教科ごとのバランス ※再掲 | ひっそりと灘・開成・筑駒に合格した記録

ひっそりと灘・開成・筑駒に合格した記録

息子の中学受験を経て子育てにおいて大切な多くの事を学びました。
これから受験のお子様の受験のお手伝いをさせて頂き、中学受験や子供達を取り囲む環境の変化など知り得たことをお伝えさせて頂ければと思います。
息子は今年東京大学に合格しました。

「理社で点数を稼いでいると受験が近づくにつれて成績が下がる、と言われたが実際にはどうなのでしょうか?」

というご質問を頂きました。

 

 

「算国はテスト直前に詰め込んでも点数が上がり難いが、理社はテスト前に詰め込めば点数が上がりやすいのでその場しのぎの点数になる」というよく聞くお話とも似ています。

 

 

これは理社を直前にやることが問題なのではなく、

模試の結果を重視し過ぎて「算国よりも理社に比重をかけ過ぎた学習になる事」が問題なのだと思います。

 

 

理社の話をしているように見えて、算国はどうか、というところが問題の核心部分のように思います。

 

 

 

難関校の入試問題は算国で決まるような学校が多いと思います。

かといって理社を軽視して良いわけではなく、皆一定レベルまで仕上げてくるので差がつきにくいというだけの話です。

 

 

開成の理科の問題を見てみるとよく分かりますが、基本的な問題が多く、開成の受験生なら解けるはずの問題ばかりです。

このような学校では、理科が大好きで模試で常に偏差値70越えるような子は得意教科で差をつけにくいです。

 

 

しかし、では理科ができても有利に働かないのかというとそんなことはありません。

一教科でも飛び抜けてできる教科があれば、その分勉強時間を他教科にあてることができます。

 

 

結局は難関校を目指す以上、足を引っ張る教科をなくしていくことが大事なことだと思います。

 

 

四科バランス型の子もいれば算数など突出した教科で引っ張っている子もいてそこは様々だと思います。

 

 

点数の取り方は個々に異なりますが、受験本番は同じような成績帯の子の中での勝負になります。

 

 

受験本番で合格ラインを確実に越えるためには、入試問題の教科ごとの難易度の変化などに振り回されないよう、どの教科でも戦えるようにしておくというつもりで準備しておくことが必要だと思います。

(実際にはどれもできるは難しいことです。あくまで目指す、です。)

 

 

 

また年度によって特定の教科が易化したり難化するということはよくあります。

入試問題の傾向が変わることは予想ができません。

むしろ、同じような傾向ばかりが続く事の方が少ないです。

 

得意教科が超難問の年にあたり点数を稼げなかったとしても。

逆に易化して稼げなかったとしても。

どの教科もそれなりに取れるということがとても大事になってきます。

 

 

 

「模試の結果に一喜一憂しないこと」とよく言われますが、

これも気持ちの浮き沈みが激しいことが子供によくないという意味だけではなく、

6年前半辺りまでの点数の取り方に個人差がある時期は、問題の傾向によって浮き沈みがあるのは当然のことだからです。

 

 

模試の結果について、子供はどうしても下がった上がったと表面的な受け取り方しかできないと思いますが、親御さんは点数の取り方を冷静に見てどの教科に勉強時間の配分をするべきかなどを検討されることをお勧めします。

 

 

途中経過の模試の結果が良いかどうかよりも、入試本番に向けて準備すべきことをしっかり確認しながら日々の学習を進めることが何より大切だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

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