教材(問題集)についての考え方 | ひっそりと灘・開成・筑駒に合格した記録

ひっそりと灘・開成・筑駒に合格した記録

息子の中学受験を経て子育てにおいて大切な多くの事を学びました。
これから受験のお子様の受験のお手伝いをさせて頂き、中学受験や子供達を取り囲む環境の変化など知り得たことをお伝えさせて頂ければと思います。
息子は今年東京大学に合格しました。

以前より、効果のあった問題集の紹介をとのメッセージを学年問わず多数頂いています。

 

知り得たことは出来る限りお伝えできればと思っていますので、順番にご紹介できればと思っております。

 

しかしいつも悩むのは、お子さんごとに課題が違いますので、適した問題集というのも微妙に異なりますし、同じ問題集でも適した使い方というのは異なってくると思います。

 

また、同じお子さんでも時期によって必要な事は様々ですので、

「算数の成績をあげるのはこれ」というようなざっくりした形ではご紹介しづらいという面もあります。

 

ご紹介する際には、なるべくどのような目的でどう使ったかもお伝えするように努めます。

 

 

 

 

問題集もしくはテキスト等の教材についての基本的な考え方についてお伝えします。

 

 

 

まずは「一通りの単元を網羅した、軸となる教材」が一つ必要だと思います。

 

これは通塾していれば塾のテキストになろうかと思います。

自宅学習の方や個別指導、単科受講等の方は、例えば予習シリーズなどが一般的なのではないかと思います。

 

 

塾テキストは中学受験において必要な内容を、導入から入試レベルまで段階を踏んで理解しやすいように編集されていると思います。

 

 

本屋さんの中学受験コーナーにはたくさんの問題集や参考書が並び、日頃常に手元にある塾教材よりも効果がありそうな気にさせられますが、やはり「軸となる教材」については、塾教材の方が適しているのではないかと思います。

 

 

塾教材の内容は、授業の中での子供の様子や入試結果に基づいた重要単元の選別など、蓄積されたデータを元に編纂されていると思います。

(制作に関わる人数などかかるコストも違うと思います。)

 

 

子供がつまずきやすい箇所、理解が不十分になりがちな箇所など、実際の子供の姿が反映されていて、体系だてて理解するためにどう構成するかなど非常によく練られていると思います。

 

 

そして何より全単元を網羅しているという点で、市販教材よりも適していると思います。

 

 

 

 

では、塾教材のみの学習で良いのか、というとそこは判断が難しいところだと思います。

 

 

塾教材は全範囲を網羅しているという利点がありますが、反面、出題頻度の低い単元も取り扱う必要があり、頻出単元に多くの内容を割くというのは難しい面があると思います。

 

 

例えば、国語の短歌や俳句などは出題されない学校の方が多いのではないかと思います。

しかし、灘のように出題される学校もありますし、小学校の指導要領に含まれている限り、どの学校でも絶対に出ないとも言い切れません。

 

 

そのような単元も含んで編集されているので、一人ずつのお子さんにとってはあまり必要ではない単元も全て含まれているという事がいえると思います。

 

 

 

 

 

このような点から、軸となる教材で一通りを網羅した学習をしていき、市販問題集等を用いて、

「志望校の問題傾向(難易度や特長)に合わせてより高いレベルへと強化」したり、また

「理解が弱い単元は、補強すべく演習を積んだり」という形で組み合わせていくと良いのではないかと思います。

 

 

この組み合わせの部分を、お子さんの状況に合わせてどうカスタマイズしていくか、というところ大事なところだと思います。

 

 

問題集のご紹介とどのような目的で使ったかについて、また記事にしていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

↓よろしかったら押して頂けると幸いです。

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村

 

 

↓こちらも宜しくお願いします。


中学校受験ランキング

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

メッセージでご質問やご相談を頂いている皆様

少しお返事が滞っております。申し訳ございません。

必ずお返事致しますので、恐れ入りますがしばらくお時間頂けます様お願い致します。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※