■『パディントン』
やりすぎ限界映画：☆☆☆☆★★★［95］
2014年／イギリス映画／97分
監督：ポール・キング
出演：ヒュー・ボネヴィル／サリー・ホーキンス／ジュリー・ウォルターズ／ジム・ブロードベント／ピーター・キャパルディ／ニコール・キッドマン／マデリーン・ハリス／サミュエル・ジョスリン／マイケル・ボンド／マット・ルーカス／ジュード・ライト／ケイヴァン・ノヴァク／ベン・ウィショー／イメルダ・スタウントン／マイケル・ガンボン
■2016年 劇場公開作品 73本目
「バカすぎる！」
見てたら「全身の力が抜けた」。「極限のくそリアリズムに疲れた」時期がとうとう「また」きたのかもしれない。常に『ダークナイト ライジング』の「デュカード」「ラーズ・アル・グール」の「亡霊」に追い込まれてるような「人生」「生活」状態で、僕が『アナと雪の女王』とか『ベイマックス』とか『マレフィセント』とか『パディントン』を見る時って、「かなり」「極限のくそリアリズムに疲れた」精神状態なのだと自己分析する。
何が「やりすぎ」かって、こんな「超バカバカしい」「超下らない」ことを「思いつける」「想像力」に、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」。ビビッて「泣きながら」大きい方を漏らしてしまった。
「右を触ると左が壊れる」的「笑い」は「ドリフのコント」級。「ドリフのコント」の原点「スラップスティック・コメディ」を見てるようだった。どうして、風呂場が「洪水」になるのか？ どうして、台所が「爆発」するのか？ 見てて「絶対ありえない」。もはや「ナンだ とォ!? “在りえ” ねェ!!」「そんな “スピード” あ!?」と叫ぶ「リューヤ」の心境だった。
次から次へと「超バカバカしい」「超下らない」ことを「思いつける」、「ポール・キング監督」の「想像力」に、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」。パディントンが「一人になる」と「とんでもないこと」になる。この「お決まり」にハマると「抜け出せなくなる」。「歯ブラシ」に「おしっこ垂れ流し」。「バスタブの船」で階段を「ウォータースライダー」のごとく流れるの見て、「ぶっ飛ばす」とはこういうことなのだと、思い知らされるしかなかった。
昔どこかで、『グーニーズ』を「生涯のベスト1」と言う人の話を思い出した。「家の近所でこんな大冒険ができるなんて胸がドキドキワクワクした」という言葉を聞いて、「僕には見えなかった」、「信念」「価値観」「倫理観」を思い知らされた。『パディントン』を見て思い出した。
「ブラウン一家」の「母」「父」「姉」「弟」が全員「やさしさ」の「泣かし」も「凄かった」。これは「淀川長治先生」『シザーハンズ』の「教え」、「まぁ可哀想に」「いらっしゃいいらっしゃい」そのもの。
「映画は目で見るもの」。「美術」「セット」の「極限の美」にも「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」、「眩暈」がした。おもちゃのように見せる家の断面図、楽団、骨董品店、おもちゃの機関車、…………。「全部」「とにかく綺麗」。「目紛るしい」までに「これでもか」と、見る人を「楽しい気持ち」にさせたい「ポール・キング監督」の「心意気」を思い知る。
コロナ渦の「1年間」、生活環境が変化し、「モフモフ」という「僕には見えなかった」、「信念」「価値観」「倫理観」を思い知った。「モフモフ」を見たい女子が多い「教え」を受けた。「最強モフモフ」は『グレムリン』という話も聞いたが、「パディントン」も「まぁまぁモフモフ」だと思う。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の「アライグマ」が、「生きてるようにしか見えない」のを「賞賛」「尊敬」してきた。「アライグマ」の「まぁまぁモフモフ」が、「パディントン」まで「進化」してたの「知らなかった」、「盲点」に「反省」「懺悔」「償い」。『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』の「ヨーダ」はここまで「進化」した。『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズと『パディントン』シリーズが、「アライグマ」と「パディントン」の「まぁまぁモフモフ」「対決」だった真実を「今頃」思い知った。
恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ニコール・キッドマン」が、実は「マイケル・ボンド」の原作『くまのパディントン』の大ファンで、「悪役」をノリノリでやった話も「泣かし」だった。
■日記「今日見た映画 2016」73『パディントン』
■日記「今日見た映画 2018」11『パディントン2』
■［Previous］
■日記「今日見た映画 2016」71『だれかの木琴』
■日記「今日見た映画 2016」72『古都』
■日記「今日見た映画 2016」73『パディントン』
■［Next］
画像 2021年 4月