アルクのネット辞書にはそう書いてあります。
これ見てください。

これ、自分が書いた英作文です。緑字がクリスの評価。
ちょっと見えづらいですけど。
quite good って書いてあります。
私これ見たときに「ウぇーい、やった、グッドだって、イェー」と内心、にんまりとした。
そのままで、なかなか良いって意味だとおもったからですよ。
褒められたら嬉しいじゃないですか、何歳になっても。
ここまで思わせぶりに書けばこれから何を書くか分かってしまうでしょう。
quite good
は全っ然グッドじゃありませんでした。
というわけで quite の残酷な使い方です。
前回の記事で書いた、gradable adj. と non-gradable adj. を覚えてくれてますか。
忘れたよ、見てねーよ、という人はひとつ前の記事参照。
good というのは gradable ですね。
本日の公式はこちらとなります。
quite + gradable adj. = まあまあ
quite + non-gradable adj. = すげー
※adj. は adjectives の略、形容詞
例文
● 1) This novel is quite good.
2) This novel is quite wonderful.
● 1) She dances quite well.
2) She dances quite beautifully.
● 1) Last night I saw quite an interesting film.
2) Last night I saw quite an extraordinary film.
(さっき気付いたのだけど film というのはエゲレス英語でした。アメリカ語では movie です。)
例文の1は gradable です。どんな形容詞が来ていても、そのニュアンスは、まあまあだね、
そこそこいいね、みたいな感じになります。
2の方は、文句のつけようがないくらい素晴らしい、って感じです。
クリスに quite + gradable はどのくらいの割合で良いってニュアンスなの?
と意味不明な質問をしたところ、明瞭に「50%」と返ってきた。
可もなく不可もなく…。
私の喜びを返せ。にんまりを返せ。