発音「æ、ɑ:」 | クリス先生の英語の授業

クリス先生の英語の授業

イギリス大好き。行っていた学校の名物教師の授業をもとに自分がなるほどと思った英語ネタなどを書いていきます。その他ミュージカルの日本語訳なども。  

「ae」がくっついたような発音記号「æ」。日本人には意識して言うのはなかなか難しいですね。


クリスはこの「æ」は「do ae」とか「エアる」という言い方をして、指導?しています。


その理由は簡単。

①「æ」は日本語の音で代用できないから。
②発音が違うとひどい意味になっちゃう言葉もあるから。


can't これをイギリス英語で「カント」と発音しないでください。相手が動揺します。
fax 有名ですが、「æ」の発音ができないと、これも相手が「oh…」となります。



発音の仕方は「顎を斜め前に出す感覚でア」。
しゃくれになったつもりで「ア」です。

普通はエの口でアとか指導されますが、上記以上の簡潔な発音の方法を私は知りません。



この音はイギリスとアメリカで大きな違いがあります。


アメリカ英語の「æ」は、もはや半二重母音のような発音に聞こえる時があります。
mad「メェァド」。これは南部アメリカ英語の「Southern Drawl」と言う特徴だそうです。




イギリス英語だと「æ」の直後の音が、/f/、/s/、/θ/、/ð/、/z/、/v/の時、
[ɑ:]という長母音に変化します。顎をはずれそうなくらい下げて「ア」といいます。喉の奥から
えづく感じで音をだします。


心理的な抵抗も手伝って口を縦に開けられないと「ʌ」の発音になってしまい、違う音に変わって
しまうので注意です。



他では「æ」ですが、例外があります。

stamp と start。stamp の方は「æ」で、startは後ろが r ですが長母音化して「ɑ:」になります。

他には、can't(カーント)、canteen(カンティーン)なども、直後が「n」ですが、[ɑ:]もしくは
[ɑ]になります。



日本語で、出演者という意味で使われる時のキャストは cast の米語読みで、インドのカースト制度
のカーストは caste のイギリス語読みです。





☆「ɑ:」は簡単なようで難しい ☆


「æ」と「ɑ:」、どちらが簡単かというと、まちがいなく「ɑ:」なのですが、
クリスはなぜか、「ェァ」と「æ」と大げさにした感じで教えています。


なぜかと言うと、前述した、日本人の照れ、で口をあけられず、結局違う音になってしまうから、
だそうです。


口をあけることがどうして恥ずかしいにつながるの、と首をひねってました。



日本語はボソボソしゃべっても理解できる言葉です。本来はカ行ガ行で使われるような 
gutteral 軟口蓋(すごい端折ると、気流を妨げる口の形の事)な感じが母音にまで浸食してきて、
あんまり口を開けなくても発音できてしまいます。



英語は逆に空気の流れが強いので、日本語の感覚で長母音を発しても
長母音と認識されないことがあります。日本語以外の言葉を話す時は、思った以上に口を縦に開けて、
声を前に飛ばす感覚が必要です。


カラオケのような感覚で言うと上手く気流と音が前に飛び、上手く伝わります。



「ɑ:」等の長母音に限らず、

口を思ってるよりも大きめに開けて空気を通しながら話す。
(正確には、空気を止めたり通したりしながらメリハリをつける。)

ことが全体的に必要です。
空気を前に前に出していきます。



参考:BBC Learning English




英語の名前、スコットランド編がまだ書けなくてすいません…。
次は、次こそは…。




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