6年の夏休みに夏期講習に行かない方は少数派かもしれません。
息子は単科の講習など含め一部夏期講習に参加し、夏休みの半数程は家庭学習で進めました。
算数はほぼ家庭学習で進めました。
その際に学習した問題集の一部をご紹介します。
志望校以外の学校の問題を解きました。
これは最新の入試問題に触れるという意味合いで使用しました。
予習シリーズなど塾のテキストに掲載されている問題は、その単元への理解が深まる良質の問題で構成されていますが、最新の入試問題の傾向は反映されにくい面もあるかと思います。
かといって、最新の問題が重要な問題かというとそうではない場合も多く、完全にマスターすべき問題とは考えていませんでした。
同傾向の問題が出た場合に、知っているかそうではないかで他の受験生との差がつかないようにために一通り触れておく、という目的で使用しました。
ですので、全部は解いていませんでした。(この辺りは結構いい加減です。)
最新版が発売されました。
↑場合の数は難関校で必須の単元ですが、よく天性の力が必要な単元だと言われるように、解法のパターン学習はあまり意味をなさない単元だと思います。
しかし天性の力云々のように漠然とした話が出てくるのは、どの塾でも体系立ててテキストを編纂することが難しい単元であることが原因なのではないかと思いました。
場合の数については、時に難問というよりもやたらと捻りを入れ過ぎた、答えありきのような問題も目にします。
子供にとってはどれが良問でどれが愚問かの判断は難しく、筋道立てて解答にたどり着く訓練がしづらいと感じました。
そこで上記も問題集を一冊入れてみました。
過去の入試の問題等から、考え方の切り口がしっかりした良問を抜粋した問題集です。
算数は本質を理解できる良問を積み重ねることが大事だと思いますが、特に場合の数については、散らばった問題を多く解くとかえって理解が損なわれる気がします。
そういった意味ではこの位の問題数がちょうど良いと感じます。
↑同じシリーズの熊野先生の問題集、図形編です。
図形はある程度学習していくと解法の糸口は限られてきますが、一通り理解できているはずなのに、一段難しい問題になると解けない、などという場合にお勧めです。
解法の糸口を瞬時に導きだすことが必要な図形単元の訓練になると思います。
また、入試本番では図形問題で見た事がないような問題が出題されることが多いです。
しかし、これもパッと 見た部分で目新しい問題だったとしても、実際には図形は習得済の知識で解けるような問題ばかりです。
いかに柔軟に図形を眺めることができるか、そこに慣れておくことが大事だと思います。
↑これは上記問題集のあとに使用しました。
熊野先生の生徒さんが実際に解いた正答率とその生徒さん達の偏差値が明記されていて、参考になりました。
熊野先生の著書のものばかりになりましたが、決して回し者ではございません(笑)
感覚的なことではありますが、息子はこれらの問題集を隙間時間に一題ずつ解いたり、寝転がって解いたり、サイズや問題構成などが気に入っていたようです。
大人からすると大したことではないような気がしますが、子供にとっては文字の大きさやフォント、構成など、好き嫌いという感覚的なものがあるようです。
ちなみに息子はずっとメインで使っていた予習シリーズの算数のテキストは苦手だったそうです。
受験が終わってから教えてくれました(笑)
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