レティーシャ・ライト」「シュリ」、「ダナイ・グリラ」「オコエ」の、「黒人女性」「極限の美」に「時間が止まった」。


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画像 2021年 8月