過去編ラスト。織田作の死にざまの美しさよ…。

養っていた孤児たちを無残に殺され、

織田作之助は一人ミミックの基地へと向かう。

一方坂口安吾によりポートマフィアのボス、森鴎外は

内務省異能特務科、種田山頭火と会合を行っていた。

太宰はミミックの襲撃の裏にある思惑に気づくが…。

 

 

織田作さんの生きざまと死にざまの美しさ、

カッコよさに見惚れました。

全てはポートマフィアのボス、森鴎外の思惑だったとは。

宮本充の腹黒キャラはたまりませんが

さすがにやりすぎ。酷かった…。

ジイド(狭き門のアンドレ・ジイドですね)の

過去も命がけで守ってきた国の裏切りという

酷なものでしたが…

 

・・・だからといって何の罪もない子供を

生きたまま爆殺する理由になるか!!

織田作さん、よくキレなかったし最後までこんな

中二病に付き合ったもんだと思います。

その点は太宰さんの「大馬鹿だよ…!!」という嘆きに共感しました。

 

こんな感じで突っ込みどころは多いですが

ジイドとの一騎打ちの演出は本当にかっこよかったです。

それだけでこのアニメをここまで見た甲斐はありました。

 

そして彼の過去にいたのはどうやら夏目漱石。

やっぱり日本文学界の最重鎮。出ないわけがなかった!!

彼のそれからもまた気になりますが。

 

今回は織田作の美しき死にざまと

友人への遺言に…乾杯。

彼には生きて敦君と顔合わせしてほしかった気がします。

絶対気に入ってたよ。無言で敦君の頭をわっしわしして

構いまくってましたよね…。

 

予想を裏切らぬ切ないエンディングでした…。

そして太宰さんは彼の遺言を受け。

 

…まあ芥川君も納得いかんわな。

 

17話からは敦君登場ですww

 

次はアクション映画「エクスペンダブルズ2」の感想アップします。

カッコいいおっさん最高!

 

【文豪ストレイドッグス 過去感想】

 

1期
1話 人間万事塞翁が馬
2話 或る爆弾
3話 ヨコハマギャングスタァパラダヰス
4話 運命論者の悲み
5話 Murder on D street
6話 蒼の使徒  
7話 理想という病を愛す
8話 人を殺して死ねよとて
9話 うすくしき人は寂として石像の如く
10話 羅生門と虎
11話 彼女に向かない職業/有頂天探偵社
12話 たえまなく過去へ押し戻されながら(1期終了)
2期
13話 黒の時代

14話 戻れない場所

15話 いつか海の見える部屋で