今年のはじめのことです
「面白い本をもらったんだよ」
がレッスンのときに、見せてくれたのが、ベストセラー作家、森博嗣さんの
『お金の減らし方』
森博嗣さんは、ミステリー作家ですが、森節とも言われる「あまのじゃく」ぶりが人気で、エッセイも書かれ、数多の作品があります
小説は、ドラマ化や映画化、はたまたアニメ化されているものもあるほどの人気
大のミステリー好きなのに、なぜか今まで作品を手に取る機会がありませんでした
ちえさんに見せられたとき、なんだかタイトルに惹かれ、はじめての森作品、『お金の減らし方』を読むことになりました
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森氏は、本の中で自分の選ぶモノサシは、必要でなく、好きであると書かれています
なるほど、面白いなぁと思って自分でも実践してみたら、本当に驚くほど、モノが買えなくなってしまいました
まず、買い物のとき、自問します
「ほんとうに好き?」
すると、8割くらいの確率で
「あっ!必要と思ったからだ」
そう気づくので、結局買えずじまい
ただ、簡単に買えなくなったけれど、逆にほんとうに好きで欲しいものは、たくさん見たり、調べたりして買うようになりました
「これは好き」
「こっちは好みじゃない」
好みじゃないモノも、見なければ分からない
好きを知るには、とにかくたくさん見るのがコツとあらためて思い知りました
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その良い例がダイニングの照明です
以前に使っていたのは、さほどインテリアには興味がなかった頃に買った、天井から広範囲に照らすライト
明るすぎる光が落ち着かず、好きではないけれど、壊れたわけではないし、仕方なく使っていたのです
でも、家を今より居心地よくしたくて、昨年から1年間インテリアを学び、目に入るモノで心が満たされることが分かりました
そこで、今あるもので困らないけれど、自分好みの照明を探すことにしたのです
必要じゃない、でも、好きを優先する
まさに、本からの教え
自分が心の底から好きだと思える灯りを見つけるため、インテリアの本を何度となく眺めたり、お店のHPを繰り返し見たり
じっくり時間をかけて、探した結果
「灯りをつけていても、いなくても、目に入るだけで幸せ」
そう思うライトを見つけることができました
全てのモノ選びで同じようにすることは難しいし、時間もそんなにかけられません
でも、吟味して選びぬいたモノは、そこにあるだけでパワーをくれるし、見ただけで、買ったときの想いがよみがえる
それは、自分を知る良いきっかけにもつながると実感しています
これからも、できるだけ「好き」を増やしながら、自分と向き合っていこうと思います
【早期退職から今に至るまではコチラ】
50歳からのセカンドキャリア①
50歳からのセカンドキャリア②
50歳からのセカンドキャリア③
50歳からのセカンドキャリア④
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