先日記事にした
体力作り編「休校中〜遊びながら学ぶ(体力作り編)」
に続き、社会編をご紹介します。
まずは歴史についてです。
歴史は塾のカリキュラムでは5年後半に組み込まれていることが多いですが、
地理が4年前半から約一年半かけて学ぶことに対し、歴史はたった半年で全て学ぶことになります。
まさに時代を駆け足で走り抜けるような早さで進んでいきます。
5年後半は社会だけではなく、算数も難易度があがる時期です。
また理科も化学物理分野で計算を伴う単元が増え、学習の負担が一番大きな時期になります。
この歴史の履修に入る前に、予備知識として少しでも歴史に触れておくことは大変有益だと思います。
歴史漫画についてですが、以前ご紹介したものは廃盤となっており、
今お勧めのセットはこちらの二つです。
↑こちらは歴史を学ぶ上で重要な重要語句や人物、出来事の流れなど中学受験で習得すべき内容がしっかりと網羅されています。
反面、低学年から読もうとするとやや難しい印象を与えるかもしれません。
受験生の親御さんに質問された際にはこちらをお勧めしています。
近現代史に多くページを割かれており、中学受験の学習としては申し分ないシリーズだと思います。
↑こちらは子供が好むような絵のタッチや構成になっており、言葉の言い回し等もわかり易いです。
中学受験での頻出事項が網羅されています。
流れるように読みやすいことが特徴で、歴史に今日もをもつにはコンパクトなセットで良いと思います。
全巻セットまでは検討していないが、歴史漫画で少し触れておきたいという場合にはこちらをお勧めします。
↑第3巻までのセットになります。
こちらは息子も気に入って読んでいました。
またお子さんは歴史に興味をもつきっかけは全史を通したものでなくとも、
この時代が好き、この時代の誰々が好き、というような好みをきっかけに興味をもつことも多いです。
↑歴史上の人物に興味を持てると、その時代背景や出来事のイメージがしやすく、歴史への理解が進むことが多いです。
こちらは中学受験で頻出の歴史上の人物に加え、世界の歴史上の人物にも触れています。
受験に必要な知識を身につける際、大人はどうしても無駄を排除して効率よく子供に習得させたいと思ってしまいがちですが、
子供が最も深く知識を学び取るのはやはり強い興味や好奇心によるところが大きいです。
ですので、受験には関係ないことであっても何かに強く興味を持つことがあれば、
そのもっと知りたいを応援してあげると良いと思います。
また、なぜ中学受験をするのかと考えた時、きっとお子さんの可能性を伸ばしてあげたいという親御さんの思いからではないかと思います。
興味を持つものが見つかった時に、「それをどう深め、自分はどう考えるのか」
その練習をこの中学受験に向けた学習の中で身につけているのだと思います。
↑上記のような歴史漫画や読書などをきっかけに、「この時代が好き」というように興味をもつことがあると思います。
男の子は戦国時代の武将に興味を持つことも多いです。
歴史はただ丸暗記をするのではなく、時代の流れとともに移り変わっていくものですので、
時系列で見て覚える習慣ができていると整理し易いと思います。
歴史については、これまで学習サポートをさせてお子さんにどうにか興味をもってもらおうと多くの書籍を研究しました。
子供によって、好きなタッチの絵であったり、文字と絵のバランスなどで好みがあったり、
改めて子供の興味の引っ掛かりを見つけることは大変なことだなと感じました。
ですが、ただテキストや教科書からだけではなく、いろいろな見方で歴史を探ることは子供にとって大変楽しい作業だと思います。
受験に限っていいますと、社会の中で歴史分野やしっかりと定着させれば本番で最も点数が取り易い教科です。(過去記事で理由はご紹介しました。再度掲載します。)
歴史をまず固めることで、社会の成績を安定させることができるはずです。
この休校中で時間のゆとりがある今、歴史についての興味が広がると良いと思います。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
受験への学習について等、ご相談を多数頂いております。
大変心苦しいですが、こちらにてお受けさせて頂きます。
お受けできる人数に限りはございますが、
少しでも受験生の親御さんに少しでもお役に立てたらと思います。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「国語の勉強法について」「低学年ので大切なこと」をまとめたものです。
少しでもお役に立てればと思います。
https://requ.ameba.jp/users/46601/products
◉算数
高学年
低学年
その他算数関連
◉国語
◉理科
◉社会
ご参考
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※