日記「今日見た映画 2015」21『マイ・インターン』 | やりすぎ限界映画入門

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ダイナマイト・ボンバー・ギャル @ パスタ功次郎

■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『マイ・インターン』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2015年/アメリカ映画/121分
監督:ナンシー・マイヤーズ
出演:ロバート・デ・ニーロ/アン・ハサウェイ/レネ・ルッソ/アンダーズ・ホーム/アンドリュー・ラネルズ/アダム・ディヴァイン/セリア・ウェストン/ナット・ウルフ/リンダ・ラヴィン/ザック・パールマン/ジェイソン・オーリー/クリスティーナ・シェラー

■2015年 劇場公開作品 21本目

■第2稿 2021年 3月22日 版

「反省文」「2」。

「3年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」で、「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」程度じゃなかったことを「これでもか」と「また」、思い知らされた。「ごめんなさい」「本当に申し訳ありませんでした」「心から謝罪致します」。もはやいくら「反省」「懺悔」「償い」してももう追いつけない。

「3年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」でも、「極限の美」の恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「アン・ハサウェイ」は、「絶対見なければならない」と思ったのだろう。「ただ」「それだけ」の気力で見たのだが、何か「よほど辛いことがあった」せいでこの時、話を「ちゃんと」理解できなかった。恐るべき「これでもか」の「泣かし」に「かなり」追い込まれ「大きい方垂れ流し」。

「3年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」には「ロバート・デ・ニーロ」が、あまりに「成績優秀」、「本当にこんな70歳いるのか?」と、「マイナス思考」に堕ちてたせいで「偏見」「先入観」「思い込み」でしか見れなかった。「素面」で見直し「これは俺の話」だと、「今頃」思い知り「泣きながら」、もはやいくら「反省」「懺悔」「償い」してももう追いつけないまで追い込まれた。

「本当にこんな70歳いるのか?」 極限のくそリアリズムで「ロバート・デ・ニーロ」のように「成績優秀」な「70歳」は、実際「100人1人」、いや「1000人に1人」しかいないかもしれない。一見「絶対ありえない」ように見えるかもしれない。

だが「絶対いない」と言い切れない。政治家や弁護士など「70歳」代で現役に活躍してる人間は実在するから。一番重要なことはその人間の持つ「生き方」、「信念」「価値観」「倫理観」に尽きる。「年齢は全く関係ない」。

「高齢化社会」は日本だけではない。「全世界」「高齢化」が始まってるから『マイ・インターン』が公開された。「本当にこんな70歳いるのか?」ではなく、「これからの70歳はどう生きるべきか?」だった。主人公は恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「アン・ハサウェイ」よりも「ロバート・デ・ニーロ」の方だったこと、「今頃」「ちゃんと」思い知って「泣きながら」「大きい方垂れ流し」。

実際「100人1人」「1000人に1人」しかいない「ロバート・デ・ニーロ」のような「70歳」を見せた「理由」は、「カッコいい大人」がどんな大人かを「全世界」に思い知らせるため。「若者にバカにされない」「若者に尊敬される」大人になるためには、どんな「人間」「生き方」でなければならないか? 『マイ・インターン』は「ナンシー・マイヤーズ監督」「ロバート・デ・ニーロ」の「教え」。「70歳」に近づいてる僕には「他人事」じゃない。僕はどこまで「ロバート・デ・ニーロ」に近づけるのか? 「見本」の「こうあるべき」「怖さ」を思い知らされビビッて「大きい方垂れ流し」。「これは俺の話」だった。

幼稚園児に「歯磨き」をサボらせない習慣にするため、先生が子供を説得する方法を、昔どこかで聞いた。子供に「歯磨き」をサボらせない習慣にするには「虫歯」の「汚い歯」を見せるのは「逆効果」、「超きれいな歯」の「美しい歯」を見せると「やる気」を出すという話を聞いた。『マイ・インターン』は「本当にこんな70歳いるのか?」の「汚い歯」ではなく、「これからの70歳はどう生きるべきか?」の「美しい歯」を見せた。

「ロバート・デ・ニーロ」のような「70歳」「カッコいい大人」、「若者にバカにされない」「若者に尊敬される」大人になるには、恐るべき努力をしなければならない。人間絶対「楽して得しない」。「若者に必要とされる」ためには、「若者のことを考えられる人間」でなければならない。いつまでも「空気が読める人間」であるために、僕は「ロバート・デ・ニーロ」を見習わなければならない。

恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「レネ・ルッソ」の恐るべき「年の取り方」にも「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」「悩殺」。恐るべき “極限ダイナマイト・ボンバー・ギャル” 「レネ・ルッソ」の恐るべき「年の取り方」「極限の美」さえも「カッコいい大人」、「若者にバカにされない」「若者に尊敬される」大人に見えた。

■初稿 2018年 3月12日




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