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■『怪しい彼女』
☆☆☆☆★[85]
2014年/韓国映画/125分
監督:ファン・ドンヒョク
出演:シム・ウンギョン/ナ・ムニ/ジニョンイ・ジヌク/ソン・ドンイル/パク・イナン/ファン・ジョンミン/キム・スルギ/キム・ヒョンスク/キム・スヒョン/チャン・グァン
■2014年 劇場公開作品 5本目
■第2稿 2020年 2月22日 版
超話題作だった『怪しい彼女』を初めて見た時、あまり「面白くなかった」。印象に残ってないので、話を「殆ど何も覚えてない」。だが現在まで『怪しい彼女』は、「世界3ヶ国」で「リメイク映画」が作られた。2014年「中国」『20歳よ、もう一度』、2015年「ベトナム」『ベトナムの怪しい彼女』、2016年「日本」『あやしい彼女』。特に2016年「日本」の「リメイク映画」は、恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「多部未華子」が主演だった。
「今頃」、「日本」の「リメイク映画」が恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「多部未華子」だった「真実」を知った。「見逃した」言い訳は、あまり「面白くなかった」印象が消えなかったので、「リメイク映画」に「完全無意識スルー」だった。だが「世界3ヶ国」で「リメイク映画」が作られたことを知って「面白くなかった」のは、「僕が間違ってるんじゃないか?」と「超不安」になった。不安になってもう一度「確認」するしかなかった。
「もし70歳の婆さんが20歳の娘に若返れたら?」、どんなに素晴らしいだろう? どんなに「楽しい」「幸せ」か? 誰もが共感できるこのアイデアの「普遍性」は納得した。また「70歳」の「ナ・ムニ」が「20歳」の「シム・ウンギョン」になっても、「一つも違わない 同じ人生を選ぶよ」と言う、「泣かし」も理解した。初めて見た時ちゃんと見ないで見逃してた部分を思い知り、何が共感されたか理解し「反省」した。
初めて見た時「面白くなかった」と思ったのは、「全部夢だった」くらい、完全に素に戻ってしまうのが「好み」ではなかったからだと思う。『シンデレラ』は「12時」になって魔法が解けても、魔法が「全部夢だった」とはならず「現実」に幸せになる。その「やりすぎ」がなく、「全部夢だった」で素に戻ってしまうのが、逆に『怪しい彼女』の極限のくそリアリズムだったのかもしれない。
「もし70歳の婆さんが20歳の娘に若返れたら?」が、僕に共感できなかったのは、僕が「一つも違わない 同じ人生を選ぶよ」と、「今」言えないからだろう。「一つも違わない 同じ人生を選ぶよ」と言う「泣かし」か、『シンデレラ』の「違う人生」への変化かで、僕には「好み」が別れる映画に見えた。
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■日記「今日見た映画 2014」3『太陽からプランチャ』
■日記「今日見た映画 2014」4『猿の惑星 新世紀 ライジング』
■日記「今日見た映画 2014」5『怪しい彼女』
■日記「今日見た映画 2014」6『リベンジ・マッチ』
■日記「今日見た映画 2014」7『ホットロード』
■日記「今日見た映画 2014」8『GODZILLA ゴジラ』
■日記「今日見た映画 2014」9『テルマエ・ロマエⅡ』
■日記「今日見た映画 2014」10『るろうに剣心 京都大火編』
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画像 2016年 6月