■『だれかの木琴』
☆☆☆☆★[85]
2016年/日本映画/112分
監督:東陽一
出演:常盤貴子/池松壮亮/佐津川愛美/山田真歩/岸井ゆきの/木村美言/小市慢太郎/細山田隆人/河井青葉/螢雪次朗/勝村政信
■2016年 劇場公開作品 71本目
恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「常盤貴子」が、「今どうしてるか?」「確認しなければならない」と思って見た。
「不倫」なのか? ギリギリの危うい精神状態の映画だった。「浮気する」のか「浮気しない」のか、「つづく」、という映画に見えた。「もし自分の妻がこうなったらどうする?」という「怖い」映画に見えた。
「男」だから「女」だからは、関係ないように思った。「男」だから「女」だからではなく、「自分が解らない」ということで、倫理観が不安定な人間はかなりいるように見える。「常盤貴子」の妻が「本当にいそうな人」に見えて怖かった。
もし僕が「池松壮亮」で、本当に「常盤貴子」に言い寄られたら? 相手が「常盤貴子」だったら、殆どの男がみんな危ないはず。僕なら彼女が去ってしまった後だったら、好きになってしまうかもしれない。
だが娘がかわいそうだと思った。「本当にいそうな人」だが「本当にいたら困る人」だと思う。もし僕が「夫」だったら? 「どうしたいのか?」話すしかないと思った。誰かが泣くような事態は解決しなければならないと思った。
また「常盤貴子」ほど「極限の美」の妻がいるのに、夫は「けしからん」男だった。「離婚」したなら話は変わるが、「河井青葉」がいくらは恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” でも、「常盤貴子」ほど「極限の美」の妻がいるのに絶対ダメだと思った。
■[Previous]
■日記「今日見た映画 2016」71『だれかの木琴』
■日記「今日見た映画 2016」72『古都』
■日記「今日見た映画 2016」73『パディントン』
■[Next]
画像 2019年 6月