外出自粛期間もだいぶ長くなってきました。
この期間をどのように過ごすべきか悩んでおられる親御さんも多いようです。
休校中の日々、規則正く生活を送るだけでも親御さんの負担は大きいと思います。
かといって、外遊びもできず、自宅にこもってずっと勉強しているというのも無理があると思います。
早寝早起き、規則正しい生活、、、大事だと思っていても、なかなか普段通りに過ごすのは難しいことです。
夏休みと異なりこの生活の見通しが立たぬ今、過度に気にしすぎてストレスを溜めるよりも、
できる範囲でメリハリをつけて過ごすことが大切です。
自宅で楽しみながら、興味の幅が広がるようなもの、
普段は時間がなくじっくり取り組めるようなものなど、
息子が使っていたもの、私が甥姪、友人の子供にプレゼントに贈ったもので好評だったものをご紹介します。
◎栽培セット
土に種をまき自分で育て観察すると、毎日の成長の姿を見ることができるので、
子供は興味を持ちやすいと思います。
学校では理科の授業の中で植物の成長を扱いますが、
自分だけの植物、ということが子供には大事に様子を見守るきっかけになりやすいです。
↑小ぶりではありますが、可愛らしいひまわりが咲きました。
ひまわりの花の作りの理解にも繋がります。
(ひまわりの花の作りは子供には印象強いようです)
↑育った野菜を食べるところまで経験できると、植物の成長が身近に感じると思います。
理科だけではなく、野菜の旬や産地などにも広げていけるとなお社会への興味にも広がると思います。
↑少しマニアックになりますが、きのこ類の生育はとても面白いです。(大人も)
甥っ子はこれが大変気に入り、植物から生物分野に興味を持つきっかけとなりました。
◎天体
日中外にでかけることができない日でも、夜、親子で空の観察に散歩されることは気分転換に良いのではないでしょうか。
天体は理科の中でも得意不得意が大きくなりやすい分野です。
その理由の一つとして、地球の自転や太陽、月の動きなど、机上の学習で理解しようとし、
実感がともなわないことが原因になっていることが多いです。
日没の頃、お母さんと散歩していて見た月の形や位置。
日々変化する月の形、見える時間や場所。
光り輝く美しい星の様子。
日頃はゆっくり見ることもなかったかもしれませんが、経験として見たものや感じたことは記憶に残りやすく、天体の学習の理解も進みやすいと思います。
↑星座早見盤を見ながら星の観察をするのに最適です。
蛍光塗料が使われていて暗いところでも見易いです。
高学年の親御さんはよくご存知だと思いますが、星座早見盤の見方の問題も頻出です。
↑星の美しさに魅力を感じるお子さんは多いです。
ただそれが勉強として理屈を覚えるものとなってしまうと、興味を失ってしまうことも多いようです。
テストに出る出ないではなく「好きだからもっと知りたい」という気持ちを育成するのには、
今回の自粛期間は大変良いきかっけになるのではないでしょうか。
親御さんも一緒に、夜空にの美しい姿をご覧になれば日々の緊張から解放されるのではないかと思います。
↑これは幼い頃息子が気に入って読んでいました。
月の満ち欠けの様子を理屈ではなく、イラストでお話と共に楽しめる絵本です。
中学受験の理科は四分野ありますが、それぞれ好きな分野と嫌いな分野などがあると思います。
普段は好きも嫌いもなく、カリキュラムに出てきた事を履修してきたと思いますが、
休校でできた時間を、好きな分野に没頭したり、興味をもつきっかけを作ることにあてても良いと思います。
今回のコロナウィルスの影響は、子供達の生活に大きな影響を与えています。
自然の力には敵わない、まさに実感として感じる日々だと思います。
理科を学ぶことは、この自然の力を知り、私たちが生きているこの環境を知るということです。
連日耳にするコロナウィルスの情報に、子供達は怯えているかもしれません。
正しく知識を得ることの必要性をこの機会に知り、
今学んでいることの大切さを理解する事に繋がればと思います。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
休校中の学習について等、ご相談を多数頂いております。
お返事が滞り申し訳ございません。
大変心苦しいですが、こちらにてお受けさせて頂きます。
お受けできる人数に限りはございますが、
少しでも受験生の親御さんに少しでもお役に立てたらと思います。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「国語の勉強法について」「低学年ので大切なこと」をまとめたものです。
少しでもお役に立てればと思います。
https://requ.ameba.jp/users/46601/products
◉算数
高学年
低学年
その他算数関連
◉国語
◉理科
◉社会
ご参考
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※