夏休みに使用した問題集 [ 社会編 ] | ひっそりと灘・開成・筑駒に合格した記録

ひっそりと灘・開成・筑駒に合格した記録

息子の中学受験を経て子育てにおいて大切な多くの事を学びました。
これから受験のお子様の受験のお手伝いをさせて頂き、中学受験や子供達を取り囲む環境の変化など知り得たことをお伝えさせて頂ければと思います。
息子は今年東京大学に合格しました。

社会の問題集についてのご質問が増えています。

6年の夏休みに使用した問題集を中心に、

過去の記事を一部編集し直した記事を更新します。

 

息子は予習シリーズをベースに勉強していました。

6年の前半で公民を終えると、あとは歴史や地理の復習になります。

(一部公民で新規分野があります)

 

 

歴史の復習の仕方はいろいろな方法がありますが、

例えば文化史、外交史、と復習をしていく際に、単純にそこだけを覚えていても入試では得点に繋がりにくいのではないかと思います。

 

例えば文化史であってもその時代背景とその時代に発展した文化は強い関連があるわけで、そこまでをおさえておく必要があります。

 

これまでの学習で各時期のテストではそこそこ点数が取れていたとしても、

時代ごとなら答えられても通史となると曖昧になってしまうということはあると思います。

 

例えば、建築物の名称や作らせた人物の名前は答えられても、

それが何時代にどこに作られたものかは曖昧になっていることは多いと思います。

 

入試での問われ方は何時代のことかはわからない中で答えるわけで、

全部の知識がきちんと頭の中で整理された状態になっていることが大切です。

 

 

いろいろな角度から聞かれることに慣れる、知識の整理をするということで使った問題集がこちらです。

↓↓↓↓↓↓

 

 

 

この本は、塾のテキストほど文字がギュウギュウに詰まっておらず(笑)、読みやすいと思います。

しかし大事なことが網羅されているので知識が定着しているかをざっと確認することができます。

 

例えば、日中戦争辺りの近隣諸国との関係について、地名として「盧溝橋」と知っていても、それが地図上でどの場所なのかを即答できるようになっておく必要があります。

 

入試に頻出項目に絞ってあるので、抜けがないかの確認としても大変役に立ちました。

 

 

同じシリーズで地理編もあります。

こちらも地理全体の見直しとして使いやすいと思います。

(4・5年生にも)

 

 

 

 

 

 

 

また、社会は一通りの復習が終わったら、実際の入試問題を解いていくことで理解を深め、

入試問題での問われ方に慣れることが必要です。

 

知っている事柄でも、問われ方によって出てこないということがこの時期はありがちです。

積み上げてきた知識を実戦で使えるようにするために、下記の問題集がお勧めです。

 

 

息子の時は特進クラスの問題集を使っていたのですが、今は中古のみになっています。

社会はなるべく直近の問題に触れることが大切です。

 

上記の問題集の中から解きやすそうな学校の問題を選び、少しずつ解いていくと良いと思います。

この時大事なことは、

偏差値の高い学校が必ずしも問題が難しいわけではないことと、

合格点か否かを気にする必要はないこと。

また明らかに癖の強い、マニアックな問題については深追いしないことが大切です。

 

あくまでいろいろな出題のされ方に慣れることを意識して取り組むと良いと思います。

 

 

 

あとは、首都圏で難関校を受験する場合、夏休み以降で構いませんが、やはり一通りこれで確認しておくほうが安心ではないかと思います。

 

 

どの塾の教材でも同じようなことは網羅されているので取り立ててコアプラスが重要だということはありません。

 

ただ、難関校の受験者の大半がサピ生になることは否めないので、

もしコアプラスにしか載っていないものが出題された場合、サピ生の大半が正答することになるのでその不利益を被らないようにという保険です。

 

(ちなみにサピの模試ではそのような問題が出ることがあります。

こんなの知らないと他塾の生徒が感じるような問題の正答率が高く、

不思議に思って確認するとコアプラスに載っていた、ということもありました。

ただ、それは模試なのでさほど優先順位は高くはなくて良いと思います。)

 

ですので繰り返し使うということではなく、秋に一通り社会の復習が終わったあとに、抜けていることはないかチェックがてらに使えば良いと思います。

 

(5年生以下の方は早めに手元にあっても良いと思います。)

 

 

 

ご紹介しておいてなんですが、社会は突き詰めて勉強しすぎることは避けるべき教科だと思います。

 

ある程度の範囲をおさえる勉強をしていれば、それ以上のマニアックな勉強は範囲が膨大でキリがなく得点に繋がりにくくもあり効率が悪いためです。

もちろん、興味があってもっと知りたいという場合には教養としてもどんどん深めていけば良いと思います。

 

ただし、他教科のバランスを見た上で、ということが受験勉強としては大事なことだと思います。

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

「国語の勉強法について」「低学年での大切なこと」

少しでもお役に立てればと思います。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

6月スタート・新生活を快適に(ご紹介)

「休校中〜遊びながら学ぶ(理科編)」

「休校中〜遊びながら学ぶ(体力作り編)」

「休校中〜遊びながら学ぶ(算数編)」

「休校中〜遊びながら学ぶ(社会編)」

「休校中〜遊びながら学ぶ(学習環境編)」

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

必要なものの準備(お知らせ)

外出自粛中の息抜きに

休校期間の家庭学習 (算数図形編)

休校期間の家庭学習についてのご質問②算数編

休校期間の家庭学習についてのご質問③ 受験後の6年生編

休校期間の家庭学習についてのご質問④ 算数好きになる本

休校期間の家庭学習についてのご質問⑤

休校期間の家庭学習についてのご質問⑥ 国語編


 

◉算数

高学年

6年生 春休みの過ごし方(算数)

◆夏休みの学習(家庭学習で使用した問題集)

◆算数で使用した問題集(前回の続き)

◆得意分野を作る(算数の図形分野)

◆算数「比」の強化のために (問題集のご紹介)
 

低学年

◆低学年で使用した教材など(算数編)

◆低学年で使用した教材など(補足・幼児さんに)

◆入塾前の準備〜続編(算数の問題集)

◆使用した問題集(低学年)

脱線記事・サンタさんからのプレゼント

 

その他算数関連

◆算数好きになるように〜本のご紹介

効果的な問題集の使い方(算数)

 

◉国語

国語のサポートで参考になった書籍(親御さんに)

6年生 春休みの過ごし方(国語)

◆国語の読解(その2〜効果があった本のご紹介)

◆使用した問題集(国語の語彙・漢字)その2 高学年向け

◆使用した問題集(国語の語彙・漢字)その1 低学年向け

◆使用した問題集(3〜5年生の国語)

 

◉理科

◆使用した問題集(理科)

 

◉社会

◆6年夏休みに使用した問題集 [ 社会編 ]

 

ご参考

教材(問題集)についての考え方

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

免疫力を維持するために。

以前に受験前のインフルエンザ対策で何度もご紹介させて頂いたのですが、

我が家では体調管理の一環としてこちらを愛用しています。

 

マヌカヘルス マヌカハニー MGO115+ / UMF6+ 250g [ 正規品 ニュージーランド産 ]

Amazon(アマゾン)

2,916〜6,800円

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 

 

にほんブログ村 受験ブログ 中学受験(本人・親)へ
にほんブログ村