母親のこと・１５

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　さて、去る５年前の3月6日(火)の「母親の転帰」のブログに記させて頂きましたように、母親が亡くなりました。また、去る昨年の3月11日(金)の「父親の転帰」のブログに記させて頂きましたように、父親が続いて亡くなりました。

　ときに、大学受験のときの話しであります。すなわち、当時は、受験する大学に入学願書を持って行かなければなりませんでした。因ちなみに、土曜日でありましたが、締め切りは午後４時でありました。それで、高校の午前中（上記のように、土曜日であります）の授業を終えて、お茶の水からタクシーに乗りました。ところが、直すぐ近く迄まで行いったのでありますが、本郷通りが混んでいました。それで、タクシーの運転手さんによりますと、不忍通しのばずどおりに迂回するとのことでありました。なお、誠に有り難いことに、不忍通しのばずどおりは渋滞していませんでした。しかし乍ながら、タクシーのメーターが上がり、お金が足りなくなりました。そこで、そのことをタクシーの運転手さんに話しますと、誠に有り難いことに、お金は持っているだけでいいとのことでありました。それで、何なんとか午後４時前に到着致し、タクシーの運転手さんに御禮の言葉と頭を下げて、お金を全額支払いました。序ついで乍ながら、帰りはお金がないので、地下鉄で千駄木駅から新御茶ノ水駅迄まで３駅分初めて歩く道でありましたが、何なんとか辿たどり着きました。それで、夜間の駿台予備校御茶ノ水校３号館（本部）高校３年クラスの授業を受けました。因ちなみに、誠に有り難いことに、お茶の水からは通学定期がありました。なお、お世話になったタクシー会社の名称は覚えていました。それで、後あとからその話を母親に致しましたら、誠に有り難いことに、母親はそのタクシー会社にお金を送ってくれたとのことでありました。

　但し、その大学の入学試験は不合格でありました。

　それで、浪人して駿台予備校市谷校舎に通うことになりました。すると、誠に有り難いことに、母親はその校舎の隣にある亀ヶ岡八幡宮に参拝してくれました。

「（前略）去る昨年の7月11日(月)の『父親の初盆（新盆）での挨拶』のブログの下段に、

『（前略）親父おやじさんそしておふくろさんにはたいへんな世の中でありましたね。（後略）』と記させて頂きました。因ちなみに、お二人ふたりの御冥福を心よりお祈り申し上げます。（後略）」と記させて頂きました。

　(義務教育の方々かたがたに美しい日本語を正しい読み方かたで御覧頂こうと思いまして、当初から振り仮名ふりがなを付けております）

　本日も、最後迄までお読み頂き、誠にありがとうございます。唯々感謝。(^-^）