日本時間の今日、午前9時16分に、僕の父が、亡くなりました。
87歳とほぼ2ヶ月、、、
父は1933年、昭和8年1月1日に農家の家の長男として、生まれました。
百姓仕事はきついので、弟さんに家業を渡し、岩手大学を出て、最初、北海道の中学の技術を
指導していましたが、後に、英語高校教師の資格を取って、高校の英語教師になりました。
昭和38年に長男を授かり、昭和41年に次男、そして昭和43年に三男坊の僕が
生まれました。その間、北海道の名寄市日進、紋別郡滝上町、名寄市旭栄区、北見市、
札幌市東区東苗穂町、札幌市南区澄川と、家族は転々と引越しをしました。
まず、死者に敬意を表して、父の良かったところ。
父は、酒もタバコも飲まなかったし、家族に暴力も振るわなかったし、浮気もしなかった。
ただ本を読むのが好き(宗教とかスピリチャルとか、高次元の話とか、そういうの。)だった。
父の悪いところを書くのは、やめておく。亡くなったばかりの死者だし、
僕が、これを書いてるのを、もしかしたら、僕の後ろから眺めているかもしれない、、、
ただ、父が亡くなって、悲しい、、、という気持ちが、ない。
母が亡くなった時は、3年余りの煩悶(はんもん)に、苦しんだ。。。
けれど、父が亡くなって、、、僕は、何かの確かな終わりを感じてはいるけれど、
残念だとか、こうしたら良かったとか、悔いとか、あまりない。。。
でも、僕には、この地上に、どこにも自分の親が生きて、いないのだ、、、という、感慨は
ある、、、僕の親は、両親とも、この地上には、いない、、、
もしかしたら、僕を愛していてくれたかもしれない、父の愛が、この地上から、
なくなってしまった、、、という、そういう、喪失(そうしつ)感、、、
僕には、この地上に、もう、親は、いないんだね、、、
鬼武彦 拝