日記「今日見た映画 2015」29『KANO 1931海の向こうの甲子園』 | やりすぎ限界映画入門

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■「やりすぎ限界映画工房」
■「自称 “本物” のエド・ウッド」


■『KANO 1931海の向こうの甲子園』
やりすぎ限界映画:☆☆☆☆★★★[95]

2014年/台湾映画/185分
監督:マー・ジーシアン
出演:永瀬正敏/坂井真紀/ツァオ・ヨウニン/大沢たかお/伊川東吾/チャン・ホンイー/シエ・ジュンション/シエ・ジュンジエ/チェン・ジンホン/チェン・ビンホン/ジョン・ヤンチェン/チョウ・ジュンハオ/スン・ルイ/イエ・シンチェン

■2015年 劇場公開作品 29本目

■第2稿 2021年 7月26日 版

これが「やりすぎ限界映画」だ。

恐るべき「衝撃」殆ど「実話」。「これでもか」までの恐るべき「泣かし」。

「泣きたい人」、「刺激が強いの」ほしい人向け。「やりすぎ限界映画」とは何かを思い知る以外もはやなす術はない。『ハナ 奇跡の46日間』級「これでもか」までの恐るべき「泣かし」は滅多に見ることができない。

「3年前」、「かなり」「重症」の “本物” の「アル中」+「超てきとう」「超不真面目」「超いい加減」で、「酔っ払ってた」「寝ぼけてた」「体調が悪かった」程度でしかなかった「鶏」を、「はうあ!!!」と「目が覚める」まで、「重症」の “本物” の「アル中」から「素面」へ「豹変」させた。

まず「台湾」が「大日本帝国」の「植民地」だったなど「言語道断」。僕だけが「反省」「懺悔」「償い」してももう追いつけない、「人間が絶対やっちゃいけないこと」を「再認識」する以外なす術がなかった。

アジアに「帝国」を築こうとした「大日本帝国」時代、「他人の土地を奪った」「植民地」、「朝鮮」「満州」「台湾」から日本の「甲子園」まで海を渡って、現在の「全国高等学校野球選手権大会」、「全国中等学校優勝野球大会」が行われてたことを「何一つ殆ど砂粒ほども知らなかった」など、もはやいくら「反省」「懺悔」「償い」してももう追いつけない。自国の「罪」を「知らなかった」のは日本人として「恥」しかなかった。

「良い人間」「悪い人間」がいる。「大日本帝国」の中にも「良い人間」がいたことが「これでもか」までの恐るべき「泣かし」。自国の「罪」の重さへの、「ほんのちょっと」だけでしかないかもしれないが、「救い」を感じれる「贖罪」を見れて「心救われた」。

「嘉義農林学校野球部」員達と関わった、「永瀬正敏」「近藤兵太郎」監督達「良い日本人」の「信念」「価値観」「倫理観」に、「震撼」「驚愕」「圧倒」「尊敬」「絶句」+「敬意」「賞賛」「崇拝」まで追い込まれる以外「選択肢」はなかった。

■初稿 2018年 5月13日 版




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画像 2018年 5月