このところ過去の記事の中からこちらの反抗期についての記事をご覧頂くことが多く、再掲させて頂きます。
中学受験と反抗期は子供の成長期をまたがる以上切ってもきれない関係であり、
ただでさえ心の変化が大きく難しい時期に中学受験という別の課題が加わるわけですから、それは簡単なものではありません。
深く悩まれる親御さんも多いですが子育ての中で誰もが通る道だと思いますので、どうかお一人で抱え込まずに
こうした場所で少しでも心が軽くなればと思います。
◎よろしければご利用ください
[以下、再掲]
ここのところ、中学受験時代を共に過ごしたお母様方と子供達の様子を話したり、受験期を改めて振り返ったりと交流する機会がありました。
受験直前の秋以降に反抗期が酷くなり、親子で精神状態が不安定なまま受験突入で本当に辛かったというお話や、お子さんが眠れなくなり気持ちの浮き沈みが激しく見守るのも苦しかったというお話など・・・。
中学受験から遠く離れた場所で客観的に見れば、受験にのめり込みすぎた母親だとうつるかもしれませんが、その渦中にいるとそんな簡単な話ではなく、
反抗期に入った子供との対峙、都度の親の判断が本当に子供のためになっているのだろうかという不安など、受験以前の子育ての問題として親の力も試される時期だったように感じます。
息子も6年生になってから反抗期に入り、特に夏頃は酷かったです。
とにかく、すぐに気分を損ねてしまい不機嫌な顔をしている時間が多かったように記憶しています。
母親としてはこうした変貌ぶりに対峙しショックもありましたし複雑な気持ちにもなりました。
幼い頃からのかわいい子供の姿と比べて、どこか遠くへいってしまったような寂しさにも感じたのかもしれません。
中学受験の一番難しいところは、
「小学生の心の成長を阻害することなく受験勉強を進めること」だと感じます。
中学受験だけを考えるならば、
親の言う事に疑問をもたず、決められたことをしっかりとこなし、成績が下がれば悔しさを元に努力をする子。
そんな子であれば、ヤキモキすることなく見守れるでしょう。
しかし、大半の子は成績が下がればやる気もなくすし、疲れたら勉強を投げ出し、ゲームや遊びの誘惑に負け、、、という状況が普通だと思います。
大人は受験から逆算して今日の行動を考えることができますが、
子供は今の続きを明日明後日と過ごすのが普通だと思うので、理想の子供像を求められても子供も苦しいかもしれません。
反抗期の対応には正解はないと思いますが、私が気をつけていたのは、
躾と勉強については切り離して考える、ということでした。
勉強を放り出して漫画を読んでいても、リビングに寝転がって読んでいるのであれば、躾の上では問題ではありません。
ですから叱ることもありません。
しかし勉強部屋に向かう途中にドアを足で蹴って向かおうとしたときには捉まえて叱りました。
勉強してくれとお願いしたことも、することもありません。
それなのに「してやっている」というような態度の時にはもう勉強はやめておきなさいと言いました。
そんな気持ちで勉強しても頭に入らないどころか気分も悪くなり、
勉強する事自体が嫌いになるだけだと思ったからです。
しかし、思春期の自分でも自分の心が掴みきれない時期ということも充分感じていましたので、そこは理解してそう酷くない事については、少し多めにみるようにしていました。
勉強のことで態度が悪くても、やりながら態度が悪い分には放っておきました。
やる気がなくてイライラしている時、これが一番気になるところですが・・・
これはある程度諦めも必要なのかなと考えていました。
時期が過ぎれば少しずつおさまっては来ると思います。
子供本人も本当は今やるべき事は分かってはいると思います。
頭では分かっていても体がついていかない。
そのような時期を経験することも成長上もちろん必要なことだと思います。
親は中学受験を、子供にとって希望を広げるものだと考えはじめたはずです。
反抗期も子供の成長にとっては必要なことであることにはかわりありません。
反抗期の子供を受験にとってはマイナスに向かっていると否定してしまうと、
子供は親が見ているのは自分ではなく受験結果だと感じてしまい辛いと感じるものだと思います。
反抗期も受験勉強もセットで子供本人のもの。
親にはどうしようもないのだ、ぐらいに思っているとちょうど良いのかもしれません。
そのうちほとぼりも冷めて、一回り成長した姿で勉強に取り組むと思います。
何の参考にもならずに申し訳ないので反抗期を経て良かったことをあげると、
酷い反抗期を経た息子は、そのあと国語の物語文の心情理解が深まりました。
それまでは、「揺れ動く気持ち」などという微妙な感情を体感したことがなく、いかにも男子にありがちな単純な心情理解しかできなかったのですが、反抗期を通して親と子供の行き交う気持ち、本心を掴みきれない不安、素直に伝えられない思いなど、まさに受験に出題されるような心情を体感でき理解が深まったようです。
親としては反抗期は対応するのも大変で本当に心がすり減るような毎日でしたが、子供の成長にとっては必要なものだと改めて感じました。
こうした状況で親が一人で対峙することは大変なことです。
もしあまりにも現状お辛いということがあれば、お役に立てるかわかりませんがDM等頂ければと思います。
以前は受験生の親御さんのサポートを微力ながら行っておりましたが、
ここ数年、受験生のサポートを中心に複数のお子様に関わらせて頂いておりそちらへの責任からサポートはお休みしておりました。
ご要望があれば再開いたします。
皆さま子育てにおいて、中学受験へと向かうこの時期が温かい親子の思い出になりますように。
心から願っております。
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◎現在、サポートさせて頂いている中学受験生にこちらをおすすめしています。
図形の問題は、明らかに流行りといいますか近い年代でよく出題される問題がありますので、慣れておけば初見の問題だと動揺することなく落ち着いて解くことができるかと思います。
◎夏休みのうちに図形を解き慣れていると秋以降の得点の安定に繋がりやすいと思います。
図形はセンスと思われがちですが、正しい知識を土台に解き方の筋道を立てる訓練を正しく積めば、実は点数に結びつきやすい分野でもあります。
志望校によりますが、算数の中で図形分野の占める割合は意外と多いはずです。
まずは土台から正しく解き筋を身につけていく。
コツコツとした積み重ねを怠らずに頑張って頂きたいと思います。
◎こちらはサポートしていた受験生が取り組んで今いました。
今の小学生はこうしたアプリで感覚的に理解吸収が進むことが多いということも、たくさんの受験生のお手伝いをさせて頂いて学んだことの一つです。
ノートにまとめることが好きではないお子様でした。
お母様はやきもきされておられましたが、こうした別の手段で理解が進むのであれば、
本人にとって快適に学べるわけですから旧来の方法論にこだわる必要はないように思います。
反抗期のまま本番突入でしたが、無事第一志望に合格れました。
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◎低学年の算数はこれだけやっておけば良いのではないかというぐらい、子供が柔軟に算数の論理を捉えられる一冊です。
息子はこのシリーズが大好きでした。
繰り返しできるようになるまでやるとか、義務的に取り組むのではなく、興味持ったときに好きな量を好きなページだけやるぐらいの感覚で良いと思います。
◎以前はイージーキューブという商品名だったのですが、最新のものはこちらのようです。
コンパクトなサイズで手で動かしながら立体のイメージができるのでお勧めです。
小さいお子さんにも積み木がわりに良いと思います。
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◎こちらの時計は本番で息子も使用しました。
針の音もせず、机においても盤面が平らに置けるので受験生にはおすすめです。
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◎大切な受験票を入れるために。濡れ・折れ防止になります。
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◎小さいお子さんがいるご家庭にもお勧め。
リビング学習の際、特に消しゴムのカスが気になると思います。
掃除機より手軽に。
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◎息子が中学受験に向けて勉強していた時期に視力の低下防止と目の疲れを軽減させるさせるために購入しました。
高い買い物ではありましたが、目の疲れが出ないと集中力も持続しやすいですし、
その後大学受験でも使っておりましたので長い目でみると購入してよかったです。
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