花輪線・十和田南駅 秋田の駅をぐるり22 | 駅が大好き!misakitty

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日本中の駅と空港を旅するmisakittyの空鉄の記録です。
国内の鉄道はほぼ完乗済み、航空は、JGC・SFC取得済み2024年はJGCプレミア資格。

この時間は、秋田県の駅をぐるりします。

本日の駅は、花輪線の十和田南駅です。

ページの最後に記事リストがあるので参考にしてくださいね。

 

写真は,平成10〜20年代撮影のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。

また、当ブログをご利用される際は、必ずこちらの記事「免責事項について」をお読みの上、ご覧くださいね。

では,最後までごゆっくり!

 

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本日は花輪線に転線し(笑)、十和田南駅をぐるりします。

十和田南駅は大正9年開業、木造駅舎が残る駅です。
開業当初は毛馬内(けまない)駅という名称だったんだそうです。
駅舎の前にはもう一つ屋根があって、バスのターミナルとしても使われていたような形跡があります。


駅前です。
駅舎の大きさの割に閑散としている駅前だと思いました。
この辺りの中心地というわけではなさそうです。

駅舎入口です。
とても重厚感のあるエントランス、かつては十和田観光の拠点として使われていたのでしょうか?
では、駅舎に入ってみます。

有人駅でみどりの窓口も併設された出札窓口がありました…
…というのもこの記事がアップされる頃には、みどりの窓口はなくなり無人駅になることが決まっています(記事は令和6年3月作成)。


待合スペースです。
ベンチは多く、かつては利用者がたくさんいたのでしょう。
以前はキオスクや立ち食い蕎麦屋さんもあったんだそうです。

では改札を入って構内に向かいましょう。

構内は島式の1面2線となっています。
駅舎と構内は地表連絡です。

十和田南駅の大きな特徴はスイッチバック構造になっていること、写真奥の方でレールは途切れています。
ここから十和田湖まで鉄道を敷こうと計画があったわけではなく、小坂鉱山と鉄路を結ぶ計画があったからです。
小坂鉱山までは、大館駅から小坂鉄道で結ばれていましたが、距離的には十和田南駅からの方が近く、小坂川に沿ってレールを敷くだけの十和田南駅からのルートの方が、山越えが必要な大館駅からのルートよりコスト的には断然有利だった気がするのですが、国鉄本線と直接結ぶことを優先したということなのでしょうか?

こちらは好摩・大館方面です。

駅名標はスイッチバック駅らしい表示になっています。

裏はこんな感じ。

ホームから見た駅舎です。
かつては側線もたくさんあったようですね。

十和田南駅発車後の大館行き列車の車内から、好摩方面に向かうレールを見たところです。
秋田の駅をぐるり、次回からは男鹿線の駅をぐるりします。

(平成28年7月訪問)
 

 

 

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