夏休みに使用した問題集 [ 理科編 ] | ひっそりと灘・開成・筑駒に合格した記録

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息子の中学受験を経て子育てにおいて大切な多くの事を学びました。
これから受験のお子様の受験のお手伝いをさせて頂き、中学受験や子供達を取り囲む環境の変化など知り得たことをお伝えさせて頂ければと思います。
息子は今年東京大学に合格しました。

前回(夏休みに使用した問題集 [ 社会編 ])に続いて、今回は理科編です。

 
 

 

理科は「生物・地学・化学・物理」の四分野からなり、分野ごとの得意不得意がはっきりしやすい科目だと思います。

 

理科の得点を安定させるためには、「物理の音の単元の理解が弱い」「化学の水溶液の計算が苦手」など、より弱点を明確にしてから対処することが大切だと思います。

 

 

息子は生物、中でも植物が苦手でした。

特に花のつくりや種類など、とにかく覚えてなくてはいけないことが苦痛だったようで、

最後の最後でどうしても覚えておかなければならないことをピックアップして暗記しました。

 

その際に使ったものがこれです。

↓↓↓↓↓↓

 

 

 

植物の作りについては、もうこれだけに絞りました(笑)

 

アサガオやヒマワリ、サツマイモなど、覚える項目を絞ってから付箋をつけ、

そこだけを覚えるようにしました。

 

皆が知っている基本知識(模試でいうところの正答率50%以上の問題)だけは押さえておくという意識でまず覚えるべき数を最小限にし、そこがクリアできれば少しずつ数を増やしていくという方法をお勧めします。

 

この本は、項目ごとに重要さが☆の数で示されていて、

そこも選別しやすく使い勝手が良かったです。

 

 

 

 

地学・化学は分かっているはずなのに間違える、ということがよくありました。

知識としては理解していても違った切り口で問われると繋がらないということはよくあると思います。

 

この場合、実践形式での演習量不足が原因であることが多いです。

 

 

 

様々な出題のされ方に対し、既知の知識を引き出してくる力を養うことが必要と考え、

下記の問題集を使いました。

↓↓↓↓↓↓

 

 

最新年度のものは間も無く発売開始のようです。

 

レベルが二つあります。夏休みなら標準編でも良いと思います。

 

 

 

 

関西圏の学校の入試問題を集めたものですが、首都圏の学校を受験する場合にも問題なく使えると思います。

(社会は地理で若干違いがあると思いますので、首都圏受験者は必要ないかと思います。)

 

関西の学校は灘に代表されるように、理数教科が首都圏より難しい問題が多いです。

 

首都圏の学校の理科は正確な知識を求める問題が多い傾向にあるので、

基本的には塾教材をしっかり定着させるということが一番大事なことだと思います。

 

 

ただ過去問を見るとわかりますが、近年の理科の問題はどの学校も一捻りあり、切り口を新しいものにして問う問題が増えています。

 

この場合問われていることは基本的で知っていることなのに、

設問から求められていることが想像ができず引き出せない、という状況に陥りがちです。

 

 

難関校はどこも、塾の教材だけを必死に勉強をしてきたという子よりも、

日常生活の中で理科的知識を持って考えることができる子に来てほしいという傾向が強いです。

 

 

とはいえ元々興味がある子は良いのですが、受験という時間に限りがある中でそれを求められた場合、問題演習で擬似的に日常生活への応用を掴んでいくしかありません。

 

様々な角度からの演習を通じて、応用力を身につけて行くことが必要だと思います。

 

 

 

 

全範囲の確認ということでどの塾教材よりも優れていると感じたのがこの問題集です。

↓↓↓↓↓↓

 

 

 

 

発売されたのが確か息子が6年の夏頃で秋から使いはじめましたが、

もし夏休み前に知っていたなら夏はこをメインにしていたと思います。

 

 

各単元が見開きでまとめと問題になっています。

この問題集の良いところは、塾のテキストよりも問題の分類が細かくなっていて、この単元のこの部分が弱いというところが分かりやすいことです。

 

実際の入試問題からの例題となっているので、知識の確認と確認演習をしながら進められることも良い点だと思います。

 

 

 

最後に受験学年以外の方にもお勧めの理科図鑑です。

 

 

 

 

 

 

上記に加え、応用編の2もあります。

 

 

写真や図が豊富で、掘り下げた豆知識がコラムのように掲載されており、

既知の知識と結びつけるのに多いに役に立ちました。

 

 

理科は、実物を知るために写真が多く掲載された教材で学習していると思いますが、

例えばある植物について、その一枚の写真でしか実物を知らないと違った季節の見え方で出題された時にイメージが繋がらないということもあろうかと思います。

 

上記の本はふんだんに写真が掲載されているので、流し読みでも目に留まったもので気付きがあったり知識を深めることに役立ったようです。

 

個人的には天体がとても詳しく分かりやすいと感じました。

 

 

 

 

 

 

 

 

理科は一通りの確認をすると、得意なところと苦手なところとがはっきりする科目だと思います。

 

塾のカリキュラムでは四分野とも万遍なく進められるので、

個人での勉強は弱点を中心に取り組む必要があります。

 

問題集は全部をやる必要はなく、苦手な所は基本を抑えたものを、ある程度力がついてきた単元では実践的なものをと、単元によって使い分けると効率が良いと思います。

 

時間に余裕があれば良いのですが、最終的には理科の四分野のバランスと四教科のバランスを大事にしながら優先順位を決めて取り組むことが大事だと思います。

 

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「国語の勉強法について」「低学年での大切なこと」

少しでもお役に立てればと思います。

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6月スタート・新生活を快適に(ご紹介)

「休校中〜遊びながら学ぶ(理科編)」

「休校中〜遊びながら学ぶ(体力作り編)」

「休校中〜遊びながら学ぶ(算数編)」

「休校中〜遊びながら学ぶ(社会編)」

「休校中〜遊びながら学ぶ(学習環境編)」

 

 

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必要なものの準備(お知らせ)

外出自粛中の息抜きに

休校期間の家庭学習 (算数図形編)

休校期間の家庭学習についてのご質問②算数編

休校期間の家庭学習についてのご質問③ 受験後の6年生編

休校期間の家庭学習についてのご質問④ 算数好きになる本

休校期間の家庭学習についてのご質問⑤

休校期間の家庭学習についてのご質問⑥ 国語編


 

◉算数

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6年生 春休みの過ごし方(算数)

◆夏休みの学習(家庭学習で使用した問題集)

◆算数で使用した問題集(前回の続き)

◆得意分野を作る(算数の図形分野)

◆算数「比」の強化のために (問題集のご紹介)
 

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その他算数関連

◆算数好きになるように〜本のご紹介

効果的な問題集の使い方(算数)

 

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6年生 春休みの過ごし方(国語)

◆国語の読解(その2〜効果があった本のご紹介)

◆使用した問題集(国語の語彙・漢字)その2 高学年向け

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◆使用した問題集(3〜5年生の国語)

 

◉理科

◆使用した問題集(理科)

 

◉社会

◆6年夏休みに使用した問題集 [ 社会編 ]

 

ご参考

教材(問題集)についての考え方

 

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