日記「今日見た映画 2014」8『GODZILLA ゴジラ』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『GODZILLA ゴジラ』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2014年/アメリカ映画/123分
監督:ギャレス・エドワーズ
出演:アーロン・テイラー=ジョンソン/渡辺謙/エリザベス・オルセン/ジュリエット・ビノシュ/サリー・ホーキンス/CJ・アダムズ/カーソン・ボルデ/デヴィッド・ストラザーン/ブライアン・クランストン/リチャード・T・ジョーンズ/ヴィクター・ラサック/アル・サピエンザ/ケン・ヤマムラ

■2014年 劇場公開作品 8本目

■第3稿 2020年 7月2日 版

初めて見た時、「完全」に「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」と、本当に「鶏」程度な自分自身を思い知り「震撼」「驚愕」「絶句」。恐るべき「やりすぎ限界映画」を見て「解からなかった」「愚かさ」に、大きい方を漏らして「泣きながら」、「反省」「懺悔」「償い」。恐るべき「怪獣映画」にビビって震え上がった。

もはや「3年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」だったんじゃないかと「最近」「不安」を感じてきた。『キングコング 髑髏島の巨神』で「モンスターバース」を思い知り、「1作目」『GODZILLA ゴジラ』を「何一つ殆ど砂粒ほども覚えてない」「不安」「恐怖」の衝動に駆られ、「とうとう」もう一度見た。あまりの「怖さ」に「泣きながら」大きい方を漏らした。

日本人なので「ゴジラ」の名前を子供の頃から聞いて育った。幼少期、「夏休み」「冬休み」になると必ず映画が「TV放映」されてた記憶があり、断片的にはかなり見てたが、「ちゃんと見たこと」が、実は最近までなかった。映画監督を目指し、世界から見た「日本映画」を意識するようになり、「1993年」『ゴジラ』シリーズ「20作目」『ゴジラvsメカゴジラ』を映画館に観に行ったのが、僕には「初めて」ちゃんと見た「ゴジラ」だった。だが『ゴジラvsメカゴジラ』も、「原田大二郎」が「メカゴジラ テイクオフ」と言った台詞の「一言」以外、もはや「殆ど何一つ覚えてない」。

子供の頃あまり「ゴジラ」が好きじゃなかった。『ウルトラマン』シリーズでの「怪獣」の存在は、人間を脅かす「大自然の驚異」。家族を怪獣に殺された者には「悪」にしか見えない存在。幼少期子供ながらに、「大自然の驚異」「悪」を、「英雄」のように見せる『ゴジラ』シリーズに、納得いかなかったのだと思う。その印象が「今日まで」消えてなかった。

「ティム・バートン監督」など「ゴジラ」を「崇拝」してて、「ハリウッド版ゴジラ」の映画化に “本気” だった話が信じられなかった。「SFX」時代から「CG」時代に掛けて、「ハリウッド版ゴジラ」の「噂」は常にあり、「1998年」、「ローランド・エメリッヒ監督」が「初めて」実現した「ハリウッド版ゴジラ」『GODZILLA』を、僕も映画館に観に行った。だが『ジュラシック・パーク』の直後で、殆ど「真似」にしか見えず、「ゴジラ」ではなく「恐竜」にしか見えなかったのを覚えてる。

「ローランド・エメリッヒ監督」の『GODZILLA』の「印象」が、「1998年」、子供の頃あまり「ゴジラ」が好きじゃなかった「印象」を超えなかった。だから「今日まで」、「ゴジラ」が好きじゃなかった「偏見」「先入観」が消えなかった。

「今」の年齢になって最近見た『キングコング 髑髏島の巨神』で「キングコング」が「人間の味方」だったのに心撃たれた。だがその「本家本元」の「元祖」こそ「ゴジラ」だろう。「うっすら」しかない子供の頃の記憶が甦ってきた。何で僕の周りの「子供」がみんな「ゴジラ」が「大好き」「大人気」だったのか? 時には「大自然の驚異」、時には「人間の味方」な本当の「魅力」を、「この歳で」「今頃」思い知った。

「渡辺謙」が「ヤバかった」。「芹沢博士」としか字幕が出ないが、調べるとフルネームは「芹沢猪四郎」と知ってビビって震え上がった。「本多猪四郎監督」を思わせる名前に、「ただならぬ」 “本気” を感じた。

「渡辺謙」が「デヴィッド・ストラザーン」と並んで映ってるのがすでに「ヤバい」。「アーロン・テイラー=ジョンソン」の「母親」が、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「ジュリエット・ビノシュ」だったり「日本」が出てきたり、「何も見てなかった」。「渡辺謙」が「大真面目」に、「戦わせましょう」と言う「危険な判断」の「怖さ」「ヤバさ」 “本気” に「泣きながら」漏らしてしまった。

『キングコング 髑髏島の巨神』で「ブリー・ラーソン」を「トカゲ」から助けるの見て、「絶対助からない」ようにしか見えなかったが、最期の「ムートー」との「決戦」で、「奥さん」達なんか「もっと」「絶対助からない」ようにしか見えなかった。あまりの「迫力」に「震撼」「驚愕」「絶句」、数年前 “本物” の「アル中」だったのかもしれない。「ムートー」に「放射能」を喰らわし、頭引き千切ったの見て、気づいたら漏らしてた。

“怪獣王は救世主か?” 『ジュラシック・パーク』の「神への冒涜」「CG」で「とうとう」、「日本のゴジラ」を恐るべき極限のくそリアリズムで見せたことを「今頃」思い知った。「かなり」「反省」「懺悔」「償い」。




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画像 2016年 6月