日記「今日見た映画 2014」1『アナと雪の女王』 | やりすぎ限界映画入門

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■『アナと雪の女王』
☆☆☆☆★[85]

2013年/アメリカ映画/102分
監督:クリス・バック/ジェニファー・リー
声の出演:クリステン・ベル/イディナ・メンゼル/ジョナサン・グロフ/ジョシュ・ギャッド/サンティノ・フォンタナ/アラン・テュディック/キーラン・ハインズ/クリス・ウィリアムズ/スティーブン・アンダーソン/マイア・ウィルソン/エディ・マックラーグ/ロバート・パイン/モーリス・ラマルシェ/リビー・スタベンラッチ/ケイティー・ロペス/アガサ・リー・モン/エヴァ・ベラ/スペンサー・レイシー・ガーナス/ジェス・コーティ/ジェフリー・マーカス/タッカー・ギルモア/ジェニファー・リー/ポール・ブリッグス

■2014年 劇場公開作品 1本目

■第3稿 2020年 6月30日 版

想像を絶する「全世界」「大ヒット」で、「世界中の女子が大好き」な『アナと雪の女王』を、見ない訳にいかなかった。

何でこれほど「全世界」「大ヒット」したのかを想像した。女子が「アニメしか見ない」気持ちを、僕はこの頃から理解し始めた。「お金払ってまで嫌な思いをしたくない」という、「もの凄く」、「生きてる全て」が、「幸せ」「楽しい」でなければ「絶対ならない」ことを、強く理解したと思う。

「姉」「エルサ」は、「制御できない」「魔法」を持ったために「妹」「アナ」を傷つけ、誰にも迷惑掛けてはいけないと、「孤独」に生きる人生を決断し「ノースマウンテン」「氷の城」に籠もる。「妹」は大好きな「姉」を救いたくて「ノースマウンテン」に行く。最期は「愛の力」で「魔法」が「制御できる」ようになって「全員」「超ハッピーエンド」。「俺にとっちゃ… 少尉は まぶし過ぎるんだ 世界が違うんだな」。あまりに「美しすぎて」、僕には「遠い世界」だった。

「ハンス王子」が「悪い奴」だったと見切れなかったことは、この世の「生きてる全て」が、絶対「幸せ」「楽しい」ではないことを思い知る「教訓」になったはず。「姉」「妹」が「ハンス王子」に殺されなくて、僕も「安心」した。やはりこの世の「生きてる全て」が、絶対「幸せ」「楽しい」では済まないのだと、思わずにいられなかった。

だがこの頃僕が好きだった女子が、「ディズニー」「ジブリ」が大好き、逆に「それ以外絶対見ない」、「徹底した生き様の女」だった。「下僕」と化した僕に「発言権」はない。もう「他」の映画の話はできない。僕が人生の全てを懸けて対峙してきた「極限のくそリアリズム」が、「女子」にとって「絶対NG」だと「強烈」に、この時「思い知らされた」。

「徹底した生き様の女」の「下僕」となって思い知らされたのは、「女子」と接する時は「極限のくそリアリズム」ではなく、「オラフ」のようでなければならないこと。この先の「生涯」、「女子」と対峙する時は「オラフ」のようでなければならないことを、『アナと雪の女王』を見て「思い知らされた」。『アナと雪の女王』「オラフ」を見ると、「徹底した生き様の女」を今でも思い出す。


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日記「今日見た映画 2014」1『アナと雪の女王』
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日記「今日見た映画 2014」3『太陽からプランチャ』
日記「今日見た映画 2014」4『猿の惑星 新世紀 ライジング』
日記「今日見た映画 2014」5『怪しい彼女』
日記「今日見た映画 2014」6『リベンジ・マッチ』
日記「今日見た映画 2014」7『ホットロード』
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画像 2016年 6月